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naki's blog

【サーフィン研究所】春のホワイトロックス_波と自分の位置を合わせる_BLUE最新号発売中!_(1260文字)

春爛漫。

冬にさよなら。

昨日の伊豆はずいぶんと暖かかった。

きっと他の場所でもそうだったようで、

各地から春の便りが続いていった。

ボブさんと待ち合わせると、

南下田はあいにくの「ほぼフラット」だったが、

北東うねりが少しあるのは知っていた。

で、

爪木崎よりも北東側を見に行くと、

まんまと波があった。

崖の上から見えるヨタフワ波は、

まるで南カルフォルニアのブレイクに見えた。

岩だらけだけど、

水が透明なのでよけられる。

岩場好きを自称する身であるので悪くはない。

岩のおかげで混雑とは無縁のサーフブレイク。

昨日はアッチーこと、

今村厚さんの高弟たちをここで紹介させていただいた。

今日は鈴木直人さんを敬愛するボブ稲葉さんだ。

「ミッドは粘る。おもしろい!」

波質に合わせたサーフボード(ミッドレングス)を選ぶあたりは、

さすが直人さんの系譜だと感じいった。

(直人さんの唱えるボード多様性については巻末リンクを参照ください)

入田の姐さんと紹介されたが、

姉さんだったかもしれないし、

ねえさんだったかもしれない。(笑)

やわらかいサーフィンをしていた。

フィニッシュに気をつけたらすぐに上達するだろう。

ボブさんは、

ハッピーサーフと成仏(上陸)の効能で、

「昨日は眠る瞬間まで笑顔の一日でした」

とSMSしてきてくれた。

こちらこそすばらしいセッションをありがとうございました。

レトロボードというか、

48年前のボードデザイン(スティング)で、

カリフォルニア風波を滑るナッキー。

テイクオフの際に、

「波と自分の位置を合わせる」

ということが拾えてきたセッションだったと伝えてくれた。

彼女を温かく見守るボブさんが写っている。

ナッキーも私と同じようにアーバンのスーツを愛用しているが、

環境に良いというのはもちろんだが、

機能性と保温性に優れた逸品だ。

1973年のレプリカボードで、

伊豆秘境波を滑るという心持ちはいかがなものだろうか。

(このボードについては巻末リンク*2を参照ください)

The Mid-length 2+1の68

6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″

Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda

.

前日の龍王波と同じツイン・セッティングの68。

ショアブレイク付近に波のパンチがあるので、

ボブさんではないが、

それまで粘っていくのが楽しかった。

ちなみにここは岩と白砂の浜ということで、

暫定的に『ホワイト・ロックス』と命名した。

【お知らせ】

ブルー最新号2022・4月号が発売されました。

今回も巻頭コラムを寄稿させていただいています。

金色波(こんじきなみ)という題名で、

「輝く特別な波」についてを書いてみた。

こちらは逗子サーファーズにサウナができたという記事で、

岬の上にサウナがある感動がしたためられていた。

(巻末リンク*3を参照ください)

【巻末リンク:伊豆サーフショップ】

【サーフィン研究所】伊豆フィナーレ_『サーフボードの多様性』_(1386文字)

【巻末リンク*2:48年前のスティング】

【サーフィン研究所】1973年からやってきたスティング_(1188文字)

【巻末リンク*3:サーファーズ岬のサウナ】

【サーフィン研究所特大号】サーファーズの奇縁と横山泰介さんとの38年間_(1926文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!