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【サーフィン研究所】開通!_レイルワークは長いボードでバレル鍛錬_(1188文字)

崖崩れが起きて、

唯一の生活道路が通行止めとなった。

外出できなくなったことが目下(もっか)の大きなことだけど、

普段から災害用の食料や調理器具があるので、

何も問題はないということまでは昨日書いた。

撤去作業が始まった。

初日は電線にかかる樹木を除去し、

崩れた土砂を運び始めた。

だが、

再び降ってきた雨により終了となった。

二次災害が怖いので当然だろう。

で、

2日目からは4トン・トラック4台体制で土砂を運び始めて、

あっという間にここまで取り去ってしまった。

行政に詳しいベンチュラ・セイジによると、

「こういう生活道路は、

すぐに工事予算がつくので(撤去は)早いですよ」

そう言っていたが、

まさにその通りだった。

作業にあたっていた人たちありがとうございました!

さて、

本題のサーフィン研究所。

長いボードに乗ると、

レイルワークの重要性を問われた。

具体的には加重のタッチと、

持続時間のコンビネーションによってのターンというか、

トリムのことだ。

波の斜面は絶え間なく変化する。

それをある程度読む。

その誤差や違いをレイル側にかける圧力で調整するのだ。

このレイルワーク=レイル加重のことだが、

サイズがある波ならば一瞬で過ぎていくものであり、

逆に小さい波は、

セクションをゆっくりと朗読するように進んでいく。

自身の速度が出ると、

波トップに行くのか、

またはそのまま押しつけてトリムラインとして、

その圧を継続したりとやっている。

Catch Surf® Heritage Collection 8″6″

.

これはレイル/テイル側に圧をかけて失速させているところだ。

失速と聞くと、

あまり前向きの言葉でないととらえがちだが、

この減速によって波はさらに立ち上がっていく。

そのラインが読めたなら、

失速を解けばボードは加速し始める。

波斜面が切り立てば立つほど加速度合いは増すので、

より速いアプローチがセクションに対して得られるのだ。

ノースハワイのベンジもテイル加圧を続け、

このシリンダーというか、

高速の波が創った筒状の内部を滑走していた。

この波はいわゆる大きな筒=バレルなので、

心情的には立ち上がった視線で味わいたいところだが、

じつのところ速すぎて、

後方の加重を解いた途端に巻き上げられる接水なので、

そんな大それたことはできないという気持ちでもあるだろうか。

速すぎると書いたが、

自身の速度と波の切り立ち速度が「速すぎる」という意味だ。

要は高速で走る二輪車をサーフボードだと想像して、

ここに立ち上がるほうがいいのか、

低い姿勢が良いのかは直感的に感じるものだ。

昨日いただいた地ダコは一部唐揚げになりました。

by おいしいもの研究所

【巻末リンク:大きなボードの効能】

【サーフィン研究所:特大号】ほぼ完全月蝕_10フィート友人たちの試乗会『なぜ大きなボードに乗るのか?』〈序2〉_(3475文字)

【巻末リンク:タヌ氏と大ボード】

【サーフィン研究所:特大号】キャッチサーフ・10フィート友人たちの試乗会「最上位のタヌ氏」〈破〉_(3303文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!