【サーフィン研究所】秋から冬へのセットアップ_博士とシャッチョ来葉_ギンサバミチの夜考察その8「桟橋について」_(1269文字)

Cosmos Surfboards TheOne Pure 72 (218cm)w/ Groovy Magical Curve Twinzer

うねりの稜線を読み、

地形を知り、

セットアップをする。

チューブライディングは、

太古から花形のサーフテクニックだけど、

それだけではなく、

思想や体系まで包括する一本の滑走線だと気づいた。

このことを詳しく書くと、

また長くなったのでBlue.のコラムの下書き保存とするべく、

タイトルと概要をまとめていた。

そとはすでに冷えて、

冬の気配だけど、

最高気温が18度もあるので、

まだ秋だとわかる。

なぜなら冬の最高気温は、

0度とか3度だからだ。

本日正午よりエンゲッツ・シャッチョさんが*来葉するので、

タキビ神に連絡を取って、

炎のゆらぎをリズムで表現することについて言及していた。

*来葉=千葉にやってくること

エンスーラボから前田博士も来店し、

レバレッジ・フィッシュの完成品に見とれた。

さらには、

目下SS氏が持つ、

エッジに関する疑問をシェイパーとして詳細にせまりつつ回答していた。

Thunderbirds x Ginsaba Michi no Yoru ©Shigeru Komatsuzaki

【ギンサバ・サンデー・リターンズ】

ギンサバミチの夜考察その8
桟橋について
その桟橋のグラフィック

――今日は桟橋についてお話いただけると

華厳:

ここで桟橋というのは、

「主観」であると仮定してみると、

この体系の中でアトム化した定冠詞(the)であると気がついたんだ。

NAKI:ほう。

華厳:

読者はここで物語は萌芽し、

新世代へと移行するためのシーンだと気づくはずだ。

NAKI:

としますと、

あのラストシーンは終わりではなく、

次のエピソードへのプロローグだということですね。

華厳:

その通り!

私はミヤサバ文脈を多角的に読み解き、

「タキビパレス」という概念を、

アートから換骨奪胎させてみると、

「はらいそ」という細野晴臣学が浮かび上がってきたんだよ。

――歌詞そのままですものね。

華厳:

そうだ、

あのシーンを読んでから「はらいそ」を聴いてみると、

するとなぜか、

バッファロー・スプリングフィールドが浮かび、

細野さんと大滝さんが初めて一緒に聴いた「I Am A Child」のメロディ、

つまりニール・ヤング的な活力が少年時代にさかのぼってみなぎり、

その意識がジロバンニのイメージに重なっていくんだよ。

NAKI:

私もニール・ヤングを聴きながら最終章を読んでみました。

そうしますと、

まさに天国からこちらへの問いかけのように感じました。

細野さん的な音楽の特質、

ひいては音楽一般の特質を決定づけるような要素は、

まさにミヤサバの旋律として、

タキビパレスの桟橋にしたためらていると感じました。

――本日はありがとうございました。

【巻末リンク:桟橋関係はこちらへ】

【サーフィン研究所】桟橋の900kmインプレッションズ_(1486文字)

【巻末リンク*2:主題の桟橋方面へはこちら】

【サーフィン研究所:連載特大号】銀鯖道の夜 8 8_ジロバンニの切符35_(1758文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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