この猛暑で水温が上がり、
現在29度もある。
もちろんウェットスーツは着ずにサーフ・ウォッシュ。
このサーフ・ウォッシュ=Surf Washというのは、
車中泊や浮浪旅の際にとっても重宝することだ。
要は海で着て、
塩水と太陽光で殺菌するメソッドだ。
10年以上前からこのことを提案したが、
一切普及しなかった。
とすると、
それだけみんな浮浪ではないということになる。(笑)
Cosmos Surfboards Classic 8’
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昨日ここに大きなボードは速い、
よってテイルを踏んで制御すると書いた。
ヨレぎみのショアブレイクがあり、
その狭いセクションでそうやってみると、
かなりの角度で波先へアプローチを始めた。
これはドラグラ総帥こと、
アレックス・ノストが藤沢に来て、
石田さんにご挨拶したときのものだ。
この後私たちは、
下にある小田の蕎麦を食べに行き、
アナゴ天ぷらに感激したことを思い出した。
Photo by @kei_kojima
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ホンモノ好きの石田さんの眼力は、
すべてに行き渡っていた。
食事に行くと、
界隈でイチバンを瞬時に見つける。
@karu_haircalifornia
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モノにしても同じで、
石田さんが見つけてきたものは、
子どもの時の宝物のようにキラキラしたものばかりだった。
石田さんがハイティーンだったとき、
よく聞く音楽は「ストーンズ」であり、
ひねって「はっぴいえんど」だった。
昭和のころには、
藤沢駅に丸井があった。
その横に入ったところにある札幌ラーメンの名店「こぐま」で、
石田さんは、
味噌バターコーンを食べながらTBSラジオから流れるアリスや山口百恵を聞いていらした。
石田さんと同じ高校に通っていたのは総料理長だ。
そのころ総料理長は、
ロッド・スチュワート似だということでロッドと呼ばれていた。
けれど、
ロッドのヒット曲
『I’m Sexy』と連想されることが苦手だったという。
本物のサーフィンが好きな石田さんは、
私たちに「心で波に乗れ」と説いた。
これもハッピーサーフィンを祖に持ち、
現代のデューク・カハナモクといえる彼ならではの「教え」で、
私はいまだにそのことを念頭に置いてサーフィンしている。
「サーフィンも原点に戻るときが来た」
そんな気持ちをここに表明しつつ、
暑い夏を楽しんでいる今日このごろ。
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【巻末リンク:石田さんとサンオノフレでセッション】
【巻末リンク*2:奇跡の波】
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】ダクトテープ・インビテーショナル!!_石田さんの波_アンディ・ニエブレス優勝!_(1053文字)
【巻末リンク*3:石田さん&総料理長の餃子】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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