Cosmos Surfboards TheOne 6’4″
Nakisurf Original Twin-Fins
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三月が終わろうとしている。
千葉から土佐高知に来てみると、
水温が温かくなることを想像していた。
もっと書くと、
いつも暖かいイメージの伊豆も湘南と同じくらい冷たかった。
千葉で言うと、
土佐の海は、
ハマムラやジュクオンより少し温かいくらいだろうか。
まとめると、
いまの土佐は、
千葉南より少しだけ温かいということだ。
それでも日差しは春のものであるし、
日中は20度となり、
明け方のいちばん冷えるときですら、
10度くらいはある。
スカシーことスカイアンドシー・ムロト農園には、
たくさんの小夏が実っていた。
土佐高知は柑橘王国であるけれど、
こうして普通にたくさんあることに驚かさせらる。
久保田さん率いる
『クワイエットファンク』に行くと、
安西水丸さんが描いたグラスがあって、
なんだかいろいろを思い出した。
水丸さんと同レベルのセンスの久保田さんは、
ドラグラで考えると、
つまり「遊ぶ観点」からすると、
レオナルド・ダビンチの再来そのものだ。
よっていつも見所が満載となる。
村上春樹さんが来たら、
久保田さんを主題としたエッセイが読めるのに。
そんな夢想だったり妄想が楽しい。
自作されたウッドプラグが掲げられていて、
それらは細かい泡が弾けるような感動を与えてくれた。
メキシコ戦の逆転サヨナラとなったビッグバスと、
村神さまのセンターオーバーの打球がかぶった。
このときはまだトリプル・フックだったことがわかった。
ちなみのドラグラ界で村上くんは、
村神さまではなく、
『ムRACAミ』と表記されていることは、
あまり知られていない事実だ。
(命名:DJ VCA氏)
とすると、
村上くんはラカ法王でもあるし、
そうでないかもしれないという示唆がある。
その久保田さんと、
スカシー河合さん。
@海陽町カアナパリ
「岬町おいしいもの研究所」が
スカシーこと、
スカイアンドシー・ムロトに併設されている。
今回の「おいしいもの」試作は、
西山台地産の金時芋の、
『ムロト・チップス』だ。
ベルギー以外地元産の素材を使い、
グラン・シェフのタケちゃんがヨーロッパ風味に仕上げた。
金時芋、
または紅はるかを薄切りし、
海洋深層水塩に漬けて、
よく水切りしてから低温の米油で揚げ、
ベルギー・チョコレートと、
土佐ベルガモットのコンフィチュールをまぶすと、
下のイメージのような華やかさが拡がり、
そして艶やかに霧散していった。
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【巻末リンク:岬町おいしいもの研究所とジロー】
【巻末リンク*2:ダビンチ久保田さんの60アップ】
【サーフィン研究所奄美支局&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】77歳のガラさん_quiet funk craft works T_(5978文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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