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【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その17_(757文字)

【日曜日の連載シリーズ4月編】

銀鯖道の夜

十七 銀鯖ステーシヨン

ジロバンニはタマサキ神社の灯がいつかぼんやりした形になつて、

しばらく螢のやうに、

ぺかぺか消えたりともつたりしてゐるのを見ました。

それはだんだんはつきりして、

とうとうりんとうごかないやうになり、

濃い鋼青のそらにたちました。

いま新らしくできたばかりのコスモスの板のやうな、

そらの野原に、

まつすぐにすきつと立つたのです。

するとどこかで法王さんみたいな聲が、

銀鯖ステーシヨン、

銀鯖ステーシヨンと云つたかと思ふと、

いきなり眼の前が、

億萬の金剛石をばら撒いたといふ風に、

眼の前がさあつと明るくなつて、

ジロバンニは思はず何べんも眼を擦つてしまひました。

【解説】

ここで重要なのは、「光」です。

輝かしいばかりの光は、

遠くから聞こえてくる「不思議な言葉」となります。

「ギンサバミチのはじまりとは、

〜かくかくしかじかである」

ということを法王が、

伝えてくれているのかもしれません。

しかしこの声は風の音だったのか、

ジロバンニくんがイメージした幻だったのか….。

どちらにしてもすごく、

「法王さんみたいな声」という表現は、

まるで見えない、

霊的な世界の情報を伝えてくれる媒介的存在が、

ジロバンニくんなのかもしれません。

物語は大きく動きました。

タマサキの丘にいたジロバンニ、

銀鯖ステーションという声。

そうです、

ジロバンニがいたところ(三次空間)から、

銀鯖道の世界(幻想第四次)への移行が行われました。

[追記]

それにしても昨日のここ、

NAKI’S BLOGでのギンサバ・ノベルティTの発表には驚きました。

直接お店に予約しに行くと、

ちょうどタキビ神くんと同じタイミングとなり、

これからのギンサバ・ストーリーについてしばし話していました。

(18へ続きます)

文責:華厳旭 D.G.P.

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