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【サーフィン研究所】パイプラインよりもイナリーズ_メキシカン・レストラン_オニミノカサゴとウルメイワシ_潮位マジック_(1206文字)

雨が戻ってきたようで、

あたりはしんみりしている。

ナッキーがすごい魚を見つけたというので、

カメラ片手に見に行くと、

海面の反射の下にこんな魚が写っていた。

魚博士にメールすると、

千葉でバリー・マッギーとサーフしていると、

すごいことが書いてあったが、

魚種については返信がなかった。

カサゴ(ガシラ)か、オコゼ系だろう。

少し気になって、

もう一人の魚マニアにメールするとすぐに返信があった。

「ハナミノカサゴです」

へー。

「とても珍しいですよ」

食べられますか?

「はい、けれどすべてのトゲには毒があるので気をつけてください」

なるほど、

こいつが波の下をこうして泳いでいることを知ると、

ギリリと背筋が引き締まった。

イナリーズ。

ノースハワイ屈指の波だ。

生前アンディ・アイアンズは、

この波に特別な思い入れがあったようで、

パイプライン・マスターズ決勝の朝ですらここでサーフしていた。

マスターズが開催されるのはオアフ島だ。

イナリーズがあるのは違う島だ。

でもどうやったらこれから始まるパイプラインまで行けるのだろうか?

「間に合うの?」

主題を取って聞いてみた。

「(ビラボンの)チャーター(機)がリフエ(空港)にあるから大丈夫」

彼も単語のいろいろを取り去りつつ、

教えてくれたことをたった今聞いたばかりのように思い出した。

サンクレメンテ。

1980年の終わりごろ、

『メキシカン・レストラン』に生まれて初めて行った。

それまでは『ペドロス』で知られるタコ・スタンドとか、

メキシカン・スタンドやファストフードには行っていたけど、

2つで7ドルもするタコスは食べたことはなかった。

これに税金とチップを入れると10ドルにもなる計算だ。

着席するとすぐにサルサとチップスが出てきて、

揚げたてのトルティーヤ・チップと、

『テカテ』というメキシコビールのことを思い出した。

さて、

思いだし話は終えて土佐に戻る。

ウルメイワシ。

これは先日行った土佐清水の『加久見ふれあい市』でのものだ。

魚体色があまりにも鮮やかだったので、

ついシャッターを押してしまった。

これこそが青魚と呼ばれるゆえんで、

きっと水揚げ直後はさらに鮮やかだったのだろう。

なぜこんなに青いのだろうか?

そんなことを前出の魚博士に聞きたくなった。

Catch Surf® Odysea x Nakisurf Special 7’6″

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ピーク・セクションに入りたく、

レフト側にテイクオフして、

ライト壁にセットすれば、

滑る壁をより長く味わえる。

ちょうどこの時間の波がやたらと良かったので、

調べてみると、

潮位60cm前後だとわかった。

ちなみにうねりは南東から70cm、

周期9秒だと波高ブイ計測に記録されていた。

【巻末リンク:昨年の今ごろは台風賛歌だった】

【サーフィン研究所】金剛頂寺の恵比須レフト_(1476文字)

【巻末リンク*2:室戸・蔵・物語】

【ドラゴングライドプロダクションズ文芸】蔵ラウンジ物語:室戸菩薩のこと_(3259文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!