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【サーフィン研究所:紹介特大号】100%ハンドメイド&国産のグルービー・フィン_(2395文字)

水温15度、

12m@8秒のうねりは、

東、東南東に動き、

さきほどから東北東となった。

Tamasaki, Chiba

.

干潮時がエクセレントだが、

上げるとエックスが良くなるので、

テクニカルな波をお求めなら満潮時、

波圧をより感じたいなら干潮周りです。

弱いサイド・オフショア。

週末はさまざまな方がNAKISURFと、

サーフィン研究所に来てくれた。

上は、

釣り天才のマーちゃんと、

ガッキーさん(泪橋ジム)。

美住町のフィッシュゴッドは、

予約のステラテジーとマンダラTをゲットしてご満悦なのと、

彼のライフワークの取り扱いを始めました。

詳しくは後日ここで。

ギンサバミチで先生役をするのは、

こちらのバリのヤマザキさんだ。

彼から珍しいロッツォ・サーフィンのぬいぐるみが寄贈されたので、

研究所内に2種飾りました。

(もう一個は来店時にお探しください。

発見者にはプレゼントがあります)

オルタナ・サーフワックスの開発チームもやってきて、

試作ワックスを持ってきてくれた。

ちなみに帽子が柳さんで、

ダウンジャケットがワックス研究員の田島さん。

オルタナ・サーフワックスは、

なんと38個目の試作となり、

私が38好きなのを知っているのだろうか?

そのことを聞くのを忘れてしまったほど、

粘着度が高いワックスの感触だった。

このサーフィン研究所では、

さまざまなフィン話となった。

というのは、

タキビ神のオーダー・フィンが仕上がったからだ。

彼はECのペリカン7’6”をこなよく愛していて、

その相棒というかフィンは、

ジョエル・チューダー7.5がベストマッチ以上のマジックですと教えてくれた。

Takibi God on

EC Surfboards / Pelican 7’6”

.

けれど、

波のサイズが上がると、

稀に抜けてしまうというので、

同じデザインでスケールアップしたものを探していた。

ならばオーダーしましょう、

私もスキップ・フライとタイラーフィンの別サイズが欲しく、

ツインと2+1の名作サイドも一緒にJT8.78サイズで注文した。

オーダー先は、

老舗のフィンメーカーで、

しかも日本一のクオリティを誇る工房だ。

私がアメリカにいたときもフィンのオーダーをしていた。

オリジナル・フィンを作成すべく、

気合いを入れ、

通常ではないことだったり、

細部にわたることを書くと、

同じ作業だけをしたい職人の機嫌を損ねるらしく、

必ずどこかの要望が無視されて来たという悔しい記憶がある。

だが、

前述した日本一の工房と職人さんは、

実現レベルに自信があるようで、

じつに優しく、

「全部大丈夫です。おまかせください〜」

そんな大舟乗り気分にされつつ、

最近の波の傾向についてを話した。

ちなみに彼は、

人生の比重のほとんどを波乗りにかけ、

その命を受けて、

フィン製作の重鎮となった魂系の職人だ。

こうして国産の逸品を少数で注文できるのも、

NAKISURFが、

『直販サイト』というシステムに他ならないとひとりごちた。

しかも多くの人に行き渡るため、

廉価での提供と決定した。

すでに購入してくれたタキビ神とマグヤンをして、

「間違えていませんか?」

と言われるほどの値付けとした。

(卸売りはしていません)

タキビ神のフィンに戻るが、

JT-8.78という見たことのないサイズだ。

ターゲットであるECペリカンにもばっちりと、

このように美しい立ち姿となった。

タキビ神は、

より大きく切り立った波で、

オンオン(御・御=波乗り行為のこと)できるようになった。

コスモス・サーフボードの前田博士は、

シェイプ原理のみならず、

樹脂系や造型を愛するクラフトマンだが、

彼もまた歴史を重んじ、

先人への畏敬の念がある。

これまでフィンの経緯、

そして流体力学という数値を駆使すれば、

新概念のフィンが作れるのではないか?

昨年くらいからそんなことを話していた。

私たちがフィールドテスターになれるのは、

日々サーフしているからに他ならず、

さらに書くと、

この千葉北でボードを貸し出しているので、

フィンについてもさまざまな知識がある。

「欲しいフィン」を要望化したのが、

Groovy Fins(グルービー・フィン)。

グルービー・フィンのファースト・ラインナップは、

6ft台のシングルから長めのミッドレングス、

さらにはログ、

ロングボックス用のモデルがリリースされました。

トリム系はSFとJT、

ターン寄りのオールラウンドをセッティグすることにより、

完全な操作性が実現されています。

初回バッチ(Batch)は、

水玉模様のマーブルズとなりました。

↓こちらが前述したJTフィン。

↓これがスキップ・フライのトリムマスター・モデル。

歴史的な名作が独自サイズで展開されています。

↓こちらはバランスとターン性能を重視したオールラウンド・シリーズ。

タイちゃんフィンをベースとしました。

サイズも3種あり、

グルービーのイチオシです。

↓こちらが名作2+1のサイド。

スキップ・フライ名作からのテンプレートとフォルム、

そしてオリジナル・カラーリング。

↓こちらはパフォーマンス・ツイン、

またはツインザーのメイン・フィン用に設計製作。

世界一のマジックボード『TheOne』より誕生した

ザ・ワン・メイン¥9680(税込)

全てのフィンは、

今回オリジナル積層板から誕生しました。

ちなみに積層板というのは、

クロスを一枚一枚重ねて製作されます。

シングルフィンは38〜39枚、

マルチフィンは27〜29枚ものクロスが重なってフィンとなります。

これも渾身職人であれば、

一枚のごまかしもなく、

ましてや硬化剤量を増やして、

作業時間を短く(弱くなる)するというズルもなく、

安心が裏書きされたグルービー・フィンをどうぞよろしくお願いします。

【巻末リンク:ワックス試作CL27】

【サーフィン研究所】千葉南ヘブンリー_花粉症改善法_オルタナ・ワックスCL27報告_(1080文字)

【巻末リンク*2:フィン話】

【サーフィン研究所3部構成号】チューブ・ライドと宇宙観_1981年のクイーン_タキビ神のフィンとマンダラ・コーヒー_(1791文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!