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naki's blog

【サーフィン研究所・新春渾身号】サクラサク_(1548文字)

おめでとう4月!

桜が満開となっている。

しかしとても寒く、

これでは真冬に咲いた桜みたいだと感じながらシャッターを押した。

玉前神社にお詣りに行き、

4月=新しい年のことを想い、

浮かべていった。

昨日はここに高浮力ボードのことを書いた。

下の画像日の、

波サイズで考えると、

この斜面はショートボードでも有効だが、

沖側にテイクオフできるカタパルトみたいなものがないと、

ここを滑るのはむずかしい。

Cosmos Surfboards The Glider 9’8”(295cm) @nakisurf_chiba

なぜならこの日は、

――全ての波がそうだったのだが――

岸寄りの浅瀬、

ショアブレイクでテイクオフしなくてはならず、

ショートボードならば、

立ちあがった瞬間に波はくずれてしまう。

テイクオフしつつ、

レイルを波壁側に引き上げねばならず、

それはまるでバックドアやブルードラゴンで波乗りしているほど、

瞬間的なターンやストールが求められた。

ある意味、

6フィート・バレルの波にテイクオフしているかのような臨場感があった。

ちょうどスカシー(スカイアンドシー・ムロト)館長の河合さんが、

パイプラインに行ってきて、

そこにはバックドア(パイプのライト波)が写っているのだった。

茂原まで10マイル(16km)程度のロードトリップに出ると、

この看板が傾いていて、

これぞまさにいまの日本を象徴しているぞとシャッターを押した。

この手作り「夏子の酒風」醸造所がすばらしく、

甘酒を求めて*マンライした。

*マンライ=満足ライディングの略だが、

拡張してヨロコビという意でも使用している

狙いの沖縄そばは定休日らしかった。

それでは、

カルディに食材を求める&ウィンドウショッピングを兼ねて、

もう10マイル追加した。

ロードトリップはこのように気ままでなくてはならないと、

ひとりごちつつ、

たらったら たらったら なっかおしのい~ち

たらったら たらったら お~たのしみ~

ヤオコー・ミュージックを聴きながら「ずんだおはぎ」を求めた。

これはずんだ=枝豆によっての連想が、

左翼を表すようだと、

推敲(すいこう)時に気づいた。

念のためチュラさんことベンチュラ・セイジに聞いてみると、

農学&文学家の彼は、

「農家さんを用いれば左側に寄ります」

ということを言った。

電話をおいてから、

右や左を気にする歳になったのかと自身をいさめた。

少し前に、

銀鯖道の夜のころだろうか、

カリフォルニア・ジェネラル・ストアの秋山くんがタマサキにやってきた。

話は弾んで、

夕刻ころにパドルアウトして、

さまざまな良波を得た。

これこそが、

真のアムステルダム・コミュニティ・ミーティングでもあり、

秋山くんの卓越した波乗りを受けて、

私はすばらしいグライダー時間を得た。

これもきっとイシダさんの仕業だと、

彼の昔話に花が咲いた。

イシダさんは、

総料理長と同じ高校で、

野球センスはメジャークラスだったこと、

彼がアメリカに行く経緯を聞いたことをお話した。

石田さんはすでに鬼籍に入られているが、

横にいるかのような感覚があった。

すごい人だ。

私のオレンジ色のグライダーが98(295cm)、

秋山くんのが910(ナイン・テン)だった。

ちょうど3mの逸品だ。

レイルのガムテープは、

抵抗のテスト中なのでご容赦されたい。

秋山くんのフェイド・ターンやドロップニー、

そして波読みのレベルが高く、

こういう人がサーフ業界にもっと増えたらいいのにと、

またイシダさんのお顔を思い出していた。

【巻末リンク:アムステルダム・コミュニティについて報告書&詳細】

【特大号:NALU誌特集記事】エントロピー:ーENTROPYーアムステルダム・コミュニティというメッセージ_(9172文字)

【巻末リンク*2:ちょうどムロトのパイプランが写っている】

【サーフィン研究所314熱烈号】室戸からホワイト・タイガーに行った日_ボンザーシステム_寒波波は4000km先へ_(1368文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!