
これらは先月の画像数枚だが、
かなり夏景色である。

パーフェクトなリーフブレイク。
この波面が硬くなるのはなぜだろうか?
そんな論議を昨夜SS氏と、
ハスラーマシコさんとしていた。

夏が長く、
突然寒くなったので、
秋がやたらと短かったということも話題となる。

さて、
*3I/ATLASが発見されて数ヶ月が経つが、
これまでわかっていることを書いてみた。
ATLAS=Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System

これは、
時速21万kmで飛行するインターステラー(恒星間天体、Interstellar)だ。

これまで確認されたオウムアムア (1I/ʻOumuamua) と、
ボリソフ彗星 (2I/Borisov) に続き、
太陽系外からの飛来が確認された観測史上3例目の恒星間天体だ。

よって、
「3I」という接頭辞が付けられて、
観測者アトラスをつけて3I/ATLASと名付けられた。

3I/ATLASの直径は、
核の全長がおよそ5.6km、
幅320mだと観測されている。

これが11月下旬には望遠鏡などで視認できるとあり、
速度を変えたとか、
大量の水を出している等々、
今月5日には軌道が変わったとあった。

私たちが属するドラゴン・グライド・プロダクションズには、
公言されていないが宇宙部がある。

じつのところ法王が勝手に部長を務めるロマン派の集まりだが、
これまでのさまざまな観測結果から、
3I/ATLASは、
当初に出回った
「異星文明の探査機かもしれない」
という憶測を法王は否定している。

ちなみに法王は、
こんな機材を使って天体を撮影している。
これは、
テストで星雲等を撮りますと、
会館の裏山にこのように展開していたものだ。

□
【ギンサバ・サンデー・リターンズ】
ギンサバミチの夜考察その7
番外編:
なぜ恒星間彗星はこれほど稀なのか?

法王:
夜空に見えるほとんどの彗星は太陽系に属しています。
それらは*オールトの雲といった遠方で形成され、
数十億年もかけて太陽を周回しています。
*オールトの雲=Oort cloud、太陽系を取り囲む巨大な氷と塵による「泡」のこと。
――とすると太陽系は泡に包まれているので、
全てはその中に存在するということですね。

法王:
そうです。
それらは常に太陽の引力に束縛されています。
しかし恒星間彗星は全く異なる経緯をたどります。
別の恒星系で形成され、
惑星や恒星との強い重力相互作用を受け、
放り出されたものでしょう。

その後、
数百万年から数十億年の旅を経て、
偶然太陽系に入ってきたのがこの3I/ATLASです。
ですが、
その確率は非常に低いため、
これまでに確認された恒星間天体はわずか3つというほど珍しいです。

――すごいものなんですね。
法王:
うん、
そうです。
3I/ATLASのような恒星間を越えてやってくるものは、
科学的にも人類の未来にも非常に貴重です。
これは他の恒星系からやってきた『使者』であり、
異なる恒星系で形成され、
この銀河を数百万年から数十億年もかけて私たちの太陽系までやってきたのです。

――これまでわかっていることを教えてください。
法王:
異なる恒星系で、
惑星や彗星がどのように形成されるのかを研究する方によりますと、
3I/ATLASには水や二酸化炭素を含んでいることがわかりました。
これは太陽系の彗星と共通しており、
彗星や惑星の素材が銀河全体で似ている可能性を示しています。
――ありがとうございました。

□
【巻末リンク:銀鯖道の夜考察関係】
【サーフィン研究所】2.6m@11秒のタマサキ・モニース_『マジカル・カーブ・フィンの恩人』_ギンサバミチの夜考察その6_(1845文字)
【巻末リンク*2:ワールドシリーズ見どころ】
【サーフィン研究所渾身特大号】前線からの5m東うねり_グルービーフィンのこだわり_MLBワールドシリーズ見どころ_(2187文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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