新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】春西風ドラグラ・ミート@伊豆_(1297文字)

春の西風が強く吹くというので、

反射的に南にあるバレルというか、

ベロン波が思い浮かんだ。

予想だと3m弱のうねりがあって、

強いオフショアになるという。

迷わずそこに向かってみると、

よくあることだけど、

予想の半分くらいのサイズだった。

Cosmos Surfboards

TheOne 6’4″

Nakisurf Original Twin-Fins

.

それでもこの、

「ベロン」と巻き付くように崩れる波質は変わらずで、

夜明け後にすぐにパドルアウトした。

少し遅れて湘南から聖式カルちゃんと、

美住町のフィッシュゴッドと、

伊豆宇土金あたりから天才Shinさんたちがやってきた。

「ちょうど3時間弱で到着しました〜」

湘南からはここまではそんな距離感だ。

ちなみに千葉からだと5時間+くらいだ。

カルちゃんは、

この画像からもおわかりのように、

かなりのサーフ力を誇る。

カルちゃんの最近は、

雪山へ行っているので、

あまり海では見かけなくなった。

ヘア・カリフォルニア・スタジオ主宰なので、

予約を取れば必ず会えるドラグラ・プロのベテラン登場人物だ。

作詞好きの私は、

松本隆さん風にカルちゃんの詩を書いた。

タキビ神に言わせると、

「それは、替え歌ではないでしょうか?」

そんなようなものだと思う。

渚を滑るキャッチサーフで
カルちゃんの小指から
流れ出す虹の幻で
空を染めてくれ♪

(メロディは巻末リンクに)

Nacky on

Catch Surf® Special Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)

.

ナッキーはハマムラで鍛錬を重ねているだけあり、

このベロン波をじつに見事に乗っていた。

それはむずかしい

「横向き」のレイト・テイクオフも完成間近に見えた。

歩みを止めないということはこんな結果を生むのだと、

よーくわかった。

オーストラリアから伊豆へ逆輸入のSHINさんこと、

青木真さんもミッドレングスですばらしい波を滑っていった。

さてフィッシュゴッド。

「生まれて初めての波質です」

そんなベロン波に苦戦していたが、

セッション後半に、

たった一人ですばらしい波をメイクして、

感動的なドラマを演出した。

それはまるでWBC準決勝で村上が、

サヨナラを打った感動と同じものだと気づき、

そう考えると、

人間は追い込まれると、

持っていた実力が出るのだとわかった。

フィッシュゴッドは、

サーフボード好きで、

数々のタイラー・ウォーレンやECを所有し、

今度はコスモス・サーフボードに食指が動いているらしい。

この68を長いあいだチェックしていたのが印象的だった。

サーフ後、

暑いので気温を見るとなんと夏日。

みんなで市内のランチに行き、

500円のワサビ丼と、

絶品そばを堪能した日でした。

春が来た。

【巻末リンク:3年前の西風ビッグビーチ】

【サーフィン研究所・特大号】柔術鍛錬場でのシークエンスから学んだことを語る_(2501文字)

【巻末リンク*2:ビッグビーチいろいろ】

【サーフィン研究所:特大号】伊豆西風のサーファーと銘ブリ_(2790文字)

【巻末リンク*3:カルちゃんの歌のメロディ】

【巻末リンク*4:コスモス・サーフボード】

【サーフィン研究所:特大号】オンリー・ハカセ・ノウズ・ザ・フィーリングのコスモス・サーフボード_(1792文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!