新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

見方を変えてのアロー・バーズ波_絶賛BDシリーズ_ボードを持たない旅_奄美の大きく、優しい友人たち_奄美新聞掲載!_メキシコ旅動画#1_(3301文字)

こんにちは、

台風接近ですね。

天気図を見ると、10号や熱低もあって、

今年は波の当たり年なのだとわかる。

さて、こちら奄美大島では、

「第48回奄美まつり」がはじまりました。

花火大会が8日(月)と変更になったようですね。

俺たちの台風九号、ムイファー波まつりも1日よりはじまっています。

強い南東うねり。

湾の中にまでこんな波が届き、改めて自然のすごさを感じている。

こんなにも長く、パーフェクトなレフト波。

写真は右端で切れているけど、斜面はずっとこのまま続いていく。

サーファーにとっての桃源郷。

この波を求め、探しても、世界中でここでしかない極上波。

それが羽田空港から2時間の距離(直行便)の奄美大島にあるとは、

日本人にとって、「灯台もと暗し」ということだろうか。

サーファー目線でこのアロー・バーズ波を撮ってみた。

バレルの中からはこんな風に見える。

俺の写真名の上にあるのがミドルセクション。

波はさらにさらに続いていく。

バレル内を高速滑走しながら、

こんな視界がずっとずっと続くことを想像して欲しい。

それはまるでジョン・レノンの楽曲『Imagine』のようだ。

バレルの奥深く入り込むと、このような視界となる。

ショルダー遠くにバタ足で海面が白く映っているのは、

写真家のCHARさんで、EOS 7D x 105mmでこのウツクシ波を切り取っていた。

デジタル時代なので、写真を反転してみた。

そう、このアロー・バーズがもしライトだったら?

こんなことになりました。

やや、これはまるでホワイトハウスだ!

