土曜日の夕方に風は止んで、
タキローとバリのヤマザキさん組は、
タマサキ・ジェフリーズでサーフしたが、
潮位の関係であまりパッとしなかったのと、
うねりがフレッシュすぎて奔放に跳ねていたと報告を受けた。
で、
翌日(Sunday)の、
ヨワケ(夜明け前のこと)だと感得しつつ決定し、
SS氏とカイくん、
フルーツ天才のIさん親子、
そしてオルタナ・サーフワックスの柳さんと、
金谷さんに明日のピークはそのころでしょうかと、
夕方ごろSMSで送電した。
到着すると、
無風のような東風のような。
波はあいかわらず柔らかそうだが、
パーフェクトがブレイクしていた。
早速グライダーや、
TheOnePure72、
ロマンチカ64にワックスを塗ると、
カイくんは910(300cm)でパドルアウトするという。
ちなみにカイ(平松海)くんは、
私のログ師匠で、
お会いするたびに所作を学ばせていただいている。
波乗りを磨き、
それと同時に深い思想を削り出していると、
しばし彼と会話するとそれが理解できる。
シバちゃんは、
ずっと首を痛めていたので連絡しなかったが、
なんとひさしぶりのサーフだと勇んでやってきた。
波はすばらしいもので、
けれど弱い東風はオンショアだ。
波面に湾曲した小さなコブがあったが気になるほどではなかった。
さらには、
このオンショアのおかげで波情報の点数が低いようで、
見渡す限り誰も来なかった。
「通行止めになっているの?」
ナッキーがそんなことを感じるほど誰も来なかった。
5時くらいに無風となり、
オフショアの気配があるころに数人がパドルアウトしてきた。
それからオフショアとなり、
波はパンピングしはじめた。
カイくんの
「波壁ひとすじ250m」
とは、
まるで𠮷野家牛丼のキャッチ・フレーズだが、
その波を筆頭に、
すこし気がふれてしまったのかと思えるほどの狂乱波を得ると、
突然人が押し寄せてきた。
例えるのなら、
ディズニーランドの開園後、
スプラッシュ・マウンテンからパークの門側を見ていることを想像した。
マンライ後にNAKISURFをオープンすべく、
最近流行の朝食を食べに行こうと上がると、
カイくんは、
TheOne64のグラスオンでサーフしようとワックスアップしていた。
ボードサイズに目を入れると、
6’4”x 20-7/8″x 2-5/8″
(193cmx53cmx6.67cm)
であり、
カイくんの体格は、
180cm、
78kgであるので、
ザ・ワンの許容範囲の広さを思い知った。
ちなみに私が後半に乗ったのは、
72(218cm)であるが、
このフロウ感と、
相反するヒッティング各種を得て、
時間が過ぎるのが名残惜しくなる現象に達した。
だが、
くだんの混雑と、
朝ご飯の誘惑に説得されて上がってきた。
こちらはIさんのTheOne64。
NAKISURFレイバンが輝いている。
とすると、
シュリもナッキーも、
またSS氏もそうなので、
じつに6名ものTheOneラバーが集まった朝。
NAKISURFでは、
先週発表したブライト・ロマンチカの納品が相次いだ。
オンラインを見ていないが、
そろそろ初回分は完売だと思う。
これはハンドメイドのTheOneケースで、
610(208cm)までのサーフボードを包む。
NAKISURFミッドレングス・チームは、
前出した72と68が気になるようで、
この後私はツインザーの崇高さを力説すると、
みなさんの目はらんらんと輝いていた。
こんな大人が感動できるサーフィンはすばらしい。
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【巻末リンク:そのロマンチカ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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