Cosmos Surfboards TheOne 6’4″
Nakisurf Original Twin-Fins
at Hamamura
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私は1980年代にサーフィンを始めた。
サーフボードというと、
180cmくらいものを指し、
すでにトライフィンがあった。
この時代は、
サーフィンが憧れであり、
蛍光色をまとったサーファーはモテまくり、
ボードケースはキルティング製のアップリケだった。
メディアは、
1970年代を引き継ぎつつ、
新しい時代となるべく蛍光色や、
エアリアルなどに光を浴びせていた。
メディアと書いたが、
実際には雑誌のみの展開で、
昨日も書いたが、
月刊誌や週刊誌の表紙にサーフィンとあれば、
必ず手にしていた時のことだ。
音楽も同様、
任意の曲を聴くためには、
レコードを買わなくてはならず、
SP=シングル盤で600円〜700円だった。
レコード盤時代は、
シングル裏面にもう一曲あるのだが、
これをB面という。
このB面曲の好き嫌いで、
一曲あたりが300円になるかどうかの瀬戸際となる。
だが、
ほとんどの裏面はあまり聴かなかった記憶が残っている。
レコードには、
大判のLP(ロング・プレイ)というのがあった。
こちらは片面30分収録できるので、
両面合わせて60分のまとまりだった。
LPには、
一曲が3分前後ならば、
10曲ほど入っていた。
こちらが2500〜2800円だった。
↑これがLP盤。
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先日ガラさんが、
湘南道路以前(昭和30年)のうどん(蕎麦も)は、
15円だったねぇとおっしゃっていたが、
そのうどん/そば価格は、
現在750円程度で、
レコード時代のうどん価格はおよそ200円だった。
その計算式によると、
好きな楽曲を家でかけるためには、
いまの物価計算だと、
2250円もかかる計算となる。
だが、
実際には一曲1000〜1200円くらいのものだっただろうか。
Tyler Warren and his Fish
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とにかく、
複製された音楽は令和となると、
ちょうど昭和の1/10の値段となった。
Herbie Fletcher 1976
7’2” Sting / Photo by Flame
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現在うどんは1000円近いものから、
立ち食いで300円程度と、
昭和とあまり変わらない。
経済のことはわからないが、
これがいわゆるデフレということなのだろう。
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【巻末リンク:昭和30年代の肉声】
【サーフィン研究所】SSシンゴ&釣りキチ・マーちゃん_70年前のアーバン鎌倉店_総料理長スルトワと8歳の心象風景_(1585文字)
【巻末リンク*2:1970年代の波乗り】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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