新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所新春渾身号】アムステルダム・ウェットスーツARXのすばらしさ_(1819文字)

このたびの能登半島地震により被害を受けられたみなさまに

心よりお見舞い申し上げます。

みなさまの安全と被災地の一日も早い復旧を願っております。

本日から小さくなった北東うねりだが、

これが届いているあいだは、

パウンダー(打ち砕く、pounder)というか、

かなりの質量もあり、

進行速度が速いのでやたらと圧があった。

タマサキ浜は千葉北にあるので、

ご想像通りの冷水となる。

波圧と冷水は怖ろしさというか、

不気味に怖くなるが、

用品でカバーしている。

たいていの朝はこんな視界となる。

銀世界とまではいかないが、

軽く零下方面への誘(いざな)いがある。

今年は早くからブーツ&グローブ作戦に取り組んでいるので、

そちら方面の手触り足触りは慣れた。

さらにアムステルダム・コミュニティ本部長の秋山氏からは、

「冷寒地ではARXが良いですよ。

オヤブンはもっぱらこれでした」

そんなことを教わった。

アムステルダム・コミュニティのオヤブンとは、

石田さんのことだ。

彼はサーフだけではなく、

誇らしいほど深く潜ることができた。

正確に書くと、

ダナポイントの漁師でも水揚げ高は常にトップクラスだった。

「寒い時期はさ、大きいのがいるよ」

サン・クレメンテ・ハイスクールの丘でのBBQのときにそんなことをおっしゃっていた。

その翌月、

見たこともないほど大きなアワビを捕られて、

「こんなのがストランズ岬にいたよ〜!」

そう言いながら私の家に持ってきてくれた。

そういえば石田さんは、

いつもフード付きのウェットスーツを着られていたな。

あれがARXだったのか。

このウェットスーツを着て、

20回ほどサーフしたが、

このすばらしさは、

ちょっとやそっとのワイプアウトでは浸水しないことだとわかった。

なので、

ダックダイブもワイプアウトもかんたんにできる。

セパレートだと、

ドッカーンとやられたら浸水する。

その際は「ワイプアウト禁止」を掲げてテイクオフし、

ダックダイブは回避し、

ボードの浮力を使って天方向に立てて、

波の上部よりスルーしていた。

Cosmos Surfboards TheOne6’4”

Cosmos Original Twin + Twinzer

.

けれどフード付きスーツならば濡れることは怖くない。

夏のように、

ぶれることなくレイルセットし、

ラインを定めつつも他も探りながら走っていった。

ダックダイブもこの通りである。

ZIPLESS HOODIE ARX 5/3mm

.

ちなみに現在の千葉北の水温が14度。

これからもう少し下がれば、

12度くらいまでいくだろうか。

ジップレス、

胸部のベルクロだけで浸水を可能な限り防いでいる。

しかも貼って、

縫って、

それから完全なるシーリングが施されているので、

浸水はおろか着脱時も全く問題がない。

また、

細かいインプレッションとしては、

手首と足首の数cmが微妙につぼまっていて、

これによって水の侵入も少なく、

よってブーツ&グローブ内への浸水も抑えられている。

はっきり言ってすごい。

ユーザーはこんなコマゴマがうれしいのだ。

どこで制作されたのだろうかと、

工場を聞いてみると、

あの老舗メーカー直工房だと聞いた。

世界一が大好きで、

日本製の、

あのウェットが一番だと、

ジョエル・チューダーを驚かせるために作ったのがアムステルダム・ウェットスーツ。

創成そのままのすべてが今も伝承されていて、

これも石田さんぽいなと、

彼の笑顔を思い出していた。

とにかく、

この冷水時に、

ここまでフリーダムな波乗り感を得たのも石田さんのおかげである。

ちなみにリーシュもアムステルダム・コミュニティのものだったのが感慨深い。

こちらのスーツは、

他の特約店でもオーダーできますが、

NAKISURFでご注文された方には、

私が石田さんから受けたご恩と、

すべての喜びを集めて、

私からの特製福袋をサービスいたしますので、

ご利用ください。

加えまして、

1年間の保証がつきまして、

(保証は、縫製、

テープ不具合、ロゴマーク剥がれなどの製造上の欠陥に適用されます)

その後のスーツ・リペアも安心価格を保証いたします。

詳しくはNAKISURFまでお問い合わせください〜!

【巻末リンク:アムステルダム・コミュニティ告知ポスト】

【サーフィン研究所渾身特大号】ノースハワイ到着まで_NAKISURFがアムステルダム・コミュニティに参加しました!_(2638文字)

【巻末リンク*2:アムステルダム・コミュニティ論】

【サーフィン研究所】博士の新作ツイン・フィン公開_アムステルダム・コミュニティ論をヘアカリ周辺で_(1260文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!