水温15度、
12m@8秒のうねりは、
東、東南東に動き、
さきほどから東北東となった。
Tamasaki, Chiba
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干潮時がエクセレントだが、
上げるとエックスが良くなるので、
テクニカルな波をお求めなら満潮時、
波圧をより感じたいなら干潮周りです。
弱いサイド・オフショア。
週末はさまざまな方がNAKISURFと、
サーフィン研究所に来てくれた。
上は、
釣り天才のマーちゃんと、
ガッキーさん(泪橋ジム)。
美住町のフィッシュゴッドは、
予約のステラテジーとマンダラTをゲットしてご満悦なのと、
彼のライフワークの取り扱いを始めました。
詳しくは後日ここで。
ギンサバミチで先生役をするのは、
こちらのバリのヤマザキさんだ。
彼から珍しいロッツォ・サーフィンのぬいぐるみが寄贈されたので、
研究所内に2種飾りました。
(もう一個は来店時にお探しください。
発見者にはプレゼントがあります)
オルタナ・サーフワックスの開発チームもやってきて、
試作ワックスを持ってきてくれた。
ちなみに帽子が柳さんで、
ダウンジャケットがワックス研究員の田島さん。
オルタナ・サーフワックスは、
なんと38個目の試作となり、
私が38好きなのを知っているのだろうか?
そのことを聞くのを忘れてしまったほど、
粘着度が高いワックスの感触だった。
このサーフィン研究所では、
さまざまなフィン話となった。
というのは、
タキビ神のオーダー・フィンが仕上がったからだ。
彼はECのペリカン7’6”をこなよく愛していて、
その相棒というかフィンは、
ジョエル・チューダー7.5がベストマッチ以上のマジックですと教えてくれた。
Takibi God on
EC Surfboards / Pelican 7’6”
.
けれど、
波のサイズが上がると、
稀に抜けてしまうというので、
同じデザインでスケールアップしたものを探していた。
ならばオーダーしましょう、
私もスキップ・フライとタイラーフィンの別サイズが欲しく、
ツインと2+1の名作サイドも一緒にJT8.78サイズで注文した。
オーダー先は、
老舗のフィンメーカーで、
しかも日本一のクオリティを誇る工房だ。
私がアメリカにいたときもフィンのオーダーをしていた。
オリジナル・フィンを作成すべく、
気合いを入れ、
通常ではないことだったり、
細部にわたることを書くと、
同じ作業だけをしたい職人の機嫌を損ねるらしく、
必ずどこかの要望が無視されて来たという悔しい記憶がある。
だが、
前述した日本一の工房と職人さんは、
実現レベルに自信があるようで、
じつに優しく、
「全部大丈夫です。おまかせください〜」
そんな大舟乗り気分にされつつ、
最近の波の傾向についてを話した。
ちなみに彼は、
人生の比重のほとんどを波乗りにかけ、
その命を受けて、
フィン製作の重鎮となった魂系の職人だ。
こうして国産の逸品を少数で注文できるのも、
NAKISURFが、
『直販サイト』というシステムに他ならないとひとりごちた。
しかも多くの人に行き渡るため、
廉価での提供と決定した。
すでに購入してくれたタキビ神とマグヤンをして、
「間違えていませんか?」
と言われるほどの値付けとした。
(卸売りはしていません)
タキビ神のフィンに戻るが、
JT-8.78という見たことのないサイズだ。
ターゲットであるECペリカンにもばっちりと、
このように美しい立ち姿となった。
タキビ神は、
より大きく切り立った波で、
オンオン(御・御=波乗り行為のこと)できるようになった。
コスモス・サーフボードの前田博士は、
シェイプ原理のみならず、
樹脂系や造型を愛するクラフトマンだが、
彼もまた歴史を重んじ、
先人への畏敬の念がある。
これまでフィンの経緯、
そして流体力学という数値を駆使すれば、
新概念のフィンが作れるのではないか?
昨年くらいからそんなことを話していた。
私たちがフィールドテスターになれるのは、
日々サーフしているからに他ならず、
さらに書くと、
この千葉北でボードを貸し出しているので、
フィンについてもさまざまな知識がある。
「欲しいフィン」を要望化したのが、
Groovy Fins(グルービー・フィン)。
グルービー・フィンのファースト・ラインナップは、
6ft台のシングルから長めのミッドレングス、
さらにはログ、
ロングボックス用のモデルがリリースされました。
トリム系はSFとJT、
ターン寄りのオールラウンドをセッティグすることにより、
完全な操作性が実現されています。
初回バッチ(Batch)は、
水玉模様のマーブルズとなりました。
↓こちらが前述したJTフィン。
↓これがスキップ・フライのトリムマスター・モデル。
歴史的な名作が独自サイズで展開されています。
↓こちらはバランスとターン性能を重視したオールラウンド・シリーズ。
タイちゃんフィンをベースとしました。
サイズも3種あり、
グルービーのイチオシです。
↓こちらが名作2+1のサイド。
スキップ・フライ名作からのテンプレートとフォルム、
そしてオリジナル・カラーリング。
↓こちらはパフォーマンス・ツイン、
またはツインザーのメイン・フィン用に設計製作。
世界一のマジックボード『TheOne』より誕生した
ザ・ワン・メイン¥9680(税込)
全てのフィンは、
今回オリジナル積層板から誕生しました。
ちなみに積層板というのは、
クロスを一枚一枚重ねて製作されます。
シングルフィンは38〜39枚、
マルチフィンは27〜29枚ものクロスが重なってフィンとなります。
これも渾身職人であれば、
一枚のごまかしもなく、
ましてや硬化剤量を増やして、
作業時間を短く(弱くなる)するというズルもなく、
安心が裏書きされたグルービー・フィンをどうぞよろしくお願いします。
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【巻末リンク:ワックス試作CL27】
【巻末リンク*2:フィン話】
【サーフィン研究所3部構成号】チューブ・ライドと宇宙観_1981年のクイーン_タキビ神のフィンとマンダラ・コーヒー_(1791文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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