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naki's blog

【多少特大号】週末の波とカノアくん、片岡鯖男さんと宮鯖賢治さん、中村さんについて_(2510文字)

Tyler Warren Big Dream Fish 6’7″

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さてさて、

この週末に乗った波のことを話さなくてはならないのだが、

これらを書くには、

あまりにも膨大で、

——つまり波だけではなく、人間模様とか歴史、地形等々——

少しずつか、

いつかの特大号の際にでも公開しますのでお待ちください。

昨日ここで、

カノア五十嵐くんがCTで優勝したことを書いた。

すると、

数人の識者たちから

「ウナクネがメインストリームを語ってどうする」

そんな意図のご指摘を受けた。

だが、

カノアの達したものは、

大山倍達であり、

木村政彦、

そして前田光世と同等レベルの萌芽で、

近代風に言うと、

大谷翔平くんが20勝と、3割、

50HRを同時に達成するほどの偉業であります。

カノアくんは、

別府さんの親友トムさんのご長男である上に、

将来はウナクネ=ドラグラ風味たっぷりであるし、

ヨゲさんたちと仲が良さそうだから大丈夫です。

そんな回答をすると、

「OK」とひとりからあり、

「ならよい」

「そんなにすごいのか」

「知らなかった」

そんな返信が戻ってきた。

カノアのおかげでいつか、

メインもサブカルチャーも仲良くできる日が来ます。(笑)

Catch Surf Odysea Stump 5’0″

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今朝はドラグラ・コンセプトの各々の早朝ミーティングがあった。

こういうことを書くのは、

政治的なことで申し訳ないし、

またKさんあたりに

「わかりづらいのを書いていると閲覧が下がりますよ」

そんなことを言われるのだろうが、

閲覧よりも書きたい欲求が抑えられない。(笑)

まずはラカ摂政瀧朗とのミーティング。

彼とは常にSMSで行っている。

私のようなミドルエイジは電話の方がかんたんで良いのだが、

「この方法ですと、ミーティングが終わった瞬間に記録が残ります」

摂政的にはそんなことらしい。

さすがである。

この鳥風のアイコンが私だが、

まずは時事ネタでこう始めた。

政治用語が多いが、お許しください。

こんな対談内容だった。

深い話となって恐縮であります。

次に河合会長とのやりとりがあり、

私が杏と一緒に土佐牛を焼いたことと、

玉ちゃんからいただいた新生姜

(春野町ノゾムくん農園渾身の作)で、

『ジンジャー・スパゲティーニ』を作ったことを報告した。

最近の流行はアルデンテよりも「オーバークック」。

標準時間より90秒ほど長く茹で、

グルテンのもちもち感を強調させる。

乾麺はカルディで購入したもので、

この美しすぎる新生姜を絞り、

黒潮町の黒塩、

土佐清水の瓢箪ヒトシくんの新タマネギ、

サニーマートで購入したオリーブオイル、

無垢という名のゴーダチーズを乳化させた。

辛そうでいて、そう辛くもない、

春野町特産の、

偉大なる生姜が織りなす爽やかで、

華やかな味覚のスパゲッティーニ。

フェデリーニでもいいかもしれません。

作り方の詳しくはまたここに書きますね。

昨日は中村のおやっさんの誕生日。

亡くなってしまったが、

奄美にある彼の家で、

夢に出てきて、

「大事だからな。NAKIさん、みんなに伝えて!」

そんなことを伝えてきた日だった。

彼の長男の豪くん(ドラグラ建築家)に電話をかけて、

献杯して彼を偲んだ夜でありました。

合掌。

3.8フィートの週末 / 片岡鯖男_(1710文字)【ドラグラプロダクションズ製作】

さて、

ドラゴングライド・プロダクションズを作りまして、

略してドラグラなんてやっていて、

早速ご祝儀代わりにエースのお二人に寄稿された。

このことによって、

13年書いてきて初めて、

ブログ執筆二連休をいただけた。

ありがとうございました。

トップバッターは片岡鯖男さん。

令和時代の小説家。
平成30年「ソフトなキャッチサーフにしてくれ」
で鰻捻新聞社新人賞授賞。
「サバ手の風」など、
卓越したサーファー目線と、
ビートのきいた文体で現代の若者を描く。
アメリカ文化を風刺した著作も多い。
出身地不明だが、
エッセイによるとアメリカ生まれらしい。
キャットフォード大卒(高間教授と同期)。
評論に「ぼくはデュークが大好き」、
「バレルの外へ」があり、
エッセイに
「タローマンの軽で新聞配達」
「ウナクネとウナクネ以外」、
訳書に「フィッシュゴッド詩集」
「ツインフィン この完璧なるもの」などがあります。

この鯖男さんの作品を公開したところ、

いくつかのお便りがありまして、

「片岡鯖男さんは誰が書いているのですか?」(ベンチュラセイジ)

「同期のカタサバさんには、伝説の片岡義男さんを超えて欲しいです」(高間教授)

「どんな人ですか?高知県在住ですか?」(Mさん)

「高知新聞の浦ノ内所長が、鯖男さんを横浪で見たと言っていました」(編集:河合英治)

「意味がわからないので、ブログで書かないほうがいいですよ」(Eさん)

「新漁丸の日替わりランチが620円だよ。宇佐獲れシイラの漬け丼だったよ」(タヌーマン)

「シシ肉あります。元気でますよ」(ウナクネヤスくん)

そんなことだったが、

この中のひとりが片岡鯖男さんで、

とぼけて連絡してきているのです。

透明なサーファー / 宮鯖賢治_(1026文字)【ドラグラ・プロダクションズ製作】

↑土曜日は、

本来なら「かんたん二郎くん」の

『ハッピーサーフィン日記』を掲載するはずだったが、

編集部は、

上記したように片岡鯖男さんのあまりの人気に、

気を良くしたので、

大トリの宮鯖賢治さんを起用しました。

掲載後は、

「ランチはさ、高知市宗安寺にあるso-anに行くべきだよ。

750円の価値を知ることだろうね。公文潔さん最高だよ〜」(タヌーマン)

「難解です。焚き火しました!」(ツナくん)

「なぜか不思議と良い」(きんちゃん)

「宮鯖文体だ!」(タキビシヤス)

「ジョバンニとカンパネルラ話にどうつながるのかが楽しみです」(高間教授)

「銀鯖鉄道の夜の、文体がここにすでに成立していたのですね」(シギーG)

内容は、

私が読んでもいまだに難解で、

きっと2000年後も難解かつ真実だと思いました。

私流の読み解き方は、

表題になっている透明なサーファーに注目するといいです。

序文の後半部分に出てきます。

『この透明なサーファーを「導き」として、

正しい存在として崇めていく』

というサーフ新世界の始まりにも感じられたのです。

ドラグラ・プロダクションズのお披露ポストはこちらです。

【お知らせ】ドラグラ・プロダクションズ発足!!_(2601文字)

Happy Surfing!!