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naki's blog

【サーフィン研究所特大号】クルーナー式のヘア・カリフォルニア・スタジオとココちゃんの記録_(2133文字)

Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’6″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) + VT

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昨日の大雨のさなか、

千葉のいすみ市に住むタキビ神が、

勝浦ブバラカの画像を送ってきてくれた。

「いい波でしたか?」

そう聞くと、

「まさしく修行でした」

そのくらい氷雨が顔を打ち付ける波だったとあった。

さて、

ここからはOTHER DAY、

別日の記録である。

伊豆から湘南逗子のサーファーズ岬に行き、

さらには鎌倉アーバンやドラグラ会館に行き、

片瀬山パン屋の瀧朗を村上春樹先生が表現したとまで書いた。

藤沢市東海岸の〈ヘア・カルフォルニア・スタジオ〉。

その昔「スエヒロ」と呼んだサーフブレイクがあり、

そこからちょうど260mの距離に完成したのは、

伝説のヘアカリ3軒目となる〈スタジオ〉だ。

ここは、

クルーナーかつソリッドなサロンである。

ちなみに〈クルーナー〉とは、

心地良さを相手に伝播させるような意味のことを言う。

ここはヘアカットの殿堂であり、

清潔なプライベート空間で、

カット界のカリスマであるカルちゃんに、

マンツーマンで頭部のいろいろを施してもらえる聖地だ。

ヘア・カリフォルニア・スタジオ

神奈川県藤沢市辻堂東海岸4丁目16−3

ずいぶんと前の予約だったが、

入れておいて良かった。

というのは、

カルちゃんにとって12月は超繁忙期らしく、

すでにどのコマも空いていないという。

KOKONA KARUBE

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その銘スタジオに入室すると、

カルちゃん家の次女ココちゃんがやってきて、

私たちを見て、

とってもうれしそうな顔をしていた。

「かわいいね〜」と言うと、

さらにニコニコしていて、

私の末娘アニーを思い出すにいたった。

ほっぺた曲線がジローくんや法王そのものでうれしくなった。

けれど、

もう少ししたらほっそりしちゃうのだろうか。

カット前Photo by Takiro

.

私にとってはちょうど三ヶ月ぶりのカットとなった。

(前回編は巻末リンクを参照ください)

「今回はどうしますか?」

「ジミー・ペイジを見て、

あんな髪型がいいと思ったけどどうかな?」

「ペイジさんには髪の量が足りませんね」

「そうかぁ。何かアイディアがある?」

「ウルフカットのサーファー版というか、

ナキさんSPLカットというのはいかがでしょうか?」

「よく知っているね。

SPLはスペシャルだ」

「ガォ〜」

「スマグリはんまでわかるんだね」

(巻末リンク*2〜3を参照ください)

「当然です。

ぼくもドラグラのひとりですから」

「うれしいね。

ではそのSPLをお願いします」

今回のスペシャルは、

白髪に近くなった髪を染めることから始まった。

ただ全て染めるのは全体主義者みたいなので、

部分部分を染めるという。

私は茶毛も有しているので、

三毛猫ではないが、

「三毛染め」を施していただいた。

今回は濃い染料の黒青であり、

染めたことは誰にもわからなくなるという魔法をかけてもらった。

それからそのウルフカットじゃなかった、

ビンテージ・SPLカットをしていただき、

私は大満足の夜となり、

それからナッキーがビンテージ・ボブカットをして、

こちらも大満足となった。

美住町のフィッシュゴッドと呼ばれる齋藤さんと、

前出も昨日も登場したドラグラ・プロダクションズの摂政瀧朗がやってきて、

ヘアカリ主催の鍋パーティとなった。

ココちゃんもうれしそう。

アジ、サバ、イカ、タイの刺身盛り、

そして味噌鍋からのバター雑炊。

さらには、

フィッシュゴッドが持ってきてくれたケーキ5種。

これをジャンケンで勝った人が各自食べることになり、

優勝したカルちゃんがイチゴショートを、

二位のフィッシュゴッドがピスタチオ、

そして3位のナッキーがショコラ、

私がミロワールカシス、

法王お付きの瀧朗がサバランと相成った。

そのままハイライン(クエルボ・トラディショナル)に身も心もひたし、

最近のすばらしき日々を思い返した。

ナルーの原稿が締め切りとなったので、

未明に起きだしてカルちゃんと法王と行った伊豆のことを書いて、

明るくなるとカルちゃんが起きてきた。

「朝ご飯を食べますか?」

そう言って平塚名産のシラスと明太子、

土佐のタマちゃんと川村さんが育てた春野生姜、

それをカルちゃんが醤油漬けにしたものがあったので、

お椀にのせて一口頬張ると、

そのおいしさに食欲が目覚め、

というか若返りして、

甲子園に向かうパトリックかグリーンホッパー吉田さんの気持ちでいただいた。

ココちゃんは朝から愛くるしいので、

「かわいいね〜」と言うと、

照れてラッコ犬のデイジーを抱っこした。

デイジーはその後、

ココちゃんの姉であるマヒナちゃんに抱かれ、

幸せなリビングルームの環境を創り上げた。

一年生のココちゃんは、

8時ちょうどにひとりで歩いて学校に向かった。

出発前にジャケットもランドセルも全部かわいいねと言うと、

またカルちゃんが目を細めていた。

【巻末リンク:前回、9月のヘアカリ】

【サーフィン研究所渾身号】新生ヘアカリフォルニア東海岸店!_テキーラと黒潮町の真夏_(2033文字)

【巻末リンク*2:スマグリはん】

【サーフィン研究所】台風コンパスとスマグリはんポーズ_サバットと柴犬、そしてマンシューケン_カワウソVSタヌキ_(1575文字)

【巻末リンク*3:スマグリーナ2】

【サーフィン研究所特大号】激烈なる諸国漫遊の修行_スマグリはんのエキアネと、プアメガの法王ポコニャン同一説の説得度_(2106文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!