Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’6″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) + VT
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昨日の大雨のさなか、
千葉のいすみ市に住むタキビ神が、
勝浦ブバラカの画像を送ってきてくれた。
「いい波でしたか?」
そう聞くと、
「まさしく修行でした」
そのくらい氷雨が顔を打ち付ける波だったとあった。
さて、
ここからはOTHER DAY、
別日の記録である。
伊豆から湘南逗子のサーファーズ岬に行き、
さらには鎌倉アーバンやドラグラ会館に行き、
片瀬山パン屋の瀧朗を村上春樹先生が表現したとまで書いた。
藤沢市東海岸の〈ヘア・カルフォルニア・スタジオ〉。
その昔「スエヒロ」と呼んだサーフブレイクがあり、
そこからちょうど260mの距離に完成したのは、
伝説のヘアカリ3軒目となる〈スタジオ〉だ。
ここは、
クルーナーかつソリッドなサロンである。
ちなみに〈クルーナー〉とは、
心地良さを相手に伝播させるような意味のことを言う。
ここはヘアカットの殿堂であり、
清潔なプライベート空間で、
カット界のカリスマであるカルちゃんに、
マンツーマンで頭部のいろいろを施してもらえる聖地だ。
ヘア・カリフォルニア・スタジオ
神奈川県藤沢市辻堂東海岸4丁目16−3
ずいぶんと前の予約だったが、
入れておいて良かった。
というのは、
カルちゃんにとって12月は超繁忙期らしく、
すでにどのコマも空いていないという。
KOKONA KARUBE
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その銘スタジオに入室すると、
カルちゃん家の次女ココちゃんがやってきて、
私たちを見て、
とってもうれしそうな顔をしていた。
「かわいいね〜」と言うと、
さらにニコニコしていて、
私の末娘アニーを思い出すにいたった。
ほっぺた曲線がジローくんや法王そのものでうれしくなった。
けれど、
もう少ししたらほっそりしちゃうのだろうか。
カット前Photo by Takiro
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私にとってはちょうど三ヶ月ぶりのカットとなった。
(前回編は巻末リンクを参照ください)
「今回はどうしますか?」
「ジミー・ペイジを見て、
あんな髪型がいいと思ったけどどうかな?」
「ペイジさんには髪の量が足りませんね」
「そうかぁ。何かアイディアがある?」
「ウルフカットのサーファー版というか、
ナキさんSPLカットというのはいかがでしょうか?」
「よく知っているね。
SPLはスペシャルだ」
「ガォ〜」
「スマグリはんまでわかるんだね」
(巻末リンク*2〜3を参照ください)
「当然です。
ぼくもドラグラのひとりですから」
「うれしいね。
ではそのSPLをお願いします」
今回のスペシャルは、
白髪に近くなった髪を染めることから始まった。
ただ全て染めるのは全体主義者みたいなので、
部分部分を染めるという。
私は茶毛も有しているので、
三毛猫ではないが、
「三毛染め」を施していただいた。
今回は濃い染料の黒青であり、
染めたことは誰にもわからなくなるという魔法をかけてもらった。
それからそのウルフカットじゃなかった、
ビンテージ・SPLカットをしていただき、
私は大満足の夜となり、
それからナッキーがビンテージ・ボブカットをして、
こちらも大満足となった。
美住町のフィッシュゴッドと呼ばれる齋藤さんと、
前出も昨日も登場したドラグラ・プロダクションズの摂政瀧朗がやってきて、
ヘアカリ主催の鍋パーティとなった。
ココちゃんもうれしそう。
アジ、サバ、イカ、タイの刺身盛り、
そして味噌鍋からのバター雑炊。
さらには、
フィッシュゴッドが持ってきてくれたケーキ5種。
これをジャンケンで勝った人が各自食べることになり、
優勝したカルちゃんがイチゴショートを、
二位のフィッシュゴッドがピスタチオ、
そして3位のナッキーがショコラ、
私がミロワールカシス、
法王お付きの瀧朗がサバランと相成った。
そのままハイライン(クエルボ・トラディショナル)に身も心もひたし、
最近のすばらしき日々を思い返した。
ナルーの原稿が締め切りとなったので、
未明に起きだしてカルちゃんと法王と行った伊豆のことを書いて、
明るくなるとカルちゃんが起きてきた。
「朝ご飯を食べますか?」
そう言って平塚名産のシラスと明太子、
土佐のタマちゃんと川村さんが育てた春野生姜、
それをカルちゃんが醤油漬けにしたものがあったので、
お椀にのせて一口頬張ると、
そのおいしさに食欲が目覚め、
というか若返りして、
甲子園に向かうパトリックかグリーンホッパー吉田さんの気持ちでいただいた。
ココちゃんは朝から愛くるしいので、
「かわいいね〜」と言うと、
照れてラッコ犬のデイジーを抱っこした。
デイジーはその後、
ココちゃんの姉であるマヒナちゃんに抱かれ、
幸せなリビングルームの環境を創り上げた。
一年生のココちゃんは、
8時ちょうどにひとりで歩いて学校に向かった。
出発前にジャケットもランドセルも全部かわいいねと言うと、
またカルちゃんが目を細めていた。
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【巻末リンク:前回、9月のヘアカリ】
【巻末リンク*2:スマグリはん】
【サーフィン研究所】台風コンパスとスマグリはんポーズ_サバットと柴犬、そしてマンシューケン_カワウソVSタヌキ_(1575文字)
【巻末リンク*3:スマグリーナ2】
【サーフィン研究所特大号】激烈なる諸国漫遊の修行_スマグリはんのエキアネと、プアメガの法王ポコニャン同一説の説得度_(2106文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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