Cosmos Surfboards TheOne6’4”
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この夏は動かずに玉前神社付近にいる。
陽が上り、
それが神社の後ろ側に沈むと、
富士山を想い、
竹生島神社、
元伊勢とあって、
出雲大社の夕陽を連想しつつ手を合わせる。
太陽は宇宙そのものだから、
たとえば朝陽が、
房総の上総国から出雲国(いずものくに)まで届くことは一瞬のことだろう。
そんなスケールを考え、
意識を地球から放ち、
太陽までの距離、
そして遠くにある恒星の光を想う。
壮大が身近になってきたのは、
自身の歳に比例しているとも感じている。
昔ももちろん祈っていたが、
最近はとくに祈るようになった。
一日を、
健康を、
世の平穏を、
そしていなくなった人たちの冥福を祈る。
いまのところ私は多神教であるようで、
玉前の神さま、
天照大御神に祈るときは、
龍が自身に巻き付くようにする。
空海崇拝の金剛乗なので、
カルマを、
また真言(マントラ)を信じ、
両界曼荼羅図をながめて、
そこから何かの示唆を受けようとしている。
あわよくば、
室戸岬での空海のように明星を受け取れないかと、
調子の良いことも考えていると、
ここに自己分析してみた。
これはIG(インスラグラム)で見つけた画像だが、
ボードの上に立って、
タイミングよく飛び降りて、
より深く波の下に沈もうとしている。
とにかく絶望的な中で、
無心の境地みたいなものが映っていた。
冒頭に書いた『悟り』みたいなものだろうか。
さてさて週末。
このボードの上下逆転取り付けは、
夏の風物詩みたいなものでよく見かける。
ナンバープレートを見ると、
房総から150kmも離れたところからのサーファーだが、
これだと空気抵抗が大きいので、
ボード落脱の可能性が高くなる。
ワックスも溶けるだろうし。
(*下画像の左下にもあった)
こんなことは余計なお世話だろうが、
「(サーファーは)森羅万象に長けていなければならない」
または、
「森羅万象を会得するためにサーフする」
そんな原則を掲げると、
ここに指摘する意味はおわかりだろう。
さて、
この夏は、
タマサキサーフに通いつめたシュリ。
ついに念願のヘリテージ86を手に入れた。
ヘリテージは、
キャッチサーフのレクサスに位置する上位モデルだ。
エイト・シックスなので、
およそ260cmの傑作ボードだ。
シュリはこれで冬もサーフして、
次の夏にはさらなる威力の波に乗ろうとしている。
画像は86三兄弟で、
考えると、
私の周りだけで86マニアは二桁以上もいると気づいた。
商業的なことを書くと、
日本に残る新品は、
おそらくNAKISURFにある3本だけだろうか。
ご必要の方はお早めに。
土曜日は、
このライブがあるので、
4kmほどタマサキ浜地区の内陸にある中滝アートビレッジまで行った。
ここでは、
ひさしぶりにロック魂というか、
熱く湧く血潮を感じた。
すばらしいの一言だ。
ありがとう!
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【巻末リンク:キャッチサーフ・ヘリテージ論】
【サーフィン研究所】新作ヘリテージ86(キャッチサーフ)_スキップ・フライが提唱するミニマムライン_週末Vibes_(1116文字)
【巻末リンク*2:太陽の道についてもう少し】
【巻末リンク*3:悟り増加中】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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