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naki's blog

【サーフィン研究所五月雨記念号】日曜日の無人時刻レポート_カイくんの波壁ひとすじ250m_TheOneラバー結集後のNAKISURFロマンチカとミッドレングス_(1477文字)

土曜日の夕方に風は止んで、

タキローとバリのヤマザキさん組は、

タマサキ・ジェフリーズでサーフしたが、

潮位の関係であまりパッとしなかったのと、

うねりがフレッシュすぎて奔放に跳ねていたと報告を受けた。

で、

翌日(Sunday)の、

ヨワケ(夜明け前のこと)だと感得しつつ決定し、

SS氏とカイくん、

フルーツ天才のIさん親子、

そしてオルタナ・サーフワックスの柳さんと、

金谷さんに明日のピークはそのころでしょうかと、

夕方ごろSMSで送電した。

到着すると、

無風のような東風のような。

波はあいかわらず柔らかそうだが、

パーフェクトがブレイクしていた。

早速グライダーや、

TheOnePure72、

ロマンチカ64にワックスを塗ると、

カイくんは910(300cm)でパドルアウトするという。

ちなみにカイ(平松海)くんは、

私のログ師匠で、

お会いするたびに所作を学ばせていただいている。

波乗りを磨き、

それと同時に深い思想を削り出していると、

しばし彼と会話するとそれが理解できる。

シバちゃんは、

ずっと首を痛めていたので連絡しなかったが、

なんとひさしぶりのサーフだと勇んでやってきた。

波はすばらしいもので、

けれど弱い東風はオンショアだ。

波面に湾曲した小さなコブがあったが気になるほどではなかった。

さらには、

このオンショアのおかげで波情報の点数が低いようで、

見渡す限り誰も来なかった。

「通行止めになっているの?」

ナッキーがそんなことを感じるほど誰も来なかった。

5時くらいに無風となり、

オフショアの気配があるころに数人がパドルアウトしてきた。

それからオフショアとなり、

波はパンピングしはじめた。

カイくんの

「波壁ひとすじ250m」

とは、

まるで𠮷野家牛丼のキャッチ・フレーズだが、

その波を筆頭に、

すこし気がふれてしまったのかと思えるほどの狂乱波を得ると、

突然人が押し寄せてきた。

例えるのなら、

ディズニーランドの開園後、

スプラッシュ・マウンテンからパークの門側を見ていることを想像した。

マンライ後にNAKISURFをオープンすべく、

最近流行の朝食を食べに行こうと上がると、

カイくんは、

TheOne64のグラスオンでサーフしようとワックスアップしていた。

ボードサイズに目を入れると、

6’4”x 20-7/8″x 2-5/8″

(193cmx53cmx6.67cm)

であり、

カイくんの体格は、

180cm、

78kgであるので、

ザ・ワンの許容範囲の広さを思い知った。

ちなみに私が後半に乗ったのは、

72(218cm)であるが、

このフロウ感と、

相反するヒッティング各種を得て、

時間が過ぎるのが名残惜しくなる現象に達した。

だが、

くだんの混雑と、

朝ご飯の誘惑に説得されて上がってきた。

こちらはIさんのTheOne64。

NAKISURFレイバンが輝いている。

とすると、

シュリもナッキーも、

またSS氏もそうなので、

じつに6名ものTheOneラバーが集まった朝。

NAKISURFでは、

先週発表したブライト・ロマンチカの納品が相次いだ。

オンラインを見ていないが、

そろそろ初回分は完売だと思う。

これはハンドメイドのTheOneケースで、

610(208cm)までのサーフボードを包む。

NAKISURFミッドレングス・チームは、

前出した72と68が気になるようで、

この後私はツインザーの崇高さを力説すると、

みなさんの目はらんらんと輝いていた。

こんな大人が感動できるサーフィンはすばらしい。

【巻末リンク:そのロマンチカ】

【サーフィン研究所渾身特大号】ブライト・ロマンチカ_EXPERIENCE AMAZING_(2674文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!