さて、俺が乗っているBD3は5’0″という長さなので、

このボードを見たことのないサーファーには奇異に映るらしく、

「ナキさん、その板でこの波に乗れるんすか?」

「もっと大きい波でも大丈夫だよ?」

「本当ですか??」

という会話をあちこちでしてきた。

BDシリーズならではの、短身ボードだからこその滑走ライン。

取り回し、速度、デザイン、スタイル全てが気に入っている。

自分のBD3は、ノースハワイで休んでいるけど、

こうしてそこから遠く離れた奄美大島で、

こんなアロー・バーズ波をまるで自分のボードのように乗れるというのは、

AVISOならではのクローン性能(同一、かつ均一なコピー)ならではのエピソードだろう。

下のショットはNAKISURFの壁紙だが、

これは、BD3-bというボンザーシステム搭載の異端BDシリーズで、

さらに言うと、生まれて初めて乗った3本目のもの。

場所はコスタリカのカリブ海側。

波があって、誰も入っていないから試しにパドルアウトして得た波でした。

自分が安心できるボードデザインが一本あるだけで、

多様な波乗り表現が可能となる。

すごい時代です。

これは初日、二日目とシゲさんからお借りしたBD3 5’1″。

真夏日だったのと、奄美初日の顔に施したココサンシャイン祭り。

このBDだが、たった一インチ長いだけで、ものすごい浮力を感じた。

5’1″の浮力目安は、上級者なら体重78kg-88kg程度。

中級者でしたら68kg-83kg程度を選ぶ目安としてくださいね。

BDづくしの奄美。

今回も一緒に時間を過ごしてくれた勇生さん。

島のローカルであり、プロサーファーでもあります。

各地のローカル問題を持ち出しながら

「なぜ奄美はみんながビジターにやさしいの?」

と聞くと、

「そりゃ、みんなが楽しくできるのでしたら僕たちは誰が来ても大歓迎です。

僕たちも外に出るとビジターですから、そのときにもそういうことは感じますよ。

ノースハワイでもローカルの人たちによくしてもらいました。

結局、きちんと乗れるサーファーで、あいさつができて、笑顔で、

マナーを知っているサーファーならどんどん交流したいと思いますね?」

と、この青い海を見ながら話してくれた。

美しい環境に美しいこころが宿るのか、

それとも一流の波は、一流の人を育むのか。

スモールビーチのミカちゃん。

波乗りが大好きで、

さっき島の北にいたかと思ったら、すでに南端にまで来ていた。

俺たちの永遠の仲間です。

左側はハードコアサーファーのカズミくん。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/8287

「ひさしぶりの波乗りです?」

とうれしそうに波に乗っていたのが印象的だった。

右側は、

屋仁川でサーファー・レストランバー

『ponopono』を営むゆうじさん。

俺の写真も大好きでいてくれて、

写真集全てと、作品を店内に飾ってあるのがうれしい。

こちらは奄美王子、

いや奄美サーファー代表の緑義人さん。

どこまでも静かで、優しく、すてきなウオーターマンです。

2004年には、

奄美から横浜までをホクレア(海人)号で自力航海したことでも知られていますね。

奄美大島のサーフガイドならこの人。

でもやたらと無口なのですよ。

緑くんの弟優人さん、あんりちゃん、カラニくん、

そしてロコ。

優人さんは夜の仕事を終えて、

寝ずにサーフしていたことが印象的でした。

.

湾の裏に入れば、こんなに優しい波もあるんですよ。

だから奄美大島は、上級者から初心者までが楽しめるんですね。

入り組んだ海岸線バンザイ!

丸太に乗ってハングテン。

アイアンクロスというのかな。

また新しい波を見つけました。

分厚いボウルセクション。

サイズはきっと頭半程度だろうか。

ここは元ちとせさんの実家南側。

サーフトリップジャーナルの編集中野さんも、

斜面を味わいながら取材していた。

海に入る人なら、

恐ろしいピークですくんでしまったこと、波に乗れなかったわけ、

飛ばされてしまうこと、全ての理由がわかるだろう。

そうでないと、シンジツのサーフ雑誌の夜明けはやって来ない。

ミスタードーナッツもあるんですよ。

奄美だけに甘味どころ。

ただ、内地にもあるようなチェーン店ではなく、

個人経営のおいしいお店がいくつもあるのですよ。

今回俺がお薦めするのは、4月にオープンしたばかりの「こっこ家」さん。

緑くんのグリーンヒルさんから市内方向に向かい、

ビッグ2を越えた右側(龍郷町中勝)にあります。

色とりどりの看板なので、すぐにわかりますよ。

さらに市内に向かって進むと、

左側にある「島とうふ店」さんを絶賛しながらオススメいたします!

おいしいし、安い、そして豆腐料理。

さらにはヱビスビールがおいてあるんですよ。

珍しい48時間限定Tを着てくれているのは、

龍郷町の銀太(ぎんた)くん。

彼も奄美の次世代を担う中学生サーファーであります。

銀太くんの親友ダイチくん。

筋肉も付いてきました。

無口にも拍車がかかってきましたね。

みかちゃんが、

「ナキさん、新聞にデカデカと出てるがね」

と持ってきてくれました。

うわ、「なでしこ国民栄誉賞」と同じ日は誇らしゃー(誇らしい)!

こんな内容でした。

観光大使がんばります!

奄美までの航空券ですが、普通運賃だと信じられないほど高いので、

ツアー会社に連絡してみるといいでしょう。

「!」の値段でご来島できますよ。

その際には「グリーンヒル宿泊」というプランを探してみてくださいね。

http://www.art-tour.co.jp/amami/amami-tour

または、

http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kagoshima/rito/amamiooshima/hotel/HL017979-10038956.html

メインブレイクのグリーンヒルビーチまで徒歩5分。

そして朝夕には、鉄人おかあさんの絶品料理が食べられます!

緑くんのガイド、レンタル用品も充実しています。

奄美旅行の詳しくはまた書きます?。

「奄美は最高よ?」

話は変わって、NAKISURFからの新情報です。

今年の春に行ったメキシコ本土旅。

それは抱腹絶倒の日々でした。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/20159

その動画版がアップされております。

こちらは第一弾です。

どうぞお楽しみください!

http://youtu.be/WXYxwNh1nus

すばらしい週末をお迎えください!

ではまたんきゃ!

(またね)