ノースブバラカ。
ブバラカの北に位置するショアブレイクだ。
(下図を参照ください)
この沖にはレフトに向いたリーフがあり、
私たちはここを
『ノース・ブバラカ・アウトサイド』
と呼んでいるが、
このサイズだとアウトサイドはまだ覚醒しておらず、
『たまの大セットの何本かが、
ザバダラ〜とブレイクして、
すぐにその分厚い波泡は消えつつ、
それがうねりとしてやってくる』
というのがノース・ブバラカの特徴である。
Takibi God
on Catch Surf® Barry McGee x Nakisurf Special 7’6″
at North Bubaraca, Chiba, 2022 February
.
その昔、
ブバラカには、
ブラッド・ガーラックやジョン・シムーカたちが滞在していて、
彼らのサーフ力の凄さに心底驚かされた。
このとき驚いたことはまだまだあって、
国際武道大学付近の『黒帯』の激盛食がそれだ。
炒飯を注文すると、
まるで洗面器をひっくり返したような量の炒飯が出現した。
「いくらなんでもこれは食べられないだろう?」
そう冷ややかに観察していると、
ガイジン(外国人)は平気で食べものを残すのだと知った。
さらに書くと、
残すどころか食べものを粗末にしていたので悲しくなった。
こういうのをカルチャーショックというのだが、
毎日がこんなことの連続だった。
あ、
それとハーゲンダッツのアイス大を一人一個食べていたことにも驚かされた。
あれはロス・ウイリアムスを中心としたハワイチームで、
オーストラリア・チームは地味に不良が多くて驚かされた。
昔話が尽きなくなってきた。(笑)
1980年代の話なので、
あれからずいぶんと季節が進んだようだ。
私はといえば、
あれからずっとサーフィンを続けていて、
自身のモデルがキャッチサーフから出て、
そのボードでノース・ブバラカを滑っている。
(巻末リンクを参照ください)
波は何も変わることはなく、
むしろ砂浜が広くなったようで、
35年前よりも岩盤感は薄れた気がする。
ちょっと前、
およそ4年前にジローくんがメインに入って、
涅槃をさまよったり、
「なんだガンバンでした!」
そんな名言と神秘体験をした由緒正しき海岸がここ。
(巻末リンク*2を参照ください)
Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’0”
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
.
昔のことを思い出しながら、
バレルに包まれるというのは、
悪くはない追体験だ。
ひと昔は『ハッピーサーフ』のことを、
『ニコリンサーフ』と言っていたという証拠写真。
さてNAKISURF千葉。
パトリックの後輩である滋賀の伴宙太さんが、
家族でディズニーランドに来ていて、
私のブログを見て、
「千葉にいるのなら会いに行きます」
ということになった。
「けれど、
千葉と言っても浦安からここ(上総一宮)までは遠いですよ」
そう真実を伝えると、
「滋賀から浦安までも遠いので問題ありません」
ということになり、
みなさんでやってきてくださった。
伴さんは、
釣りの達人で土佐では、
ガシラをかきわけつつ、
瞬間芸のように真鯛とアオハタなどを釣り上げた人で、
いまフィッシュからミッドレングスに移行しようとしている思慮深いサーファーでもある。
(巻末リンク*3を参照ください)
さきほどパトリックと書いたが、
パトラッシュではなくMLBドラフト候補のパトやんのことだ。
パトやんのゴッドファーザーが、
黒潮町まるやシェフ・ド・キュイジーヌのターボーくんだ。
そうすると、
みんな丸くつながっていることがわかる。
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【巻末リンク:スペシャル・スキッパー・フィッシュ】
【巻末リンク*2:ジローくんの岩盤日記】
【巻末リンク*3:謙虚な伴宙太さん】
【サーフィン研究所:週明け特大号】謙虚なサーフ&フィッシャーマンの伴宙太さん_魚博士VSガラさんVS魚神さん_(2303文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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