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パイプラインでサーフする俺?_稲荷修行完了早川賛江_美食美コーヒー_(1278文字、短編です)

曇天、しかし夜明けのイナリーズ。

『長いバレルに夢馳せて』

海に包みこまれる気分というのを伝える最も簡単な手法。

“Photography”

というのは偉大な発明であります。

リリコイリーフ。

この島のアナザー良い波。

シンジラレナイほどのパーフェクション。

けれどブレイクするのは年に4?5回だけという限定スタイル。

じわりと人気沸騰寸前の早川さん。

偶然ですが「ぜひ」がお顔に映りこんでいます。

俺と彼とは、

アマチュアコンペティション時代にご一緒していました。

彼が20歳、俺が18歳からのサーフ仲間です。

早川さんは18歳からノースショア修行を始め、

俺はもう少し遅く、

23歳からハワイ波をスタートさせました。

これは俺が初めてパイプラインを滑ったときの写真。

下重さんシェイプのブルーワーボードで、

伊豆の土屋TAさんがシャッターを押してくださった。

まだロニー・バーンズが生きていて、

沖に彼や、トム・キャロル、

ホー兄弟、マーチン・ポッターたちの姿を見て、

興奮していた波乗りオタクのボクでした。

3時間待って、

この一本だけを乗ることができた。

今はもっと混んでいるというから、

人と波の比率から考えると、

乗れたことがミラクルなのであります。

今から思うと、

そんな混雑ブレイクに入っていたことが信じられないけど、

それはモーレツなる時代だったのですよ。

さー、ニール・ヤングを聴こうっと。

話が逸れたけど、早川さんのことをもう少し。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/9847

これは去年もここに書きましたが、

こうして波乗りを見ていてくださる。

友人に滑りを見てもらえるというのは、

一体感というのかな、

とてもうれしく、そして楽しいものであります。

俺もこうしてニコリン凝視しているから、

お互いの顔も自然にほころびますしね。

楽しい愉したのし。

イナリーズはいつもひとりだから、

こうして友人がいるのはとてもうれしいこと。

.

ノースショア歴29年の早川さんは、

「イナリーズでは日々、毎回修行なんですよ?」

と言うが、

なんのなんの島中でサーフして楽しまれていました。

もう日本に無事に着かれたようで、

“雪浮かべ ラーメン食べつつ 島想ひ”

と高尚な句を送って来てくださった。

“イナリーズ あなたが去れば 孤独波”

と返答句を返しておきました。

あ、季語はイナリーズ(冬)ですぅ。

カラヘオカフェのサンドイッチ。

これも大変においしいのですよ?。

帰りにカウアイローステリーに行き、

濃いめに淹れたモカマカダミア(Moca Mac)をいただいて、

なんだか至福のときを味わった。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/16166

これからカリフォルニアに向かいます。

ロングビーチで行われます

『インスピレーション』にパーシャル出展と、

シェイパーとのいろいろ、

そしてキャンバスやAVISO新作等々を試してきます。

それでは行ってきます!

みなさんもすばらしい週末をお過ごしください。

雪は止みましたか?