「150万円のハンドバッグ〜」
それが欲しくてたまらない主婦のマンガを読んだ。
しかもこの主人公は、
年収2000万円の家庭ではなく、
ごく普通の主婦だ。
こういったハイ・ブランド品は、
ヨーロッパでは貴族というか、
上流階級の人たちが身につけるものであり、
庶民はあまり関係ないものだと思っていた。
だが、
マンガを読んでみると、
これら一流ブランドを一般人が節約し、
泣きながら購入するアイテムとなっているということがわかった。
これで電車のなかの謎が解けた。
電車の謎とは、
こういった一流貴族ブランドを持って電車に乗る人たちが多くいて、
それがどうにも不思議だったのだ。
つまり、
100万円のバッグが買えるほどの貴族が電車に乗るのか?
移動は運転手付きの自家用車(死語だけど)ではないのか?
そんな疑問があったが、
電車の中で見るものは、
ニセモノなのだと落ち着いていたら、
どうやらそうではないらしい。
主人公の主婦は、
おかずを肉から「もやし」に代え、
バス代やすべてを超節約しながら数十万円のバッグを購入する。
購入するとひとたびは満足する。
しかしすぐに他の貴族ブランド愛好者が、
他色や限定ものを購入して、
SNSにポストするのを見ると、
「私だっていつかは」
そんなことになってしまう。
かくして、
一般家庭の主婦が貴族ブランドの虜になって、
金銭的にも精神的にも崩壊していくというものだ。
気になって検索してみると、
上の画像のバッグ3つで一千万円を超えてしまった。
しかもこれらは中古品での価格だった。
もう一度書くけど、
一般家庭の主婦が、
この貴族ブランドの虜になっているという。
虜とは、
「(あることに)心を奪われること」
ということだ。
表題の漫画は、
なぜ普通の主婦が、
貴族ブランドのハンドバッグに心を奪われるのか、
そんな経緯と心の葛藤が描かれている。
不思議だが、
「人と同じがいい」
そんな集団心理が全体主義を生み、
その終着点が、
「持ちものだけでも全体主義のトップに君臨したい」
ということではないだろうか。
©水島新司さん
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そう結んでみたけど、
浪費はどこにでも潜んでいるので、
気を引き締めないといけないと感じながら、
ヘッドフォンが欲しくて価格コムを見ていた。(笑)
別府さんの教えてくれたブバラカ・ライト。
「クローズアウトすると出現するよ〜」
とおっしゃっていたが本当にそうだった。
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【巻末リンク:サーフィンという文体】
【巻末リンク*2:ハッピーサーフ・ドキュメント】
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