Zen Fujisawa on
Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’0″
Finless
.
ゼンには驚かさせられた。
気がついたら一瞬で箱から出して、
しかもフィンレスでスキッパー60を乗っていた。
ゼンはきっとすぐに海に入りたかったのだろう。
私が伝えたやり方(巻末リンク*2)で
ワックスを塗っているときもずっと波に乗りたかったのだろう。
最後はフィンをつける時間もなくなったのか。
ただ、
そこでフィンレスを選択できるのは、
ゼンのサーフ能力としてのツールだろう。
サーファーとしての大きなツールとは、
1.頭脳
2.パドル力
3.身体能力
4.耐性
5.波の読解力
と続くだろう。
どれが長けていても、
どれが失われていても良い。
だが、
スタイルとしてどこを磨けば良いのか。
瀧朗の言う〈赤ちゃんパドル〉をしていていいのだろうか。
「あの人はサーフ歴3年であれです」
「もっとサーフィンできる人だと思っていました」
「だまされたね(笑)」
パドリングをしただけで周りがこんな会話になりかねない。
(パドリングについては巻末リンク*3を)
サーファーとしての能力を司(つかさど)るもの、
それがパドル力。
パドリングで全てが露見(ろけん)するほど、
ロケン・ロールですよと、
タキローがボソリと言うのが聞こえてくるようだった。
話を戻すと、
ゼンの想像力はすばらしい。
短くまとめると、
〈ソウルサーフ少年が土佐西南に誕生(13歳)〉
ドラグラ・タイムスのヘッドライナーだった。
で、昨日そんなものが流布されるやいなや。
「ゼンくんにドラグラ・プロダクションズへの入門許可を差し上げてください」
上のメッセージが最年長の華厳さんから届いた。
この上なくすばらしい話だ。
さて、
土佐西南から中央は香南市の『天然色市場』に行った。
同じ雨の日だが、
今から2週間ほど前のことだ。
ここは「近所からおいしいが集まる笑顔あふれるマルシェです」
そんなスローガンというか方針が掲げられていて、
実際に良品野菜や鮮魚を安く提供されていた。
すばらしい内容なのに悪く言えば閑古鳥が鳴いている。
閑古鳥というのは、
ガラガラの店内のことだ。
さらにここは、
フードロスなどの問題解消に積極的だともあり、
新構成というか都会派ではあるが、
もっともっと賑わって欲しい、
賑わうべきだとは香南市市長には言いたい。
かんたんに書くと、
市でもっと集客するべく努力をすべきだということ。
でないと、
こんな良いマルシェも他と同じように企画倒れで、
閉店に追い込まれてしまうだろう。
聖式カルちゃんに出発前に切ってもらった髪が、
IGにポストされると、
——切ってずいぶん経つのに——
キャッチサーフのジョエル・マナラスタスや、
ブライアン・ミラーたちから
「髪切ったな」
そんな電話がかかってきた。
クリスチャン・ワックたちも含めてみんな元気だ。
【巻末リンク*2:ワックスの塗り方】
【巻末リンク*3:パドリングについて】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