リチャード・バックの
『かもめのジョナサン』を読み返していた。
これは５０年以上前に書かれたものだ。
冒頭部分が忘れられないのでここに引用してみる。
Jonathan Livingston Seagull is no ordinary bird.
『ほとんどのカモメは、
飛ぶという行為をかんたんに考えていて、
それ以上のことをあえて学ぼうなどとは思わないものである。
つまり、
どうやって岸から食物のあるところまでたどりつき、
さらにまた岸へもどってくるか、
それさえわかれば充分なのだ。
すべてのカモメにとって、
重要なのは飛ぶことではなく、
食べることだった。
だが、この風変りなカモメ、
ジョナサン・リヴィングストンにとって重要なのは、
食べることよりも飛ぶことそれ自体だったのだ。
その他のどんなことよりも、彼は飛ぶことが好きだった』
私はこの物語から、
いや主人公のカモメから限界を超えようとすることに感情移入し、
その結果、
与えられたものではなく、
創造することの大切さを知った。
昔に読んだときも「知った」のだが、
いま読んだときはさらにそんな気持ちとなった。
クマ・ビーチでは、
スマグリはんことスマイリー・グリズリーがマットで波に乗っていた。
スマグリはんは、
ラインがつながる＝斜面が伸びると、
滑走ラインをこうして伸ばし、
そうでないと縮んでレイルラインを短くしていた。
自発的であり、
また直感的な動きに魅入ってしまった。
ここのところ、
——きっと数日のあいだ——
思想的な話題が続いたので、
のんびりとした後半とします。
ごっくん馬路村
こんなすばらしいコピーを書いたのは誰だろうか？
✨🙏✨
サーフィンは楽しい。
ああ楽しい。
大人がこんな自然で遊べるものは少ない。
ガォ〜〜！
ベンチュラ・セイジと言えば、
京大農学部内で超秀才と呼ばれた森本くんであり、
また、
さまざまな道に通じた張り付きの術ですら心得たサーファーである。
彼の実兄である森ヤンは、
いわゆる植物育成の引田天功とされて、
農林水産大臣賞を複数回受賞するなど、
かなり卓越した才能のモリモトＤＮＡを有する人として知られている土佐人だ。
セイジのお嫁さんとしてベンチュラまでやってきたチホちゃんは、
セイジと森ヤンのワイン農園を切り盛りし、
キンダガーデンとエレメンタリー・スクールの送迎や、
トレーダージョーズへのお買いものと、
各岬波へのアプローチとしてハイウェイ１２６号線を日々かっ飛ばすスーパー主婦である。
そのモリモトDNAのワインが、
ベンチュラ郡のワイン畑にたわわに実り、
これこそがビンテージ（当たり年）だと認定され、
メルローくんが瓶詰めされて私のもとにやってきた。
かくして私たちは、
タヌ星のタヌくんを成敗したと噂される
「かちかち山」でビールとスーパーミックスで乾杯したのだった。
【お知らせ】
明日から５/３１までは高知大丸本館４F特設会場で、
スカシーことスカイ・アンド・シー・ムロトが誇る
『おいしいもの研究所』謹製の
「室戸金目鯛のこだわりコンフィ」と、
「室戸のこだわりパウンドケーキ」が出品されます！
ひがし高知のおいしいものを集めたイベントです。
これで室戸のすばらしさがさらに伝わります。
どうぞよろしくお願いします。
@sky_and_sea_muroto
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【巻末リンク：北山耕平さんがジョナサンを紹介したのだ】
【わりと文藝】Jonathan Livingston Seagull＿USAとバリー・マッギー大師、そして空海＿（１２６０文字）
【巻末リンク＊２：ベンチュラ・セイジへの考察】
【巻末リンク＊３：おいしいもの研究所初日の模様】
【サーフィン研究所】龍からの啓示＿今治TWタオルとバリー・マッギー＿おいしいもの研究所発足！＿イノシシの感動ラグー・パスタ＿（１８６３文字）
【巻末リンク＊４：もう少し室戸を】
【巻末リンク＊５：タヌ星のタヌ氏の由来について】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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