2月のころは、
早咲き桜を見ると色彩に感動するほど驚かさせられた。
暦上でも季節は春となって、
さまざまな花が咲き始めたが、
やはりこの色を見ると写真を撮りたくなるのだ。
低気圧が沖合を通り、
接近時はそこまで波は上がらなかったけど、
通過後に突然巨大なうねりがやってきた。
5mの13秒は軽くモンスター級認定で、
付近の船舶は、
大変な思いをして避難港に入っていたことだろう。
Windyを見ると、
波高11.5mがハワイに向かっている。
台風には名前がつくけど、
低気圧にはないのが不思議だ。
photo by @supertakibishiyasu
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こちらはタマサキ地区のジョー。
タキビ神が、
パドルアウト前のスーパーレフトを写真に撮っていた。
パドルアウトするということは、
こんな波を目の前で受けるということだ。
鳥となって飛んでいきたい気持ちになるのはいつものことだ。
Luliel at the Surfing Heritage & Culture Center
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【回想編】
話は変わって、
土佐の友人のことを少し。
DJVCAとして土佐一帯で広く活動する宇賀くんは、
うーやんとか、
うーくんと呼ばれて、
音楽関係にとても詳しい。
デビッド・バーンもプリンスも、
はっぴいえんどから高橋幸宏にいたるまでの理解がある。
さらには、
バイナル(レコード盤のこと)38,000枚が、
土佐のどこかに埋蔵されているという。
家族とキャッチサーフを愛し、
鉄鋼仕事も真剣にやっている。
休日は、
寝不足のまま夜明け前の闇刻からパドルアウトし、
そして平均5時間はサーフする。
あるときには、
往復5時間かけて西のビーチブレイクに行き、
午後に戻るやいなや家族サービスのいろいろに、
私たちの相手までしてくれるスーパー・タフネスな人だ。
うーくんのあまりの動きに、
「ADTD(多動性タヌタヌ運動症候群)」だと、
私は勝手に断定している。
ちなみにタヌタヌとは、
新居に住む野タヌキが憑依したもので、
この哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属のタフネスさと、
その動きをさしている。
DJ VCA on
Catch Surf ®ODYSEA 8′ Plank
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そんな宇賀くんは、
波を追い、
純粋なまでの滑走だけを夢見ている。
つまり、
「波乗道まっしぐらに生きている」のだ。
その頭脳明晰なバックグラウンドのことを聞いてみると、
ひたすら読書と音楽、
カニとヤマイモが好きなだけで、
大したことはありませんと謙遜する。
ヤマイモのことを調べてみると、
レジスタントスターチ、
ジアスターゼ、
ビタミンB1も豊富で、
アルギニンまである食べものだとわかった。
これを摂取する健康法、
いやタフネス方法があるに違いないと、
ドラグラ学会に提出するべくメモをとった。
We Love DJ VCA!!
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【巻末リンク:10日前の土佐波】
【巻末リンク*2:ツインザーとシャッチョさん&VCAくん】
【巻末リンク*3:土佐の名品リスト】
【サーフィン研究所渾身号】地水火風空の武蔵に学ぶ_高知市内探訪_台風15号_メキシコーラグランデ・アボカド_(1837文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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