ドラグラ始皇帝である
デューク・カハナモクの直筆サインを見つけた。
みなさんがご存じの通りデュークは、
後世まで続くハッピーサーフィンを伝えてくれた。
私はMLBはもちろん、
高校野球からリトルリーグまでも、
なんでも大好きと公言するほどの野球好きだが、
高校野球について、
デイリー新潮でこんな記事を読んだ。
〈高校野球は春と夏の甲子園を頂点に、
甲子園が唯一最大の目標、
すべては甲子園を価値基準に運営され続けてきた。
約13万5000人の高校球児のうち、
夏の甲子園の舞台に立てるのは900人に満たない。
わずか0.66%の「夢」を追う自己陶酔を強いられ、
他の多くを犠牲にする高校生活を「当然だ」とされている〉
これははっきり言ってサーフィンにも当てはまるのかもしれない。
先日のことだが、
無名の有名スポットに小学校低学年の子どもを連れてきた父親が、
いわゆる「熱血指導」をしていて、
このことが甲子園を目指す球児たちと重なった。
どんなに上手になっても、
プロとして生活できるようになるサーファーは、
高校野球と同じく1%にも満たないだろう。
または0.1%以下だろうか、
それをまだ一桁の年齢の子に向けて、
『巨人の星』指導をしても、
ある程度の上手にしかならないだろうし、
サーフィンの良さは伝わらないと思うのだけど。
そんなことを法王に聞いてみると、
「うーん」と肯定系の返事をいただいた。
ちなみにこれは市販ピザにチーズとベーコンを加え、
缶詰パイナップルを散らしたもので、
食べながらもう一度このことについてどう思われるかを聞いてみると、
瞬時に「うーん」とお返事はいただけたが、
いつものようにあまり聞いてくれてはいなかったようで、
ドラグラ会館での公式な返答はいただけなかったようだ。
前出の記事は後半になると告発となった。
〈高校野球は「甲子園が聖地だ」という幻想に支配されている。
それは侵してはならない絶対的な「伝統」と信じられているが、
本当はおかしなことがたくさんある。
それが表面化しなかったのは、
春夏の甲子園を主催する朝日新聞社と、
放送するNHKとが報道機関でありながら
「甲子園の魅力」
を伝え守ることばかりに精励し、
つまり美辞麗句で飾り、
球児たちの日常的な悩みや問題点を積極的に話題にしてこなかったからだ。
日本高野連も現場の指導者たちも様々な現実を認識しながらも、
すべては甲子園の価値を優先する思考で無視・放置し続けてきた〉
【第二部:ECエル・ビエン・インプレッション】
“2+1ボードの本命”
~正気の中の狂気~
〈エル・ビエン(良いモノという意味)〉は、
サーファーにとってのマルチ・ツール・ナイフだ。
つまり「これ1本」となるショートボーダーのロングボードであり、
またはロングボーダーにとってのショートボードというスーパーモデル。
ECこと、
エリック・クリステンソンが極めた多機能カーブ・ロッカー。
そしてこれまた絶妙なるECテイルというデザインをメインに備えた、
『完全なるサーフボード』でありつつ、
重度のスピード狂にも生涯大切に愛されるべく、
1本ずつハンド・シェイプされます。
小波ですら高速滑走させることができ、
その反応の早さやダイレクト感は、
まるで最高峰のワンオフ・ボードの市販版だろう。
強い波には、
その『良いボード』というのが実感できるスーパーデザインがこのエル・ビエンだ。
私はこのボードでのワンセッションを終え、
〈ECモデル紹介ページ〉
からの特徴を抜粋すると、
全てが腑に落ちた。
昨日の午後は、
強いサイドウインドだった。
波面がここまで荒れても、
エル・ビエンの良さは変わらなかった。
シークエンス写真をGIFファイルにすることができるようになったので、
ここにそのGifを置いておきます。
7フィート近い長さなのに、
このクイックさや安定度は世界一だろう。
さすがエリック・クリステンソンだ。
EC SURFBOARDS🦅
el bien 6’9″ x 21-1/4″ x 2-5/8″
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【巻末リンク:EC訪問記】
【巻末リンク*2:10年前のジャイアン】
Happy Surfing and Happy Summer!!
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