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naki's blog

【サーフィン研究所テクニック&お知らせ特大号】ヨーロッパ中期予報気象センター_早い波の抜け方その8_クワイエットファンクさんの30周年記念ルアーになんとNAKISURF-SX7が!_(2088文字)

南東うねりが上がっている。

現在1.4m8秒。

ただ、

ナウファス鹿島港ブイが昨日の午後からエラーしているので、

今朝の計測値はECMWFで求めた。

ECMWFとは頭文字で、

正式名称が、

「European Centre for Medium-Range Weather Forecasts」

『ヨーロッパ中期予報気象センター』というありがたきものだ。

ECMWFのことを調べてみると、

1975年、

ちょうど50年前より気象予報のための数値解析手法を開発し、

それら中期気象予報を加盟国に配信している。

さらには、

予報を向上させるために日々研究を行っているとあった。

これは予報のみならず再解析、

つまり過去の気象データを収集し、

そのエラーや不足や過多という事項を復習しているようで、

日進月歩で精確さを増していることも特筆に値する。

RIP Bradford

話は変わる。

先日、
「波がうまく抜けられない」

という課題を持った人がやってきた。

その人のサーフィンを見ると、

テイクオフの際にレイルを入れられず、

まっすぐ陸側に向いていた。

これも

「よくあること」

なので、

レイルを入れて、

波に入る(テイクオフ動作すべてのこと)指導をしばしすると、

8本目で完璧にレイルが入ったテイクオフができた。

めでたしめでたし。

Takibi God on Cosmos Classic 80 (2245cm) @nakisurf_chiba

これはタキビ神の横向きテイクオフ。

タマサキの広々としたファーストセクションではとても有効となる。

波へのアプローチは、

入り方、

つまり自身の入射角度を構築すれば、

「波がうまく抜けられない」

ということが減るのだ。

一度27度まで上がった海水温は、

日曜日に16度まで下がり、

また徐々に上がり始めた。

昨日で19度くらいだろうか。

クワイエットファンクの久保田さんより感動的なものが届いた。

NAKISURFサイトを移転することもあり、

千葉に戻るまであたためてきた。

NAKISURFは、

タイラー・ウォーレンたちによるコーポレート・ロゴ、

または古代からの鳥シリーズのビジュアルでも知られている。

なかでも7年前、

ファミリー・フレンドの河合さんに描いたSX7は、

NAKISURFマニアのあいだでカルト人気を誇り、

この細密プリントのオーダーを受けたほどだ。

クワイエットファンクの久保田さんもそのお一人で、

なんとこのSX7をルアーにされるとのことで、

資料をお渡しすると、

こんなマスキング(テンプレート)の経過画像が届いた。

これまでの経緯としては、

「なぜか釣れる」と評判のNAKISURFオリジナルカラーのルアーがあり、

デカダンス・トーイはもちろん、

クワイエットファンクさんのありと殿堂ルアーにカラーリングが施されていった。

NAKISURFカラーと、

魚へのアピール度のことをバス・キチ三平くんと、

バス狂いのポパイ・ケイスケとで考察してみると、

やはり黒線が虫のアウトラインだと魚には映るのでしょうか、

やたらとヒットしますということだった。

この感動的な新作は、

q.f 30th.記念プラグ第2弾だとあった。

泳ぎと重さにこだわってのリリースだった。

ちなみに30年前のプロトタイプは、

1/2オンスと5/8オンスの二種類だったそうだ。

だが、

満を持してのサーフバムは、

3/4オンスがミニバスからランカーまで誘うマジック・ウエイトだと、

ルアービルダーのレジェンドの久保田さんは確信されている。

扁平ヘッドであり、

縦に平たいテールの3D形状ボディは、

波っけのあるザワついた水面でも波紋で訴求するように考えられたものだ。

ネーミングは、

サーフボードのロッカー(反り)にヒントを得て、

サーフバム(サーフ狂い)だとあった。

ノーズロッカーが豊富なヘッドは、

レスポンスがよく、

繊細なロッドアクションでテーブルターンを繰り返す。

もちろんだが、

静水面でもやたらと機能しますとは、

前述のケイスケが教えてくれた。

ショートジャークでは、

不規則なダックダイブ、

軽やかなスウィッシュ音でバイトを誘い、

バスくんたちを魅了するのである。

WOOD製。

サーフェイサーのち、

マスキング(テンプレート)によるウレタンコーティングの本気塗装済みです。

***

サーフバム ヴィー  3/4oz. 4in.

ウッド製

クワイエットファンク総帥kenji.kさんによる手描きの気狂い魚のマスキング塗装。

全色はこちら。

4インチは10cmなので、

定規を使ってサイズ感を撮ってみた。

到着時のお祝いをSX7の河合さんとした感動的な日。

そのころ久保田さんは、

製品版を投げて、

ピチピチの高知バスくんをゲットされていた。

K. Kubota @quiet_funk_craft_works

商品情報はコチラです↓

https://www.nakisurf.com/product/quietfunk_surf_bum_vie_wood/

【巻末リンク:創業時のキング・久保田氏】

【サーフィン研究所奄美支局&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】77歳のガラさん_quiet funk craft works T_(5978文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!