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【サーフィン研究所】室戸岬_スカシーの星空道場_水陸両用のウエットスーツとムーミン_(1260文字)

室戸阿南海岸国立公園。

四国東南端の高知県室戸岬は、

西の足摺岬と相対している。

また日本の歴史としては、

弘法大師空海がここで、

「明星来光=発火した(御厨人窟)」

そう記されていることで知られている。

室戸にやってきて感じるのはこの土地の持つパワーだ。

県や市は室戸観光を喧伝しているが、

少々不便なのと、

そこまでの決まり手がないので、

全くというほど人気(にんき)がないようだ。

よって、

俗化されていない景勝地であり、

海沿いを歩いていると、

ネコはおろか犬すらおらず、

まるで無人島にいるような気分にさせてくれる。

スカイアンドシー・ムロトに滞在している。

ちょうど桜が満開で、

星空道場から見る景色はこのようになっている。

「心を磨きつつ、休める」

という心の良いところ取りの場所が、

スカシーこと、

スカイアンドシー・ムロトの裏庭に新設された。

星空道場と勝手に呼んでいるが、

本当の名前は『星テラス』であり、

そのじつは『こころリラクゼーション地』でもある。

そのスカシー館長の河合さんと一緒に近くの河口まで行くと、

小ぶりできれいな波がやってきていた。

河合さんは、

私がシェイプ&デザインと手がけたSX7で、

この美しい波を滑っていった。

河合さんは、

ROTPのスーツがお気に入りで、

Z1から続くウエットスーツ系譜から逸れていないのが見事だ。

グラブレイル加重なら、

得意中の得意と胸を張ることができるのがナッキー。

ずばりとテイクオフし、

適度な加重でスルスル〜とセクションを抜けてきていた。

それを見た私と河合さんは拍手喝采だった。

ナッキーはアーバンのスーツ一辺倒だ。

アーバンのスーツを着た人は、

環境にやさしく、

機能的にも完璧なのが良いと口を揃える。

(最近のウエットスーツのことは巻末リンクを参照ください)

さて、

東洋町白浜で見たのは、

高知県から出現したのは世界初の電車の線路と、

道路両用というDMV(デュアル・モード・ビークル)だ。

水陸両用が待ち遠しいが、

例によって規制が多く、

その計画は頓挫(とんざ)することは間違いないだろう。

【おまけというか追記】

かなり前のことだけど、

トーベ・ヤンソンのことが気になって調べていたときがあった。

トーベはフィンランド出身の画家&作家で、

よく知られたところだと、

ムーミン一家の作者であり、

ひとりぼっち(スクルット)の畏怖という視点からの物語を描き、

児童文学と一般書の両方に橋渡しをした人として知られている。

彼女が描く「ひとりぼっち」とは、

外に出ると居心地が悪く、

人の輪の中に入ることができない人が持つ、

恐怖感だったり不安のことだ。

そしてその畏怖から離れ、

穏やかな心やシンプルな世界を表現し続けていた。

【巻末リンク:ウエットスーツ】

【サーフィン研究所】偉大な新作アーバン・アイランド・ウエットスーツのインプレッション_スーパーネコの日_(1783文字)

【巻末リンク*2:トーベ・ヤンソンつながり】

【特大号】7週間の四国旅総括-前編_(2501文字)

【巻末リンク*3:ムーミンではなくスヌーピー】

ハロリンの正体_(2600文字)

【巻末リンク*4:ラカリーノ・ラジオ】

【サーフィン研究所特大号】法王誕生日に寄せて広報部より_スカシー到着!_仲間たちとサーフ!!_(2377文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!