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【サーフィン研究所】アメ横のフィルムカメラとボンザーの類似点_逸脱=リラックスするべくエディ・アイカウ_(1278文字)

上野のアメヤ横丁。

浅草にいたアニーが、

フィルム・カメラを探しているというので、

中野に行こうとするが、

あちらはなかなか遠い。

調べてみると、

上野丸井のキタムラに中古在庫があり、

安心価格+6ヶ月保証、

東京メトロで2駅だというので見に行くと、

オリンパス・ミューがあった。

程度がよかったのと、

相場よりも安い価格だったのでそれを購入することになった。

これでアニーも表現世界へ入り、

それぞれの想像や感覚を伝えはじめるのだろう。

それにしてもフィルム・カメラが欲しいだなんて、

時代への逆行だと思っていると、

私がボンザーやシングルフィンに乗るのも、

それと同じか似ていることだとわかった。

私は順位世界出身者である。

昔はとにかく結果、

勝敗が大切だった。

常に己を磨き上げ、

運勢や能力の順位、

評価による世界で生きていた。

級や段が重要だと理解していた。

確かにそうではある。

けれど、

逸脱=ドロップアウトをたくさん経験すると、

ガラさんやジローくんではないが、

「どっちでもいいよ」

そんなことにもなってきた。

(巻末リンクを参照ください)

それからはなるべく

「どっちでもいい」という世界のことを知るべく、

さまざまを勉強し、

研究してきた。

サーフィンは、

人生の逸脱だと思う。

台風波にパドルアウトするのも、

ノースショアでサーフするのも全部そうだ。

昨日は、

エディーが7年ぶりに開催されていた。

それにしてもすごい波だった。

D師範が出ていて、

ピーター・メルとのシェアライドが心に残った。

神話世界をライブ放映したかのような、

高揚というか、

背骨の降下感覚がいまでも残っている。

このエディにロス・クラーク・ジョーンズが出場していた。

彼とは1980年代、

千葉で知り合って成田空港まで送っていくほど仲良くなった。

セサミストリートのオスカー・ザ・グラウチそっくりで、

それは今もそうで、

なんだかうれしくなってしまった。

 

そのオスカー(RCジョーンズ)は、

セットの一本目に行くが乗れずに、

その後やってきたオバケを喰らって、

長い間どこにも浮かび上がってこなかった。

妄想好きな私は、

オスカーは超能力者で、

テレポーテーション、

または忍法浮遊術で飛び去ったというあらすじを考えていたので、

見ていてそこまで怖くはなかった。

彼はそれほどまで長く波というか、

山のような泡の下にいた。

現実はこうだ。

黄色いジャージを着たオスカーこと、

ロス・クラーク・ジョーンズは、

いつのまにかチャンネルに浮いていた。

カメラは彼のパドリングを映すと、

その顔が笑っているように見えた。

やはりリラックスが大切だよな。

すごいなぁ。

法王がモチーフとなった

プレミアム・モルツの

『STAY RACA缶』を探している一幕。

(巻末リンク*2を参照ください)

これから10年に一度の大寒波だそうです。

どうぞ安全に、

そして暖かくお過ごしください。

【巻末リンク:ガラさんのどっちでもいい件】

【サーフィン研究所奄美支局&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】77歳のガラさん_quiet funk craft works T_(5968文字)

【巻末リンク*2:法王缶とは?】

【サーフィン研究所】旧正月おめでとう!_ボンザーにシン・法王ライダーのマイノリティ度_(1297文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!