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【サーフィン研究所】新作スペシャル・キャッチサーフが土佐西南タヌ・ビーチに到着!_新適正体重のショートボード_(1782文字)

土佐西南。

けれど、

いつも大好きな場所が突然混雑したのはなぜだろうか?

波情報なのか、

惑星直列なのかというほど人気が出た。

私(たち)はメイン・カルチャー(マジョリティ)ではなく、

サブ、

カウンターカルチャーを崇拝しているのでさっとタヌ・ビーチに向かうと、

ほうばいのマナブくんと然(ゼン)親子が朝陽のシルエットのなかにいた。

記念すべきは、

ゼンが新型スペシャル・キャッチサーフを注文していて、

ビーチ横で受け取りとなった。

(スペシャル・モデルについては巻末リンクを参照ください)

その際にキャッチサーフへの基本ワックスの塗り方を伝授した。

「全面に、

ボトム側の巻き付きからノーズとテイルの際までしみこませます」

「真冬用のコールドワックスだけね」

「他の硬さのワックスを塗ると汚れるよ」

そんな金言を13歳のゼンに授けていたら、

学校の先生の気分になったようで、

昭和のころの〈いかりや長介〉のフレーズが浮かぶのだった。

(シュクダイやったか?歯をみがいたかというあれ)

サーフィン、

料理、

工作、

チームワークとかなりの腕前の親子は、

フィンが気になるようでさまざまに目を入れていた。

土佐久百々(とさ・くもも)で

「プレミアムうどん屋」を開業するかたわら、

林業もするマナブくんは、

それぞれのフィン剛性を確認し、

そこに木材との類似点を見出していた。

「作れる」

「これは無理だ」

そんなことをつぶやいていた。

私たちのイクイップメント。

これを英語というかサーファー用語ではクイバー(Quiver)と言う。

語源というか、

言葉の元は弓矢の種類に由来するという。

なるほど。

ゼンと私は偶然DukeTの日だった。

さらに書くと、

スマグリはんもデュークTで、

ジミヘンTを着たスカシー河合さんの2ショットとあいなった。

「こう、グッと肉球を押し出すのがポイントです」(スマグリはん)

「え、ぼくのどこに肉球があるのでしょうか?」(河合さん)

こんなボケとツッコミの極みのような会話が微笑ましかった。

親子ショット。

スマグリはんのロックサバ号が後に見える。

波乗り後は、

こうしてずっと海のこと、

サーフボードに温泉、

食べものや山のことを話しつつ、

テキーラ・マニアのマナブくんにメスカル情報を教わった。

すぐにこれを摂政瀧朗に共有すると、

「あらいぐまメスカル」と返信されてきた。

さすが摂政。

2ラウンド目は、

すっかりとサイズが下がってしまった。

で、

私が持ってきた究極のショートボードの試乗会となった。

(巻末リンク*2を参照ください)

ヒザを悪くしてからずっとやっていなかった

「トップ・ヒッティング」もこのサイズで〈かんたん〉できて、

水切れの速さに懐かしさにも似た感覚を思い出していた。

(〈かんたん〉については巻末リンク*3を参照ください)

51.33という体積のボード。

私が編み出した適正体積は、

サーファー体重の0.8倍。

つまり体重65kgならば、

65x0.8=52という数字をサーフボード体積に当てはめてみると、

良い波にも乗れ、

本当の意味でのサーフィンを日々学んでいけるという利点がある。

(巻末リンク*4を参照ください)

とすると、

このショートボードは、

65kgのサーファーなら適正体重ど真ん中のフォーシームといったところだろう。

外気は冷たいが、

水温はまだ25度くらいあるのだろうか?

波待ちのときに顔だけ出していたらまったく寒くなかった。

さてこのボード。

NAKISURFでは売っていない名作だ。

(業務連絡:担当者のTGさん、弊社で扱いできますか?)

欠点は細かいターンができないことだけど、

逆に言うと、

細かい(幼稚な)ターンをしないように心がけているので、

逆にありがたいという利点という欠点だ。

スシローに感動した日。

四万十店の平野くん(20歳前後の男性)、

すばらしいサービスと、

さまざまなご配慮をありがとうございました。

人間愛みたいなものを感じました。

チェーン店なのに珍しいのは、

彼がマニュアルを超えているということだろうか。

【巻末リンク:私にとって感涙モデル】

【サーフィン研究所】オリジナル・スキッパーと夢波のコンビネーション_(1548文字)

【巻末リンク*2:このシックス・エイト】

【サーフィン研究所】タキビ・カラーの千葉ジェフリーズ_アジテーションのシックス・エイト_(1377文字)

【巻末リンク*3:〈かんたん〉とは?】

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】二郎くんのハッピーサーフィン日記『チューブをショウメイしました』_(3160文字)

【巻末リンク*4:適正体重は0.8をかけるだけ!?】

【サーフィン研究所特大号】夢波でミッドレングス考_『体重 x 0.8=適正ボード体積』_サーフ雑誌編集者のシンジツの適正体重_(2322文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!