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【サーフィン研究所】冬富士_ご利益をシェアしたカレンダー発送です!_法王のグラタン・レシピ_(1977文字)

Mt. Fuji

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この寒波でしっかりと雪が降ったようだ。

各地は降雪し、

さまざまなものが凍ったようだ。

冬真っ盛り。

というか、

まだ冬の始まり。

Catch Surf® Heritage Collection Nose-rider 8’6″

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いわゆるセミ・フル装備。

セミ・フルとはおかしな表現だが、

ヘッドキャップをすればフル・フル装備になる。

手袋をしてサーフすると、

顔をこするときに違和感がある。

パドリングも手が水からすり抜けるような変な感覚だし、

でも冬というのは、

そういうことかもしれない。

先週からお伝えしているカレンダー群が完成しました。

本日より第一弾の発送がはじまります!

宛名書きを手伝いましたが、

今年も日本各地からのご注文をありがとうございました。

市町村名の漢字が分からず、

辞典で字画を調べたりすると、

意外な字の意味を知ったりして楽しい時間でした。

壁掛け用の表紙は、

やはりパーフェクト波だ。

オーバーヘッドの波の重さと強さ、

崇高さと、

長く伸びたショルダーにこちら(サーファー)側の嗜好がチラリ。

裏表紙は、

私たちが敬愛して止まない空海関連のご利益をたっぷり焼き付けました。

そのご利益とは土佐の青龍寺付近で撮った月蝕とか、

イワシの群れ&虹、

そして龍の紋様の光彩の組写真群。

ここがすごいのは、

空海のことを学んだ人なら青龍寺(現在の奥の院)は、

とっても不思議な場所です。

室戸岬で修行を続けた空海は、

20代の終わりに遣唐使の一員として唐に渡り、

「青龍寺」で修業し、

密教(仏教)の奥義や経典、

曼荼羅などを体系を立てて日本へ空海が運んできたのです。

だが、

この時代の唐までの航路は危険そのもので、

生存率が半分以下という航海だったという。

空海たちは、

文字通り九死に一生を得て日本に戻った。

帰国した空海はのちに、

洋上での大嵐のときに助けてくれたのは不動明王だったと、

嵯峨天皇に上奏しつつ、

本尊を削り出し、

土佐の横浪半島に青龍寺を建立した。

ちなみに青龍寺は空海が唐で修行した寺の名前で、

そう考えると、

どれほどまでにここが大切な場所かがわかるでしょう。

長くなりましたが、

これらの写真は全てこの青龍寺の裏、

戌の方角で撮られたものです。

なので、

ご利益たっぷりだと感得し、

この大切なカレンダーにシェアしてみました。

いろいろな換算や機能が記載されているのは、

やはりオフラインでこういうものが欲しかったからで、

フィートやインチ、

ポンド、

ガロンに温度に平均水温、

満月新月朝陽夕陽、

はたまた陰陽道までが網羅されています。

販売ページはこちらです。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/30262/60543/list.html

5部からのおまとめ割引もご用意しております。

0475-36-3883

shop@nakisurf.com

Honda Sabatt 2011

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鎌倉滞在時には、

必ず総料理長こと小島さんとお会いするようにしている。

小島さんは私を10代に連れ戻してくれ、

料理道に猛列に長けているので、

おいしいもの研究希求への足がかりとなり、

そしてサーフィン研究のエクスチェンジであり、

フランス語で言うところではéchangeだろうか。

(今日は文章が長いな)

で、

今回は総料理長にドラグラの聖書その3とされる

〈ホイチョイのクロニクル〉をお渡しすることができた。

[広報部提供]

「法王にお出するとよろこばれるグラタン」

のレシピをうかがうと、

「法王は鶏肉がお好きだろうから」

そう前置きして、

マカロニグラタンの手取りを教えてくださった。

すべて聞き終えると、

どうやらまずは鶏のブイヨンから仕込まねばならず、

タイムにローリエ、

ブラックペッパーとアク取り。

そして数度のストレイナーと、

膨大な時間が浮かび、

さらにそれからマカロニを牛乳で煮込みつつ、

上記ブイヨンを少量ずつ加え、

さらにオーブンで焼くという膨大な作業を思い浮べた。

やはりクールネスはスロウ・クックなのだ。

そんな直感がやってくると、

鎌倉郵便局の交差点に停車した車から

南佳考さんの、

「スローなブギにしてくれ」が流れ出てきた。

(巻末リンク*3を参照ください)

総料理長は横須賀線で銀座を目指されるというので、

私たちは、

これからサーフィンに行きますとお伝えすると、

「えっ!いいなあ。どこでやるの?」

うれしそうな顔がこわばられていた。

こんなことから総料理長こと小島さんは、

波乗りが本当に好きなのだというのがわかった。

御写真by総料理長

【巻末リンク:青龍寺の位置】

【サーフィン研究所】台風19号のうねりと自然破壊告発型ポスト日_(1692文字)

【巻末リンク*2:ウエストサイド・ストーリー予告編時】

【サーフィン研究所特大号】台風ウエッジ_007の市内_(2169文字)

【*3動画リンク:スローなブギにしてくれ2011】

【巻末リンク*4:総料理長の本気】

【サーフィン研究所特大号】 小島さんの天界味覚とハッピーサーフィンの絆_『ベージュ アラン・デュカス東京』_(4743文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!