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【サーフィン研究所】波は続く_付近一帯が水温15度_バターサンド対決_(1396文字)

三寒四温、

すこしずつだが暖かくなってきた。

昨日ここに書いたが、

低気圧が抜けてうねりが入ってきた。

いわゆるバックスウェルというものだ。

左は房総半島から見て東にある波高ブイ計測で、

右は南にあるブイだ。

それぞれ3m弱@11秒前後の北東うねり、

1m@8秒強の南東うねりを表示していた。

(波高ブイについては、

巻末リンク*2を参照ください)

ライブカメラを見ると、

タマサキ地区は太東岬あたりまでうねりが炸裂していて、

この3m@11秒といううねりの激烈さがよくわかった。

しかも遠くからの北東うねりは、

タマサキにはストレートすぎるようで、

クローズアウトだった。

日本語だとダンパーというが、

英語圏ではあまりそう言わない。

波サイズにかかわらず、

一直線にくずれる波を

「クローズアウト」と言う。

知っていると、

回避できるので渡航先で重宝する言葉だ。

ライブカメラの達人であるタキビ神からは、

「ストリーマーズ(ブバラカ北)が良いです」

そんな情報が寄せられた。

同時に現地にいるオン父さまからは、

「ストリーマーズもいいですけどマリエルに入ります」

そんなことだった。

どれどれと行ってみると、

どの予測にもなかった東北東から風が吹いてきた。

そこで、

ノース・ジュクオンに行ってみると、

数本もの美しい波を得た。

水温がまた下がっているようで、

北海のシンゴ方式で水温15度だと感得した。

もっと書くと、

九十九里と、

このジュクオンやブバラカを擁する勝浦湾の水温が同じだった。

海が荒れ、

冷たい海流帯が、

沿岸に寄ってきたのだと推測した。

湘南・逗子サーファーズ岬でサーフしたきんちゃんからはも、

「波はよかったんだけどさ、冷たくてまいったよ〜」

おそらくこちらと同じ15度のことを言っているのだとわかった。

土佐高知が19度もあったので、

この水温4度の違いはなかなかのものだ。

北海道帰りの土佐のチュラさんから

「旅のお供に」と、

マルセイバターサンドをいただいた。

おいしいもの研究所(スカイアンドシー・ムロト併設)で

「バターサンド」を研究していた時期があった。

全国からバターサンドを集めたが、

原材料と味の審査の結果、

このマルセイのがダントツでトップだった。

ブラインド・テストだったのだが、

結果を書くと、

販売量日本一というプレスバターサンドの評価が低かった。

贈答品の人気は味ではなく、

マーケティングで作られるのだと、

一同が実感したことを「おいしいもの研究所」として期しておく。

原価率が低い安価な原材料を使用するのは、

駅地下等の好立地テナントの家賃によるものですと、

河合さんが推測していた。

これも有名サーフボードと同じだと、

有名なバターサンドから世の中の原則を見た思いがあった。

バターサンドだが、

これまでケーキの味はクリームで決まると思っていた。

だが、

ナッキーたちは底にあるクレスト、

クッキー部に目を入れていた。

その評価も加味されて、

バターサンドの評価は付けられていった。

明日は私はお休みで、

華厳さん解説の

「銀鯖道の夜その15」をここでお届けします。

シギパネルラはどうなったのだろうか?

どうぞすばらしい週末をお過ごしください!

【巻末リンク:おいしいもの研究所】

【サーフィン研究所】海水温_ダビンチ久保田さんと水丸さん_村神様とおいしいもの研究所のムロト・チップスの多幸感_(1138文字)

【巻末リンク*2:波高ブイについて】

【サーフィン研究所:重要編】波浪ブイ『ナウファス』の読みかた_浮遊感というか飛翔みたいな小波_(1260文字)

【巻末リンク*3:前々回の低気圧からのうねり】

【サーフィン研究所】ナオのレガロ_8m14秒の顛末_泪橋のガッキーさんのド根性_(1297文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!