土佐の西南、
クマビーチにいる。
東うねりがあり、
一度10秒を超える周期を計測したほどなので、
美しいセット波がやってくる。

1000km離れた低気圧からの、
はるか遠くからのうねりだ。
地形が悪ければ、
一直線のダンパーだ。
クマが棲むとされる大岩があり、
その前がパーフェクトとなった。
そのクマさんは、
スマイリー・グリズリーと呼ばれていて、
ハッピーサーフの象徴であるが、
このように岩場の浅瀬でもコントロールして、
一切怪我をしないのもハッピーの条件だ。
そのためには敏捷であり、
ワイプアウト厳禁かつソフトフットや、
パラレル・ランディング等々、
高い技術が要求されるのだ。

要求されつつ、
なぜ私たちはウェットスーツを着ていないのか、
水温は何度なのか?
そんな質問があったので、
それらの返信は、
最高気温は30度を越えていて、
水温もそのくらいあるので、
今回のクマビーチ・セッションは、
まだウェットスーツを着ていないのだ。
さてさて、
グルービー・フィンのテスト版が届き、
各地さまざまなボードに装着してテストしていた。

この東うねりでTheOneピュア72(218cm)に付けると、
足回りの柔らかいゴーカートに乗ったような気持ちとなった。

ピュア・シリーズはいわゆるミッドレングスだが、
ショートボード・フィーリングとなり、
40歳若返りつつラディカルなターンを楽しんだ。
すばらしきデザイン。
フィッシュ用にと思っていたが、
まさかピュアとのマッチングでこんなことになると思わなかった。
そんなうれしき感覚のまま、
近所の物産店に行くと、
それは美しき天然鮎があった。
「養殖でないので、
川の苔を食べているけんうまいんやで」
そんなことを教わった。
東うねりを聞きつけて、
シャッチョが円月ピュア72を持ってやってきてくれた。
続きはまた明日ここで!
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【巻末リンク:TheOne Pure円月72到着日】
【サーフィン研究所】過日クマB_TheOne円月_ドラグラ入団トモキくんのレバレッジ・フィッシュのマジックボード度_中土佐道の駅_(955文字)
【巻末リンク*2:エンゲツとエンゲッツ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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