週末いろいろ。
まずはチーチーフェスがすばらしかった。
丘の上のステージ、
チャナリーフ・ステージと、
2箇所でライブがあり、
まるでフォレスト・ジャム・プレミアムといった様相で、
お会いする方々の笑顔も弾けるように輝いていた。
Happy Time!!
これは日曜日。
クラシック8(245cm、CE80)で入ったのだが、
98(295cm)を出しておくと、
シギーGが好反応してくれた。
のみならず、
抱えて、
このバイアクセル製の重量感を確かめていた。
「理論上のことですけど」
彼はそう前置きし、
「比重が宇宙の一般的な原則です」
それはまるで騎士団長(©村上春樹さん)のセリフのようなので、
「どうだった?」
そう聞いてみた。
シギーは、
「ええ、まあ」
曖昧にそう言いながらわりと笑顔であるようだった。
コスモス各種が完成し、
前田博士が納品に来てくれた。
まずはTheOne。
ツインザーに加えて、
Vektorスタビライザーが装着できるセッティングだ。
50年間耐久仕様。
これは前述したCE80こと、
クラシックだ。
しかも私と同じ8フィート。
245cmは絶妙の長さで、
この浮力体に絶妙に乗ることができれば、
ほぼすべてのボードに乗れるという中庸サイズでもある。
こちらも50年耐久仕様。
このクラシックはノーロゴ仕様で、
「博物館シリーズからの亜種ですね」
前述したシギーが認識していた。
北西風から北風。
朝タマサキで、
後ジュクオンだろうか。
ジュクオンは、
まるでステートパークのような寛容さがあるビーチだ。
それでいて複雑な地形で、
きちんとピークの芯から乗るためには、
ルービックキューブ攻略のような画角も要求される。
つまり「初級から上級クラス」
というカリン塔クラスの波質だ。
カリン塔と出たが、
ドラゴンボールの塔のことであり、
つまりそこでサーフするだけで、
上達が促(うなが)される。
NAKISURFの近所には、
エックスという珍妙な波があるので、
修練を繰り返していた。
だが、
この数週間は不調であり、
もっと書くとモニースあたりも砂浜が消失した関係で、
特級波が来なくなってしまった。
これはまたいつか戻るのだろうが(期待をこめて)、
いわゆる地形というもので、
波も運気と似ていると気がついた。
Nacky on
Cosmos The Glider 9’8”
.
セントラルジュクオンの南側で無人ピークを見つけた。
波をチェックしていると、
他のエリアにはたくさんのサーファーが浮かんでいたが、
ここは無人だった。
しかもご覧のような波がひっきりなしにやってきた。
——2週間ほど前に書いたことだが——
人の習性には不思議なことがたくさんあるが、
どうやら群がる傾向にあるらしい。
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【巻末リンク:文学とホーオー】
【サーフィン研究所】2300年前の文学_最近のNAKISURFとウェットスーツ_COME WITH ME_(1098文字)
【巻末リンク*2:群れる集団心理とは?】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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