こんにちは、
台風接近ですね。
天気図を見ると、10号や熱低もあって、
今年は波の当たり年なのだとわかる。
さて、こちら奄美大島では、
「第48回奄美まつり」がはじまりました。
花火大会が8日(月)と変更になったようですね。
俺たちの台風九号、ムイファー波まつりも1日よりはじまっています。
強い南東うねり。
湾の中にまでこんな波が届き、改めて自然のすごさを感じている。
こんなにも長く、パーフェクトなレフト波。
写真は右端で切れているけど、斜面はずっとこのまま続いていく。
サーファーにとっての桃源郷。
この波を求め、探しても、世界中でここでしかない極上波。
それが羽田空港から2時間の距離(直行便)の奄美大島にあるとは、
日本人にとって、「灯台もと暗し」ということだろうか。
サーファー目線でこのアロー・バーズ波を撮ってみた。
バレルの中からはこんな風に見える。
俺の写真名の上にあるのがミドルセクション。
波はさらにさらに続いていく。
バレル内を高速滑走しながら、
こんな視界がずっとずっと続くことを想像して欲しい。
それはまるでジョン・レノンの楽曲『Imagine』のようだ。
バレルの奥深く入り込むと、このような視界となる。
ショルダー遠くにバタ足で海面が白く映っているのは、
写真家のCHARさんで、EOS 7D x 105mmでこのウツクシ波を切り取っていた。
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デジタル時代なので、写真を反転してみた。
そう、このアロー・バーズがもしライトだったら?
こんなことになりました。
やや、これはまるでホワイトハウスだ!
さて、俺が乗っているBD3は5’0″という長さなので、
このボードを見たことのないサーファーには奇異に映るらしく、
「ナキさん、その板でこの波に乗れるんすか?」
「もっと大きい波でも大丈夫だよ?」
「本当ですか??」
という会話をあちこちでしてきた。
BDシリーズならではの、短身ボードだからこその滑走ライン。
取り回し、速度、デザイン、スタイル全てが気に入っている。
自分のBD3は、ノースハワイで休んでいるけど、
こうしてそこから遠く離れた奄美大島で、
こんなアロー・バーズ波をまるで自分のボードのように乗れるというのは、
AVISOならではのクローン性能(同一、かつ均一なコピー)ならではのエピソードだろう。
下のショットはNAKISURFの壁紙だが、
これは、BD3-bというボンザーシステム搭載の異端BDシリーズで、
さらに言うと、生まれて初めて乗った3本目のもの。
場所はコスタリカのカリブ海側。
波があって、誰も入っていないから試しにパドルアウトして得た波でした。
自分が安心できるボードデザインが一本あるだけで、
多様な波乗り表現が可能となる。
すごい時代です。
これは初日、二日目とシゲさんからお借りしたBD3 5’1″。
真夏日だったのと、奄美初日の顔に施したココサンシャイン祭り。
このBDだが、たった一インチ長いだけで、ものすごい浮力を感じた。
5’1″の浮力目安は、上級者なら体重78kg-88kg程度。
中級者でしたら68kg-83kg程度を選ぶ目安としてくださいね。
BDづくしの奄美。
今回も一緒に時間を過ごしてくれた勇生さん。
島のローカルであり、プロサーファーでもあります。
各地のローカル問題を持ち出しながら
「なぜ奄美はみんながビジターにやさしいの?」
と聞くと、
「そりゃ、みんなが楽しくできるのでしたら僕たちは誰が来ても大歓迎です。
僕たちも外に出るとビジターですから、そのときにもそういうことは感じますよ。
ノースハワイでもローカルの人たちによくしてもらいました。
結局、きちんと乗れるサーファーで、あいさつができて、笑顔で、
マナーを知っているサーファーならどんどん交流したいと思いますね?」
と、この青い海を見ながら話してくれた。
美しい環境に美しいこころが宿るのか、
それとも一流の波は、一流の人を育むのか。
スモールビーチのミカちゃん。
波乗りが大好きで、
さっき島の北にいたかと思ったら、すでに南端にまで来ていた。
俺たちの永遠の仲間です。
左側はハードコアサーファーのカズミくん。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/8287
「ひさしぶりの波乗りです?」
