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【サーフィン研究所】フレンチローストとパウンドケーキ、そしてアングラ・ステッカー_とうもろこしの季節_110年前の宮沢賢治さんの心象_(1260文字)

雨だと思っていたら突然晴れた。

けれど、

天気予報はしばらく雨のままだった。

気象衛星を分析して天候予想をする時代となったが、

今日などはいまだに当てられないほど複雑怪奇なのだろう。

蒸し暑い。

夏の予行練習か。

昨日ここで紹介したスカシーのパウンドケーキと、

フレンチ・ローストのコーヒーを合わせてみた。

このフレンチ・ローストはマンダラ・コーヒーの実験で、

エチオピア・グジを深煎りしたものだ。

この2ハゼ+++ですら、

クリーミーさが出る輪郭の強さはテロワールや、

品種によるものだと書いて気づいたのは、

料理誌用のコラムを書いていたからに他ならない。

パウンドケーキにはいろいろ思い入れがある。

完璧主義者の河合さんは、

18世紀初頭のフランスをオマージュした

『キャトル・カール製法』で何度も試作を作り続けていたことや、

ミニマリズムというか、

最低限の原材料しか入れなかったりしたことが、

食べものに気をつけている人たちへ訴求できたと感じている。

そんなことを法王と話していた。

その後、

MLB『エンジェルスVSマリナーズ』を観ていると、

『サッポロ一番USA版』が電光掲示板に映り、

私が考案した「トリプル湯切り製法」で作り、

バターと海苔をのせて食べたくなった。

【お知らせ】

アングラ人気が続く、

『COME WITH ME』ステッカーが完成しました!

早速お求めくださった信者の方々ありがとうございました。

(この初版は残りわずかとなりました)

このカム・ステッカーも他のドラグラ・プロダクションズ製の例をもれず、

耐候耐久性であり、

キスカットも施された”踏み絵”類型のグラフィックだ。

とうもろこしの季節になったようで、

森田さんからとうもろこしをいただいた。

たったいま獲れたばかりだという。

獲れたては甘いので、

すぐに皮のまま茹でてほおばると、

野の甘さが口のなかに広がった。

これこそがテロワールだ。

さらに食べていくと、

「甘いはうまい」

そんな言葉を思い出し、

そして宮沢賢治さんの詩の一部分が浮かんできた。

「輝き、ふるえて私にやってくる」

だが、

書き出してみるとそんな”うろおぼえ”だった。

これではケンジ大先生に失礼なので、

検索してここに抜粋してみた。

東岩手火山(大正11年9月18日)

オリオン 
金牛 
もろもろの星座
澄み切り澄みわたつて
瞬きさへもすくなく
わたくしの額の上にかがやき  
さうだ 
オリオンの右肩から  
ほんたうに鋼青の壮麗が  
ふるへて私にやつて来る

森田さんは、

先祖代々近所に住む半農半漁のご一家で、

海水を雨水にまぜて給水するという方法を編み出してからは、

絶品の農作物を育むことに成功している。

写真の人が「お父さん」と呼ばれる森田家の主だ。

初獲れの、

もぎたてのとうもろこしのおかげで宮沢賢治さんを読み出した。

ドラグラの賢治先生の作品をここにリンクしておきますね。

【ドラゴン・グライド・プロダクションズ文芸ミヤサバ先生】銀鯖鉄道の夜_(1927文字)

【ミヤサバ先生の冬作品】

【サーフィン研究所&ドラグラ文学館】春とワタクシ(mental sketch modified=心の現象の観察)_(1026文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!


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