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naki's blog

【サーフィン研究所】岩の思い出_大航海時代の『しんじょう君』_(847文字)

これは土佐。

岩の前でサーフしていると、

スマイリー・グリズリーが現れた。

「ガォ〜〜」

すごんでいるが、

その名の通りフル・スマイルだ。

彼のことと、

サーフィンの原風景はとても似通っていて、

自身が忘れていたものを思い返してくれる。

The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″

Nakisurf Original Twin-Fins

.

これは千葉北の美しい波。

土佐と同じボード、

そして同じテイクオフ。

何も変わることがないが、

岩がない代わりに防波堤がある。

消波ブロックがある。

私はむしろ人工物のほうが怖いし、

そして罪深いものだと思う。

この人工物の悲劇をもっともっと書きたいのだが、

例によって長くなるだろうし、

大雨が快晴に変わったのでまた後日にでも。

(巻末にはございます)

ベンチュラ・セイジ号を迎える店長しんじょう君

Photo by @seijimo

.

長いタイトルだが、

華厳さんが

「これ、写真賞に応募してみては?」

と言われたので、

記憶に刻まれたものになった。

この項を書き終えて「予約投稿」とした後、

さきほどの華厳さんが、

『しんじょう君作品』

の応援演説を送ってきた。

内容はこうだ。

[作品の概要]

今年を「大航海時代」としたのは、

波が不作だったことがある。

いつも行くサーフ・スポットの地形が良くならず、

さまざまなエリアに行ったので、

大航海と名付けたのが始まりだ。

各地の風景の中にあった豊かな海と人々。

この作品はそれらの断片をドラグラ視点でとらえており、

単なる一地方(高知県須崎市)の記録におさまらない。

イメージの本質と、

サーファーの気持ちがどう関わっているか、

そんなことを考察できるのが魅力だ。

このスケールの大きな作品に対して。

令和4年11月12日

華厳 旭

【巻末リンク:人工物について】

【サーフィン研究所】グライディング・プレジャー_海岸侵食の裏事情いろいろ_(1089文字)

【巻末リンク*2:細野さんの横浜中華街】

【サーフィン研究所の集い】ヨコハマヒカルマチ_白くまと辻堂Blues_(1629文字)

【巻末リンク*3:華厳さんの随筆集より】

【サーフィン研究所DGP渾身号】特別エッセイ『ドラゴン・グライド・プロダクションズについて』_(1422文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!