とうれしそうに波に乗っていたのが印象的だった。
右側は、
屋仁川でサーファー・レストランバー
『ponopono』を営むゆうじさん。
俺の写真も大好きでいてくれて、
写真集全てと、作品を店内に飾ってあるのがうれしい。
こちらは奄美王子、
いや奄美サーファー代表の緑義人さん。
どこまでも静かで、優しく、すてきなウオーターマンです。
2004年には、
奄美から横浜までをホクレア(海人)号で自力航海したことでも知られていますね。
奄美大島のサーフガイドならこの人。
でもやたらと無口なのですよ。
緑くんの弟優人さん、あんりちゃん、カラニくん、
そしてロコ。
優人さんは夜の仕事を終えて、
寝ずにサーフしていたことが印象的でした。
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湾の裏に入れば、こんなに優しい波もあるんですよ。
だから奄美大島は、上級者から初心者までが楽しめるんですね。
入り組んだ海岸線バンザイ!
丸太に乗ってハングテン。
アイアンクロスというのかな。
また新しい波を見つけました。
分厚いボウルセクション。
サイズはきっと頭半程度だろうか。
ここは元ちとせさんの実家南側。
サーフトリップジャーナルの編集中野さんも、
斜面を味わいながら取材していた。
海に入る人なら、
恐ろしいピークですくんでしまったこと、波に乗れなかったわけ、
飛ばされてしまうこと、全ての理由がわかるだろう。
そうでないと、シンジツのサーフ雑誌の夜明けはやって来ない。
ミスタードーナッツもあるんですよ。
奄美だけに甘味どころ。
ただ、内地にもあるようなチェーン店ではなく、
個人経営のおいしいお店がいくつもあるのですよ。
今回俺がお薦めするのは、4月にオープンしたばかりの「こっこ家」さん。
緑くんのグリーンヒルさんから市内方向に向かい、
ビッグ2を越えた右側(龍郷町中勝)にあります。
色とりどりの看板なので、すぐにわかりますよ。
さらに市内に向かって進むと、
左側にある「島とうふ店」さんを絶賛しながらオススメいたします!
おいしいし、安い、そして豆腐料理。
さらにはヱビスビールがおいてあるんですよ。
珍しい48時間限定Tを着てくれているのは、
龍郷町の銀太(ぎんた)くん。
彼も奄美の次世代を担う中学生サーファーであります。
銀太くんの親友ダイチくん。
筋肉も付いてきました。
無口にも拍車がかかってきましたね。
みかちゃんが、
「ナキさん、新聞にデカデカと出てるがね」
と持ってきてくれました。
うわ、「なでしこ国民栄誉賞」と同じ日は誇らしゃー(誇らしい)!
こんな内容でした。
観光大使がんばります!
奄美までの航空券ですが、普通運賃だと信じられないほど高いので、
ツアー会社に連絡してみるといいでしょう。
「!」の値段でご来島できますよ。
その際には「グリーンヒル宿泊」というプランを探してみてくださいね。
http://www.art-tour.co.jp/amami/amami-tour
または、
http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kagoshima/rito/amamiooshima/hotel/HL017979-10038956.html
メインブレイクのグリーンヒルビーチまで徒歩5分。
そして朝夕には、鉄人おかあさんの絶品料理が食べられます!
緑くんのガイド、レンタル用品も充実しています。
奄美旅行の詳しくはまた書きます?。
「奄美は最高よ?」
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話は変わって、NAKISURFからの新情報です。
今年の春に行ったメキシコ本土旅。
それは抱腹絶倒の日々でした。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/20159
その動画版がアップされております。
こちらは第一弾です。
どうぞお楽しみください!
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すばらしい週末をお迎えください!
ではまたんきゃ!
(またね)
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