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naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】ドラグラTheOne友の会控 第二話 円月殺法_(1594文字)

(昨日からの続き)

TheOneブラザーズは、

この日極波(きわみなみ)を得た。

同時刻の千葉タマサキ・モニースでは、

SS氏と石部さんが、

同じTheOneでトリプル・ダブルを得たと報告を受けた。

ボックス(The Box)を見て、

イメージトレーニングしてきた。

ストールと壁のめくれ具合が、

想像と違って少し落とされたけど、

ツインザーのクイックさを使って修正できた。

Cosmos TheOne 64 w/Groovy Twin + Tab @hiroyuki_maeda Photo: @nakisurf_chiba

波の後ろにチュラさんとシャッチョさん、

そして向こうにショーボーのキヨシが写っている。

今回の夢波編の登場人物たちである。

Shacho on Cosmos TheOne 64 w/Groovy Twin + Tab @shacho_house / Photo: @nakisurf_chiba

「あれはフロントサイド・エンゲッツだったのか!!!」

これは昨日このシークエンスを見たタキビ神の感想だ。

*エンゲッツとは、

1956年開始の大人気文芸、

『眠狂四郎無頼控』の必殺技から出現した現代語だ。

*エンゲッツ:
昭和三十年代の響きと、
たたずまいがあるものの総称。
豊臣秀頼の佩刀「無想正宗」=エンゲッツ奏者による持ちもの

ちなみに手前に写っているのは、

ショーボーのキヨシだ。

バレルを抜ける彼を何度も見た。

打率ではないが、

彼のバレル率が.500程度はあっただろうか。

鍛え上げられた身体と精神。

ショーボー・キヨシの偉業を舞台化したくなった。

ちなみにこれまで彼のサーフを幾度も見てきたが、

今回はテイクオフからの減速に達人タッチを感じた。

上達して、

次のレベル・フロアにやってきたということだ。

Barron_Mamiya_Pipeline_2024 @wsl

で、

彼の減速(ストール)はどこかで見たなと記憶していたが、

かんたんに説明すると、

パイプライン・マスターのバロン・マミヤのストールと似ていた。

Ventura Seiji on Cosmos TheOne 64 @seijimo / @hiroyuki_maeda

「(マーガレットリバーの)メインピークみたい」

ナッキーがそんなことを言った波がこれ。

この日はクリーンもあればラフな波もあった。

恐ろしいほどの流れに加え、

ショアブレイクの破壊力は、

シギパネルラを銀鯖道(冥界)に放りこんだことでもわかるように、

ここは三途の川の関所である。

これまでのジャンクフードとは、

「さよならララバイ」し、

*四毒ぬき

(小麦粉、植物油、砂糖、乳製品を含まない)

純和食ダイエットに目覚めたチュラさん。

贅肉がなくなり、

よって、

筋力&体力、

睡眠や思想、

味覚ですらすべて明快だという。

たっぷりとサーフして、

疲労困憊となったところで、

良質な栄養補給だと土佐市のハレタに行った。

ここは、

道の駅風の民営産直市場で、

正式名称を「地のもんハレタ」という。

ここハレタには、

スカシー&おいしいもの研究所謹製のスイートポテト

『キントキとバター』がある。

これは宣伝抜きで絶品であり、

マリー・アントワネット、

またはアラン・デュカスの総料理長風味だ。

しかもハレタには、

アソートセットが展開されていて売り切れ間近だった。

少年時代のような空腹感があり、

それを受け止めるハレタの朝は炊きたての古代米の香りがし、

たまらないものがある。

チュラさんとシャッチョさんは共にジャコ飯と、

豚汁のセットのようで、

小魚の栄養をサーフ後の、

各部に補っているようだった。

私はいつもの豚汁玉子かけ定食500円。

湯気が出ないことにすっかりと暖かくなったことを知った。

【巻末リンク:チュラさんの舞台】

【サーフィン研究所】終わりなき情熱と冒険_(973文字)

【巻末リンク*2:TheOne友の会】

【サーフィン研究所渾身号】南国の雪とTheOneオーナーズ・ミート_(1486文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!