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【サーフィン研究所渾身号】新生ヘアカリフォルニア東海岸店!_テキーラと黒潮町の真夏_(2033文字)

湘南に行ったのは、

4か月ぶりのヘアカットをお願いしていて、

その予約が取れたからだ。

いつものヘアカリフォルニアだが、

八月に藤沢8ホテルの敷地をはなれて、

辻堂東海岸の海のそばで、

現在プレ・オープン中だという。

さっそくCATCHSURF号で向かって、

スタジオ周りにあるヘアカリフォルニア専用駐車場にナナメに停めた。

車外に降りると

——真夏のはずなのに——

秋のような北風が吹き、

小雨が散るのを見上げると、

まるでカリフォルニアのクリスマス・シーズンのようだった。

ヘアカリフォルニアは、

瀟洒な家が建ち並ぶ住宅地の一辺にあり、

カリフォルニア風の建築物の横をすり抜けるように入ると、

こんなドアが私を迎えてくれた。

Hair California Studio

神奈川県藤沢市辻堂東海岸4-16-3

080-3344-8003

10時の予約まで少しあるので、

写真を撮らせてもらうと、

「まだ完成じゃないんです」

聖式カルちゃんがそう教えてくれた。

カルちゃんは、

ヘアカリフォルニア主宰であり、

スタイルのあるオールボード・サーファーであり、

Blueやファッション誌などで活躍するファッション系のヘアカッターだ。

のみならず、

真のサーファー・ファッションを研究して今に至る。

メジャーリーガーではないが、

ハワイやカリフォルニア時代を経て、

ここ湘南にサロンを立ち上げたメジャー・カッターの実力者だ。

私の作品コーナーが右に見える。

キャッチサーフのディーラーでもあるので、

サーフボードが買えるヘアサロン、

しかもプライベート・サロンは世界唯一ではないだろうか。

タイラー(ウォーレン)の原画が掲げられていて、

こちらもプライベート・サロンでは世界唯一だろう。

油絵のオリジナルは、

やはりその威力というか、

味と、

描き手であるタイラーがキャンバスに向けて過ごした長い時間が、

油彩の粒子のなかに溶け込んでいる。

このログは、

本物以上にログらしくこちらに迫ってくる。

「やはり本物がいちばんですよね」

カルちゃんはいつもそう言う。

今回は、

『ビンテージ・スタイル・ショート』

という考えが私にあるらしく、

それに加えていつもの三毛カラーをお願いしてみた。

私が染めているあいだにナッキーを切るカルちゃん。

普段はマンツーマンだが、

こうしてカップルやファミリーで一緒に切るコースもある。

コロナ以前は友人たちとも一緒にカットしてもらった。

(巻末リンクを参照ください)

こんな新作Tもあり、

新しいヘアカリのさまざまに見とれていると、

今回九月の私のヘアカットが完成した。

うれしいのでタイラーの原画の前で撮っていただき、

さらにはカルちゃんのカメラでも写していただいた。

Photo by @hair_california_offcial

.

自然光の方が、

肌が灼けているのがより映るということに気づいた。

すると、

次の予約で美住町のフィッシュゴッド齋藤さんが登場した。

じつは彼が来ることは知っていたので、

予約されていたマンダラコーヒーをお渡しすることができた。

さらには、

休日カットをしてくれたカルちゃんのアイディアで、

彼を待ってランチ&温泉に行くことになった。

さらにはこのBrutもあるという。

齋藤さんが下戸なのと、

ナッキーが禁酒中なので、

助手までいる運転セッティングとなった。

カルちゃんにとっては、

なんというすばらしい半休になるのだろうか。

ランチは、

フィッシュゴッドとカルちゃんが通う、

茅ヶ崎市浜須賀の『田舎寿司本陣』で、

この輝くお寿司をいただいた。

これに海老味噌汁と茶碗蒸しがついて、

税込み1200円というお値打ち価格。

お寿司の最近は、

スシローとはま寿司に行っていたので、

このお寿司を重ねると、

「やはり本物は目利きですよね」

こちらの気持ちを見透かしたようにカルちゃんがそう言った。

温泉はなんと箱根まで行った。

フィッシュゴッドは温泉好きで、

週に一回は奥さんと一緒にここにやってくるという。

この裏は芦ノ湖。

箱根はみなさんもご存じの昔から続く名湯であった。

戻ると、

カルちゃんの次女ココちゃんが帰宅していて、

なんと小学生になったという。

ちょっと前まで赤ちゃんだったのに、

時の経つ早さにおどろかされた。

みんなに大人気のココちゃんでありました。

ちなみに長男のケイトくんは高校生だという。

法王もそろそろ39世になるわけですね。

タタミヤに行くと、

テキーラ・アネホが売っていて、

スタッフいわく、

これは珍しいですと言う。

テキーラ好きの黒潮町のターボーくんの顔が反射的に浮かび、

写真を撮って送ると、

スマグリはんの話となった。

高知西南もあいかわらず楽しそうで、

さらに書くと千葉や湘南ほど寒くはないようだ。

調べてみると、

千葉の最高気温が22度。

黒潮町が29度とあった。

あちらはまだ真夏だ。

【巻末リンク:旧ヘアカリフォルニア】

【ドラゴングライド・プロダクションズの回】ヘア・カリフォルニアで法王と瀧朗たちとグループカット_明日は伊豆でお会いしましょう!_(1882文字)

【巻末リンク*2:テキーラ話】

【サーフィン研究所:お盆最終日号】ロック魂のテキーラ・アネホ@土佐西南_(1675文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!