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【サーフィン研究所】パーティ・ウイークエンド_ミッドボードの比重_爛熟ジュクオン_(1197文字)

週末いろいろ。

まずはチーチーフェスがすばらしかった。

丘の上のステージ、

チャナリーフ・ステージと、

2箇所でライブがあり、

まるでフォレスト・ジャム・プレミアムといった様相で、

お会いする方々の笑顔も弾けるように輝いていた。

Happy Time!!

これは日曜日。

クラシック8(245cm、CE80)で入ったのだが、

98(295cm)を出しておくと、

シギーGが好反応してくれた。

のみならず、

抱えて、

このバイアクセル製の重量感を確かめていた。

「理論上のことですけど」

彼はそう前置きし、

「比重が宇宙の一般的な原則です」

それはまるで騎士団長(©村上春樹さん)のセリフのようなので、

「どうだった?」

そう聞いてみた。

シギーは、

「ええ、まあ」

曖昧にそう言いながらわりと笑顔であるようだった。

コスモス各種が完成し、

前田博士が納品に来てくれた。

まずはTheOne。

ツインザーに加えて、

Vektorスタビライザーが装着できるセッティングだ。

50年間耐久仕様。

これは前述したCE80こと、

クラシックだ。

しかも私と同じ8フィート。

245cmは絶妙の長さで、

この浮力体に絶妙に乗ることができれば、

ほぼすべてのボードに乗れるという中庸サイズでもある。

こちらも50年耐久仕様。

このクラシックはノーロゴ仕様で、

「博物館シリーズからの亜種ですね」

前述したシギーが認識していた。

北西風から北風。

朝タマサキで、

後ジュクオンだろうか。

ジュクオンは、

まるでステートパークのような寛容さがあるビーチだ。

それでいて複雑な地形で、

きちんとピークの芯から乗るためには、

ルービックキューブ攻略のような画角も要求される。

つまり「初級から上級クラス」

というカリン塔クラスの波質だ。

カリン塔と出たが、

ドラゴンボールの塔のことであり、

つまりそこでサーフするだけで、

上達が促(うなが)される。

NAKISURFの近所には、

エックスという珍妙な波があるので、

修練を繰り返していた。

だが、

この数週間は不調であり、

もっと書くとモニースあたりも砂浜が消失した関係で、

特級波が来なくなってしまった。

これはまたいつか戻るのだろうが(期待をこめて)、

いわゆる地形というもので、

波も運気と似ていると気がついた。

Nacky on

Cosmos The Glider 9’8”

.

セントラルジュクオンの南側で無人ピークを見つけた。

波をチェックしていると、

他のエリアにはたくさんのサーファーが浮かんでいたが、

ここは無人だった。

しかもご覧のような波がひっきりなしにやってきた。

——2週間ほど前に書いたことだが——

人の習性には不思議なことがたくさんあるが、

どうやら群がる傾向にあるらしい。

【巻末リンク:文学とホーオー】

【サーフィン研究所】2300年前の文学_最近のNAKISURFとウェットスーツ_COME WITH ME_(1098文字)

【巻末リンク*2:群れる集団心理とは?】

【サーフィン研究所】イン・ビトゥイーンで混雑回避_おいしい紹介『麺屋OHANA』_(1198文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!