おはようございます。
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昨日の公約通りファイヤーブレードで、
野蛮な波乗りを楽しんできました。
下の画像は、そのイメージですが、
自分ではこうなっていたと思っているのだが、
実際はどうだろうか?(笑)
まあ、何事も気持ちが大事ですから。
今日も楽しくいきましょう。
□
フェデックスのトラックが停まり、
2本入りサーフボードの箱が降りてきた。
ということは!
とすぐにフレちゃんに
「届きましたよ!」
電話をすると、
あののんびりの長老が5分も経たないうちにやってきた。
イナリーズで俺のBWGのあまりの調子良さを見て、
「ワシもこれが欲しいのじゃよ」
とオーダーしてくれたフレちゃん。
28日間オーダーの恩恵は受けられなかったけど、
注文してから35日でノースハワイに届くのだからドッキーの自社工場というのはすごい、
と、彼を讃える。
さらにはノアのルースキャノンも同梱されていて、
こちらは完成まで4ヶ月というCOLE風味の納期。
これを見てピカリと輝くだろうノアの顔が目に浮かぶ。
「すばらしいボードだな。本当にすごいシェイパーだ!」
とうなるフレちゃん。
相手を讃えてから
ご自身のボード詳細を見るところにベテランの風格を感じ、
フレちゃんの渋さをまた知った。
「ホホー、
こちらも負けずにすばらしい!
まるで芸術品のようじゃ?!」
とその美しいフォルムにうっとりし、
ロッカーやレイル、
ボトムコントゥアーという細部を見やっていた。
さすがサーフィン歴50年という重鎮の、
ボードチェックの仕方は流れるようでかっこがよろしい。
全てに大満足してこの笑顔で、
俺に何かを言おうとしていたが、
「わかります。よくわかるんです。
そのお気持ちは」
と返した。
一度置いてから、
またノーズのフォルムや
持った感触の官能に酔いしれていらした。
じつはこのBWGは、
フレちゃんの要求が反映されている
『改造モデル』なんです。
それは、イナリーズやホワイトハウスという激ブレイクだけではなく、
闘牛岬もこれで滑りたいとおっしゃるフレちゃんのワガママにお応えしようと、
ドッキーに相談すると、
「ならばダイヤモンドがいいのデス」
と即答だった。
そのダイヤモンドテイルで、
緩慢な波にもパンチのあるターンを可能としたのです。
明日乗らせていただこう。
こんなアウトライン。
本当に美しい。
ノーズハワイの空にも映えますね。
それにしてもこのうれしそうなお顔。
サーファーにとって、
ニューボードが届くということのヨロコビが結集されたような表情をされていました。
プルメリアに立てかけて、
この『BWGダイヤモンド』を撮った。
そしてノアのルースキャノンも。
同じように撮影していく。
こちらもあの名作グラスホッパーのテイル変更というモデルなので、
「幅広短め薄め」という俺にとっての美しさがここにあった。
フレちゃんが、
「コールは大きい人らしいが、
こうして子どものボードも的確に削れるのはすごいな」
とおっしゃるので、
「コロヘのボードをずっと作ってきていたから、
小さい子用のボードも慣れたものみたいです」
とお伝えする。
それにしてもコロちゃん(コロヘ・アンディーノ)はすごい勢いで、
トップサーファーへの道を駆け上がっている。
コロちゃんが赤ちゃんのときから知っていて、
波乗りをはじめて少ししたらこんなサーフィンをしていた。
当時、彼のニックネームが「BROTHER」。
彼は今でもそのニックネームで呼ばれているのかな?
これはコールのHPSですね。
写真が古いけど、
この頃はサンクレメンテも開発前で、
コールも若く、いい時代だったなあ。
とペドロスタコスのビーン&チーズブリトーを思い出していた。
□
時代は変わり、
俺は年を取ったはずなのに、
実際には何も変わっていない気がする。
あの頃と違うのは酒とコーヒーが飲めるようになったことと、
TVを見なくなったことくらいかな。
波乗りは変わらずに続けていて、
波も変わりなくブレイクしている。
新月が過ぎたようだ。
明日はどんな波だろうか?
そんなことだけが気になる毎日です。
すてきな日曜日をお過ごしくださいね。
今日もNAKISURFにお越しくださって、ありがとうございます。
ALOHA!
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