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【サーフィン研究所】ゴースト波の高知でトレーニングとエンゼル・フレンチ&千鳥酢の日_(1350文字)

大雨のあと、

オンショアがオフショアになった。

ただ日中でなく、

夜半に風が変わったので、

朝になると波は思っていたよりも小さかった。

そして冬型の気圧配置になると、

波は最小サイズとなった。

ただ、

よく晴れているのと、

オフショアというパーフェクト・コンディションなので

パドルアウトしてセットというか、

オバケ波を待つことにした。

ときおり、

そのオバケ波であるゴースト・エクセレントがやってきた。

海は不思議だ。

思い出したのが、

ボート・トリップのときに乗った浅い波のことだ。

ご存じのように波というのは、

小さくなればなるほど、

水深が浅くないとブレイクしない。

私はフォトグラファーとして雇われて、

メンタワイ・トリップに参加していた。

波が良いときは写真を撮って、

誰もサーフしないお休みの日が、

自分のサーフセッション日だった。

私はこのとき、

小波時にサーフィンがたっぷりとできた。

二週間ものトリップだ。

波の小さい日は数日あったように記憶している。

そんな浅瀬のリーフギザギザが、

セッション中フラッシュバックしていて、

自分が日本にいるのか、

インドネシアなのかがわからなくなった。

リーフでない、

砂地のクマ・ビーチに行こうと思ったが、

早朝から南風だったので市内でトレーニングとなった。

ガォ〜〜!

朝倉のミスター・ドーナッツでベンチュラ・セイジと待ち合わせ、

向かいの酒店で銘品「千鳥酢」を求めつつ、

私はひさしぶりのエンゼル・フレンチ・ドーナッツを堪能した。

都会に出ると、

こんなものがあるのだ。

ベンチュラ・セイジのマツダ・タイレルP34は、

サバ(38)といい、

さすがドラグラ風味のリアビューであった。

(タイレルP34とは、

世界初の6輪F1マシンで、

このマツダも果実運搬用に6輪となっている。

そこから名付けられたのだ)

ちなみに最近は、

発音の『ティレル』が正式表記となったようだが、

私世代はティレルでなく、

タミヤ表記にならいタイレルと呼んでいた。

このラジコンもお年玉で買ったが、

予算の関係でプロポセットを持っていなかったので、

これは一度も組み立てられることなく、

タンスの横に積まれ、

いつのまにかなくなっていた。

さてさて、

私たちが向かった先は、

市営温水プールだ。

ここで水泳トレーニングや不感水浴をした。

こちらの利用料金が370円で、

千葉県茂原市のプールは700円。

とすると、

高知市は物価が半分なのかと感じるのだが、

例によってガソリンがなぜか異様に高いので、

こういうところでツジツマが合わせられているのだろうか。

それと、

ベンチュラ・セイジが泳ぐと、

その抵抗から船みたいに引き波が立つので、

私はビート板で波に乗ろうとしていた。

備忘録としてここに。

ブルー誌へのコラムを書いていた。

7年ほど前のフォルダーを開くと、

自分でシェイプしたボードの完成画像が出てきた。

このカーブ・チャンネル入りのボードは、

スカシー河合さんのオーダー品だった。

これがいまは室戸にあり、

スカシーの大切なクイバーの一本になっていることに不思議な縁を感じた。

【巻末リンク:その7年半前のポスト】

コーリーのドリームサーフボードをライアン・イングルがデザインした日_私シェイプ4号機『カーブチャンネル』完成!_ブライアン・ベント・アート_(2015文字)

【巻末リンク*2:ゴーストの始まりは最近でした】

【サーフィン研究所】シン・エンゲッツ_坂本龍一さんの意思を継ぐ_(1314文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!