春爛漫。
冬にさよなら。
昨日の伊豆はずいぶんと暖かかった。
きっと他の場所でもそうだったようで、
各地から春の便りが続いていった。
ボブさんと待ち合わせると、
南下田はあいにくの「ほぼフラット」だったが、
北東うねりが少しあるのは知っていた。
で、
爪木崎よりも北東側を見に行くと、
まんまと波があった。
崖の上から見えるヨタフワ波は、
まるで南カルフォルニアのブレイクに見えた。
岩だらけだけど、
水が透明なのでよけられる。
岩場好きを自称する身であるので悪くはない。
岩のおかげで混雑とは無縁のサーフブレイク。
昨日はアッチーこと、
今村厚さんの高弟たちをここで紹介させていただいた。
今日は鈴木直人さんを敬愛するボブ稲葉さんだ。
「ミッドは粘る。おもしろい!」
波質に合わせたサーフボード(ミッドレングス)を選ぶあたりは、
さすが直人さんの系譜だと感じいった。
(直人さんの唱えるボード多様性については巻末リンクを参照ください)
入田の姐さんと紹介されたが、
姉さんだったかもしれないし、
ねえさんだったかもしれない。(笑)
やわらかいサーフィンをしていた。
フィニッシュに気をつけたらすぐに上達するだろう。
ボブさんは、
ハッピーサーフと成仏(上陸)の効能で、
「昨日は眠る瞬間まで笑顔の一日でした」
とSMSしてきてくれた。
こちらこそすばらしいセッションをありがとうございました。
レトロボードというか、
48年前のボードデザイン(スティング)で、
カリフォルニア風波を滑るナッキー。
テイクオフの際に、
「波と自分の位置を合わせる」
ということが拾えてきたセッションだったと伝えてくれた。
彼女を温かく見守るボブさんが写っている。
ナッキーも私と同じようにアーバンのスーツを愛用しているが、
環境に良いというのはもちろんだが、
機能性と保温性に優れた逸品だ。
1973年のレプリカボードで、
伊豆秘境波を滑るという心持ちはいかがなものだろうか。
(このボードについては巻末リンク*2を参照ください)
The Mid-length 2+1の68
6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
.
前日の龍王波と同じツイン・セッティングの68。
ショアブレイク付近に波のパンチがあるので、
ボブさんではないが、
それまで粘っていくのが楽しかった。
ちなみにここは岩と白砂の浜ということで、
暫定的に『ホワイト・ロックス』と命名した。
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【お知らせ】
ブルー最新号2022・4月号が発売されました。
今回も巻頭コラムを寄稿させていただいています。
金色波(こんじきなみ)という題名で、
「輝く特別な波」についてを書いてみた。
こちらは逗子サーファーズにサウナができたという記事で、
岬の上にサウナがある感動がしたためられていた。
(巻末リンク*3を参照ください)
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【巻末リンク:伊豆サーフショップ】
【巻末リンク*2:48年前のスティング】
【巻末リンク*3:サーファーズ岬のサウナ】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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