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【サーフィン研究所】レイル角度x加重姿勢=スタイル_嘉徳海岸を救え’21/5月_(2485文字)

乗っているのはケイスケ。

彼のことをポパイ・ケイスケというのは、

強い正義感があって、

力持ちの船乗りだからにほかならない。

セクションの後ろからラインをセットした瞬間が映っている。

これから「フル・セクション」を味わえるだろう。

バックサイドだが、

全くそのハンデを感じさせないのは、

バランスが完璧だからだろう。

レイル角度x加重姿勢=スタイル

ソウルあふれる滑走は、

まるで上昇気流に乗って飛ぶ鷹にも見える。

Catch Surf ®ODYSEA x NAKISURF 2+1 / 7′6″

Vektor VMK + Greenough 9″

.

膝も良くなってきたので、

トップ・アクションが戻ってきた。

別注76をマルチ・フィンとして、

好きな位置にボードを持っていく精細が楽しい。

この日ジローとケント、

そしてカリンたちがショアブレイクで遊んでいた。

私は幼少の頃、

こうしてサーフィンを見たことはなかった。

もちろん写真や浮いているもの、

泡の前で動く物体のようなサーフィンはあった。

けれど、

こうして同じ水の中でこの距離でサーフィンを見ると、

子どもの目にはどう映るのだろうか、

そんなことを思っていた。

ジローくんの後ろ姿。

このヘア・カリフォルニア謹製の髪型とか、

牛乳だったり、

クレヨンしんちゃんと同じ耳とほっぺた。

そして大谷翔平さんのような天才的な身体能力を持つ彼は、

この日も裸足であちらこちらを駆け回っていた。

【第二部】

嘉徳海岸のいま。

Photo by @danny.d_pictures

奄美大島、嘉徳海岸。

@katoku_lawyers

@katokujurassicbeach

(@cannensurf @ikarip さんのポストに加筆させてもらいました)

嘉徳海岸に巨大堤防を建設しようとされていて、

無垢な砂浜に全く必要のない環境というか、

自然破壊を、

さらにはあの美しいビーチが消失するという瀬戸際までやってきた。

Photo by @yutogreen

.

県も国も建設賛成で、

それは工事業界が彼らの票田であることを物語っているのだが、

国民としてはそうはいかないと弁護団が結成されて、

きちんとした調査があり、

そこからの陳情や裁判もあって、

今日もなんとか強行を食い止めている。

工事を食い止めているだけで、

これがオキナワ辺野古のように計画も止まらない。

とにかく止まらない。

いろいろと書き出すと長くなるが、

地元住民も巻き込んで、

まるで映画の脚本のようなことが今まで起きてきた。

Photo by @gonakamura

.

専門家による砂浜調査結果では、

『100%建設すべきではない』

そう明らかにわかっているのに、

必要のない護岸を推し進めているのは、

段階を踏んで10年計画で砂浜を消失させ、

ここに軍港を作ろうとしていると気がついた。

一日たった2750台の交通量(交通センサス)のために

150億円をかけ、

鹿児島県最長の『網野子トンネル(4243m)』建設がその証拠だ。

このトンネルがあると、

嘉徳地区を完全孤立できる。

入り口だけを検問所とすれば、

市民にすら気づかれず軍のいろいろが遂行できるだろう。

そんなことになっているようだ。

突飛だが、

これは私の私見、

想像、予測である。

だがこの堤防を海岸に作ると、

およそ数年かけて砂浜は消失し、

10年後には深い海底の湾となる。

ここに港を建設し、

船で物資(弾薬)を運ぶというのは可能だろう。

下手をすると、

奄美大島が爆弾製造地となるかもしれない。

経済的には潤うが、

国民はそんなに国の戦争政策に加担するべきなのだろうか?

税金を収めて、

その税金で軍施設を建設する。

そんな流れで、

現在奄美大島に目が付けられて、

たぶんきっとここもオキナワのように軍エリアになる。

嘉徳に目を戻すと、

海岸の調査結果でどうなるかという状況を知っていただき、

それからこの巨大堤防建設が必要か必要じゃないかを考えるべきだと思います。

この調査は、

嘉徳海岸の貴重な自然を大切に思う有志の方々が専門家を招いて行なっています。

この調査結果を集落の方々、

町民、

それから奄美全体の島民が知ることが大切です。

そして国民が知る。

世界自然遺産登録を目指す島だからこそ、

島の貴重な自然をしっかりと調査して、

議論してから進める必要があるはずです。

行政機関や施工業者、

集落の一部の方々が、

専門家による調査を参考にせず、

巨大な護岸工事の計画を進めるのは、

はたして世界自然遺産登録を目指している奄美なのでしょうか。

[世界に認められる奄美の貴重な自然=世界自然遺産]

このことを目指している奄美だからこそ、

護岸工事の手順は、

まずは島全体的に考えが必要だと思います。

ここ奄美大島ですら自然のままの海岸はすでにほとんど残っておらず、

人工物などがない手付かずの海岸は、

もはやわずかだけ残っている状況です。

すでに各集落には大きな漁港が存在し、

海沿いは護岸で固められている。

“まずは知ることから”

・砂浜の状況

・世界自然遺産とは?

・そこで生息している生態系

・なぜ護岸が必要なのか?

・外から見た奄美の自然

・大自然という観光資源

・未来の奄美

・過疎化を防ぐためには?

etc…

色々なことを知り、

議論して、

今後の奄美の状況を踏まえて、

この巨大な護岸工事を考える必要があると思います。

調査もせず、

知ろうとせず、

議論もなく、

かんたんに巨大な護岸を進めようとしていることは正しいとは思えないし、

もっと書くと強大な巨悪なるものが後ろにあると感じています。

#まずは知ることから

#嘉徳海岸

#護岸工事で風景が変わります

#護岸工事で潤うのは誰

#護岸工事は儲かります

#嘉徳工事で公共事業バリバリマックス

#護岸という名の滅岸誤岸

#誤岸の次は自衛隊の港にするつもりです

#尖閣諸島は怖いと植え付け先制して誤岸遂行

Yusei Ikariyama

at Amami Oshima’s Pure Wave

【巻末リンク:ジローとタキビ神】

【サーフィン研究所&ドラグラ特大号】もういくつ寝るとお正月_初詣_新曲『ジローとタキビ神のごきげんいかが1・2・3』_(2935文字)

【巻末リンク*2:嘉徳海岸を救え】

【サーフィン研究所重要号】悲しみから立ち上がれ_嘉徳海岸のいま_(1845文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!