これは土佐。
岩の前でサーフしていると、
スマイリー・グリズリーが現れた。
「ガォ〜〜」
すごんでいるが、
その名の通りフル・スマイルだ。
彼のことと、
サーフィンの原風景はとても似通っていて、
自身が忘れていたものを思い返してくれる。
The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″
Nakisurf Original Twin-Fins
.
これは千葉北の美しい波。
土佐と同じボード、
そして同じテイクオフ。
何も変わることがないが、
岩がない代わりに防波堤がある。
消波ブロックがある。
私はむしろ人工物のほうが怖いし、
そして罪深いものだと思う。
この人工物の悲劇をもっともっと書きたいのだが、
例によって長くなるだろうし、
大雨が快晴に変わったのでまた後日にでも。
(巻末にはございます)
ベンチュラ・セイジ号を迎える店長しんじょう君
Photo by @seijimo
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長いタイトルだが、
華厳さんが
「これ、写真賞に応募してみては?」
と言われたので、
記憶に刻まれたものになった。
この項を書き終えて「予約投稿」とした後、
さきほどの華厳さんが、
『しんじょう君作品』
の応援演説を送ってきた。
内容はこうだ。
[作品の概要]
今年を「大航海時代」としたのは、
波が不作だったことがある。
いつも行くサーフ・スポットの地形が良くならず、
さまざまなエリアに行ったので、
大航海と名付けたのが始まりだ。
各地の風景の中にあった豊かな海と人々。
この作品はそれらの断片をドラグラ視点でとらえており、
単なる一地方(高知県須崎市)の記録におさまらない。
イメージの本質と、
サーファーの気持ちがどう関わっているか、
そんなことを考察できるのが魅力だ。
このスケールの大きな作品に対して。
令和4年11月12日
華厳 旭
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【巻末リンク:人工物について】
【巻末リンク*2:細野さんの横浜中華街】
【巻末リンク*3:華厳さんの随筆集より】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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