Autumn Equinox Day
from behind Shoryuji Temple
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静かになった海。
そんな感慨にひたっていたら、
熱帯低気圧がふたつあり、
そのひとつが台風まで気圧を下げて通り過ぎていった。
Catch Surf® Special Skipper Fish 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
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目の前にいるはずの台風だったけど、
どうしたものか、
台風らしい波ではなかった。
そんなわけはないと、
何度も海をチェックしていると、
突然波が上がった。
どうやら北上しながら勢力を上げているようだった。
静岡県あたりが危険なエリアのようだが、
どうかご無事でありますように🙏
The One / 6’4″x 19-5/8″ x 2-5/8″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
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けれど、
現在未明にこれを書いているのだが、
波高ブイが下がっているので、
海はまた静かになるのだろう。
さて、
私の米国生活時代で、
恋しかったもののひとつは日本の梨だ。
母が梨好きだったこともあり、
幼少時から好きだったもののひとつでもある。
高知も千葉と同じく産地だが、
この「あきづき梨」が絶品だと聞こえてきた。
花のような香りで、
しかも上品な甘さがしたたり落ちるようだと。
そこで果樹販売店が点在する針木(はりぎ)に向かったのは、
幾度もの、
農林通産大臣賞を受賞した森本果樹園の直売所があるからだ。
農林通産大臣賞を例えると、
これは農業のMVPだろう。
「栽培技術が優秀である者を表彰しています」
そんなことが賞関連のHPに書いてある。
のみならず、
ここ森本果樹園はベンチュラ・セイジの家業なのだ。
ちょうどセイジ夫妻は、
米国ビザ更新で里帰りしているので、
この2号店の臨時マネジャー職に就いている。
「恥ずかしいのであまり宣伝しないでください」
セイジにはそんなことを言われたが、
前出したMVP受賞のあさづき梨のおいしさに感動して宣伝してしまった。
またセイジ家はブドウ王国でもあるので、
マグやんは、
絶品シャインマスカットと「ふじみのり」を購入し、
ディナーのデザート時にいただくと、
それぞれの味の違いにうっとりと遠くの星を見上げ、
令和4年の秋分の日を心に刻んだ。
森本果樹園2号店
高知市針木北2丁目11−38
9時〜17時ごろ(だいたい火曜日定休)
この大きなツガニを持つセイジは、
京都大学農学部を卒業している。
そんな経歴を証明するよりも、
話すと、
頭の回転が普通の人よりも38回転速いと断言すると、
「いや、ぼくのは一分間に33 1/3回転です」という。
実際に自分の頭の回転がわかる人は少ないので、
今度タモリさんにお会いしたときにこのことについて聞いてみようと、
記憶のノートに明記した。
セイジに梨やブドウはもちろん、
さまざまな農作物の質問をすると、
ありとあらゆる側面からの情報が入ってくる。
ドラグラ報道部として、
また改めて取材に来ますとセイジくんに言いつつ、
高知大丸東館5Fに向かったのは、
噂の食品フロア『OMACHI360』の開店日だからだった。
ここでスカイアンドシー・ムロトのコンフィが、
試食販売される日でもあったのだ。
(明日に続く)
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【巻末リンク:セイジのワイン】
【巻末リンク*2:コスタリカのベンチュラ・セイジ一家】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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