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【サーフィン研究所渾身号】E1Aを南下し龍蛇神とオムライスの東洋町_(1594文字)

E1Aは、

東京から名古屋、

そして神戸までおよそ500km続く幹線高速道路だ。

E1Aは新東名、

伊勢湾岸、

新名神と同じ路線番号だ。

よって、

高速道の案内看板では新東名とか東名、

同様に名神、

新名神とややこしいが、

そんな名称を見ずにこのE1A表示だけを追いかけていく。

ドラグラ会館を出発して、

380kmほど走ったところが鈴鹿だ。

サーキットが有名だが、

歴史好きには、

地名が日本書紀に明記された地としても知られている。

法王の御料車は、

ホンダ・サバットと、

スズキ・サバットでRだが、

そのサバット社製の高性能エンジンが展示されていた。

ここで伴宙太(ばん ちゅうた)さんがやってきた。

奇しくも

『巨人の星』に登場する右投げ右打ちの捕手と同姓同名だが、

野球は大谷翔平くんのニュースを見る程度だと言う。

伴さんは魚釣りの達人で、

ワーキング・ホリデー先のオーストラリアでハッピーサーフィンを体得したドラグラ人だ。

彼の案内で、

ドラグラの源流である龍蛇神にお詣りすることができた。

こんな案内が立っていた。

出雲大社から10月ごろの強風にのって、
大神さまの使者である龍が蛇としてこの地にやって来られる。
その龍蛇神は、
水と地、
さらにはすべてのものが
天からの気(パワー)によっての縁起だと伝えた

聖なる水が流れ、

落差がある場所ではこんな小滝となる。

じっと凝視していると、

釈迦や観世音菩薩が見え、

そのことをバンさんに伝えると、

「ここは神社ですから神だと思います」

そう明確な答えが返ってきた。

ちなみに伴さんは仏教大学を卒業されている。

ゆっくりと積もる話がしたく、

カフェか喫茶店を提案すると、

「このあたりにはそんなものはありません」

ローカルの彼はきっぱりと言う。

ただ、

世界チェーンのファスト・フードならば100%開いているというので、

その駐車場でドラグラ・パッケージの夏会報をお渡しし、

最近のいろいろをお話して、

サーフボードのフィン談義を終えて、

またE1Aに戻るべくガソリン補給をした。

2022年の9月。

レギュラー・ガソリンが

千葉県一宮では1リッターあたり158円だった、

そして湘南茅ヶ崎で同156円、

そして三重県では152円だ。

現金ならさらに安くなるという。

これから向かう高知県はガソリン価格が高い県として知られている。

のみならず談合価格で全店統一。

だいたい他県よりも1リッターあたり20円は高いので、

高知県は176〜178円だと予測してみた。

20円違うと、

私の車では満タンで1000円もの差異が出る計算となった。

あるPAを私は、

「オゴちゃん」と呼ぶ。

そのオゴちゃんのコンビニエンス・ストアでは、

こんなのが売っていた。

チキンラーメンのナポリタンとはかなり天才的で、

これも関西限定なのだろうか。

ちなみにここで法王の大好物マカロニグラタンをいただきつつ、

各人に連絡をすると、

なんとジローくんと話すことができた。

じつにめでたい。

オゴちゃんPAから淡路国はすぐだ。

大きな淡路島を縦断し、

鳴門大橋も越えて四国に入り、

徳島津田IC終点で下車。

徳島市のハローズでくだもの各種を購入し、

さらに南下して高知県東洋町白浜に到着した。

ここでアパッチ亮太と再会し、

クワイエットファンクの久保田さんにもお会いでき、

おいしいオムライスとハンバーグで夜は更けた。

令和のマット・ジョンソンこと久保田さんとは、

主に波のこと、

そして台風12号について話した。

きっと今日から沖にある低気圧からの南東うねりが入り、

月曜日には南西うねりが届くのではということだった。

波の余韻があるようで、

総料理長と法王のお顔を交互に思い出していた。

【巻末リンク:法王とサバット、そして総料理長】

【サーフィン研究所夏休み特大三部作】法王と総料理長親子、そしてタヌくん前編_沖縄の美食紹介_(1792文字)

【巻末リンク*2:◎丸々】

【ドラゴン・グライド・プロダクションズ文芸】『無』という記憶装置

【巻末リンク*3:ドラグラ大学】

【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ特大号】〈ドラグラ史B〉ドラ大入学共通テスト_(2700文字)

Happy Surfing and Happy Life Styles!!