おはようございます。
「非常に強い」カテゴリーの、
台風1号マラカス(Malakas)は、
この位置までやってきた。
天気図によると、
前線と伴(とも)に時速20kmで北上している。
昨夜は雷がすごかった。
それにしても950ヘクトパスカルだなんて、
こんなにも低い気圧をつくり出す気象というのはすごい。
低気圧(台風も)の概念がなかった古代人などは、
こんな気象のことをまさに神だと感じていたことだろう。
その950さまの創りだしたうねりが上がってきた。
うねり髙2m、
周期11秒の南南東うねり。
向きがあっていて、
地形があれば、
波高ならば4mは軽く超えるだろう。
いまは出撃前なので、
確かなことはわからぬが、
おそらくこのくらいの波が届いているだろうか。
さて昨日。
室戸から西に下ると、
千葉からやってきたというチバ犬ジェーンがうろうろしていた。
この犬も私と同じ境遇だと感じいり、
写真を一枚撮らせていただいた。
このブログの古くからの読者かつ、
アメリカ編の後半を知る人ならベンチュラ・セイジをご存じだろう。
彼は葡萄育成の師範達人であり、
京都大学農学部卒業の、
農学博士としてリンコン岬界隈では広く知られている。
(巻末リンクに)
そのセイジは地元土佐に里帰りしていて、
いつかの固い約束である
「土佐の逸波を一緒に乗りたい」
そんなことを果たせることになった。
早速パドルアウトすると、
SR三部作でも知られるシャッチョさんがいて、
さらにはハイカラMの親友であり、
タヌくんを操ることができる仁尾くんがいた。
土佐の仲間との、
ひさしぶりの再会はこんな良波日となった。
(シャッチョさん三部作については、
巻末リンク*2を参照ください)
ベンチュラ・セイジは、
文学者でもあり、
方丈記を解体して波乗記を書いたとしてドラグラ派には知られている。
世の中にあるサーファーとは、
またかくの如し(このようなもの)。
玉しきの波の中にむねをならべいらかをあらそへる。
(輝く波に乗り、それが高いか小さいかを競っている)
その波乗方丈記の全文は、
巻末リンク*3に詳しいが、
とにかく海の向こうの西海岸から想った
『土佐の逸波に一緒に乗る』という夢が果たせた。
The Mid-length 2+1/ 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
.
ハイラインを楽しんだのは、
ひさしぶりの波斜面に感動したからだ。
後ろには前出したシャッチョさんが見える。
シャッチョさんとは、
細野晴臣さんとReiの楽曲の話となった。
シャッチョさんの細野晴臣ファン度は、
きっとタキビ神と同等なので私と話が合うのだ。
上がって来ると、
yoiyoの健太郎くんがいて、
みんなで記念撮影をした。
セイジのサバ手にCOME WITH ME(巻末リンク*4)。
こんなドラグラ号も発見した。
すばらしいビジュアルなので、
この車のオーナーには私からプレゼントがありますので、
インスタグラムDMにでもメッセージをください。
@nakisurf
そのインスタグラムでは、
ドックことジェフ・ラウシュが、
私のアートをラミネートしたボードをポストしていた。
このボードデザインも私が主導したもので、
すでに十数年前までさかのぼることになる。
Have a wonderful weekend!!
□
【巻末リンク:ベンチュラ・セイジのこと】
ベンチュラ・セイジのボンザー・ディスク6’5″_賢犬なっちゃん_マンライハピネスを獲得したことについて_(2077文字)
【巻末リンク*2:シャッチョさん三部作】
【巻末リンク*3:波乗記】
【巻末リンク*4:カム・ウイズ・ミーについての考察と背景】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