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【サーフィン研究所】1915年1月10日のデューク_(837文字)

Cosmos Surfboards TheOne 2+1 / 6’8″

Nakisurf Original Twin-Fins

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近代サーフィンの始祖は、

デューク・カハナモクだ。

彼はハワイ州の命を受けて、

サーフィン伝播を目的に世界各地へ向かった。

まずはカリフォルニア。

1912年と書いてあった。

デュークはサーフィンを披露するため、

オースラリアにも行った。

そのサーフィン展は、

1915年1月10日、

南半球の、

真夏のにぎわいの中で行われたようだ。

(シドニー・マンリー北に位置するフレッシュ・ウォーター市にて)

デュークはこのとき、

パインウッド(松)の材木を近所の金物屋から購入し、

数時間かけてそれを削り上げたもので見事に波に乗ったと記録にはある。

ハワイからオーストラリアのシドニーまでやってきた有名人は、

得意の水泳(オリンピック金メダル)や、

まだ見ぬサーフィンというものを見せてくれた。

しかも日本でいえば、

大正4年のことである。

おらが浜で、

木片で波に乗るデュークを見たオーストラリア人の興奮は、

はたしていかほどのものだったのだろうか。

千葉一宮川。

この少し上流の南には、

数々の伝説がある玉前神社がある。

カタサバ先生でなく、

片岡義男さんの新刊が出た。

帯に大滝さんとか、

植草甚一さん、

植木等さん、

そして宮沢賢治とあれば、

つい手に取ってしまう。

ある夜、

前田博士と天ぷらをいただきながら、

有名ブランドとインディーズの対比をしていた。

全体主義者たちは、

有名を追いかけることで、

自身のアイデンティティを失うということがわからないのだろう。

前出した植草甚一さんは、

1970年の伝説誌

『ワンダーランド』を発行した。

デビュー前の片岡義男さんが編集長をして、

後の『スローなブギにしてくれ』の種子が、

このボイス・オブ・ワンダーランドにあるような気がした。

【巻末リンク:】

【サーフィン研究所】デューク・カハナモクの誕生日_サーフィン歴史のおさらい_(2222文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!