春爛漫。
わりと大きな低気圧が通過した。
低気圧は、
長距離の前線と一緒だったので長雨となった。
雨はようやく上がってよく晴れた。
北東うねりが3m@9秒もあって、
そして北風ならばハマムラだ。
途中でノース・ジュクオンの美しいバレルを見た。
Takibi God on 9’2”
at the North Jukuon
.
タキビ神は、
長いレイルを使って自在に斜面に吸い付く。
コスタリカ編で、
「張りつきの術」のことを書いたけど、
その実践者である。
ジャック・ロビンソンや、
ジョン・ジョン・フローレンスたちもそうだが、
この張り付きができないと、
切り立った波を滑ることはできないだろう。
(張りつきの術については巻末リンクを参照ください)
@sky_and_sea_muroto
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話は変わって、
高知県室戸市岬町のスカシーこと、
スカイアンドシー・ムロトは、
「おいしいもの研究所」を鋭意併設している。
そこで西山金時を使ったお菓子が試作されていて、
今回はオリジナルとティラミス・クッキーと、
ティラミス・コーヒーの味見に参加してきた。
室戸の西山金時は、
深く濃厚な味わいの芋としてその名を知られる名品なのだ。
さらに「鳴門金時」と、
「五郎島金時」は、
西山金時と合わせて、
『キントキMVPトリオ』として知られている。
じつはそのナルトさんと、
ゴロウジマくんの先祖が西山金時なのだ。
ニシヤマは、
甘いキントキ界では王者として君臨しているのだが、
サツマイモだけに寡黙であるので、
こうして私やおいしいもの関係者がその内情を代弁することになる。
その西山金時だけを使って、
河合館長とタケ・パティシエ、
そしてユカリちゃんが、
このカステラ金時3種を作った。
カステラの起源を調べてみた。
320年前(宝永元年)に長崎のポルトガル人が、
スペイン菓子を焼いたものだとあった。
または、
カスティーリャ王国(Castilla)からやってきたものなので、
カステラという名が付けられたと書いてあったが、
実際のところはどうなのだろうか?
そのスペイン菓子法で焼かれた金時芋の甘さと風味は、
もはやおいしいを通り越している。
ふんわりと夢見がちになりつつ、
300年も前の南蛮菓子と、
室戸キントキの結婚ということに夢をはせていた。
これから東京・下北沢に向けて出発する。
新宿から下北沢までは6駅なので、
じつに47駅も通過するちょっとした小旅行となるだろう。
下北沢では、
キャッチサーフの展示会と、
要人とお会いするのが目的だ。
下北沢といえば雑貨屋だらけなので、
何軒かのぞいてこようと思っている。
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【巻末リンク:張りつきの術】
【巻末リンク*2:奇跡の室戸】
【サーフィン研究所】海水温_ダビンチ久保田さんと水丸さん_村神様とおいしいもの研究所のムロト・チップスの多幸感_(1138文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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