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naki's blog

サンディエゴのスクリプス・ピア_エイだらけ!_シャベルノーズ・ギターフィッシュという恐竜魚を発見!_PBのサーフインディアン!_(3155文字)

独立記念日の花火。

盛大だが、

日本のとは違う花火大会。

アメリカ式は淡々としているというのが印象です。

昨夜は各地で花火がたくさん上がった日です。

明けて本日。

うねりは北西風波しかなくなってしまったけど、

朝のオフショアコンディションのときにサーフしてきました。

左がプレイング・マンティス5’4″で、

右がシェーンのスリングショット。

6’0″ x 18-5/8″ x 2-1/4″の黄金サイズ。

新しいもの好きなシェーンは、

COLEマンティス完成を熱望しているのだが、

まだそれはかなっていない。

彼のボードがあるということは、

そうです、シェーン・ガラースたちと、

独立記念日を記念して一緒にサーフしてきました。

彼の大好きな、

というより必需品のココサンシャイン。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/30261/30640/list.html

シェーンは超が付くほど健康派なので、

口に入れるもの、

肌に直接付けるものにはこだわりまくっている。

彼によると、日焼け止めの成分は、

ホルモンのバランスを崩すものが多いのだそう。

ココサンシャインはそういった成分が皆無ということで、

晴れてシェーン・ガラースの

「安全です、コレハ!」

認定、そして御用達となったという経緯がある。

マンゴーブラウンは、

女性のコンシーラーとしても大人気なんですよ。

さて、

本日のサーフ写真がなく、

先週のブラックスと同じボードだったので、

本日の代用イメージショットとして掲載してみました。

(先週の波サイズは、今日の3倍くらいありますね)

ご覧の通りのバックサイドなのだが、

波が切り立っていない場所で、

この角度で切り返せるのには驚いた。

実際には、

ちょっとむずかしい(緩い)場所にボードを持っていってしまい、

「しまった」

と思ったのだが、

途中から

「あ、いける」と感じて、

やはりそのようになったという経緯があります。

「速度に勝るものがない」

と断言できるほど自身の滑走速度、

そして表現能力が上がっている。

たかがボード、

されどボードですね。

それと、もうひとつ特筆すべきことがあって、

早朝は干潮でうねりが薄く、

ロングボードでないとテイクオフできないかも?

という波だったのだが、

実際にはバキバキと乗れて、

ワイド系のショートボードの底力を再確認したのであります。

さて、先日からここで、

「南カリフォルニアで異常発生しているエイに気をつけて」

とお伝えしているのだが、

今日はこの場所にエイが異常発生していた。

なぜわかるかと言いますと、

スクリプスからブラックスの水質がやたらと良く、

透明度もハワイ並に高く、

そのおかげで海底の起伏から、

魚の種類まで全て見えるほどの水族館状態だった。

この写真は俺が撮ったものではないのだが、

まさにこんな5、6尾が泳ぐ光景をパドリングしながら、

または乗りながら何度も見た。

画像はこちらからです。www.darrp.noaa.gov/

スティング・レイ、

日本ではアカエイとされる個体で、

長い尾に付いているトゲには毒腺があり、

刺されると激痛に襲われる。

シェーンも鹿児島で、

友人も先々週にラホヤで刺されたが、

それはひどい激痛だったそうで、

シェーンによると、

金槌で殴られたような痛みが長時間続き、

さらには数週間もジクジク痛み、痺れが続くという。

心臓にもショックが来るそうで、

アレルギー体質の人は、

アナフィラキシーショックにより死亡することもあるという。

トゲには釣り針のような「カエシ」があって、

刺さると抜きづらいという最悪なるトゲ。

刺されたらまず毒を絞り、

患部を可能な限りの高温に浸し、

神経毒の痛みを消すのが応急処置。

また、死んだ個体でも毒があるので、

毒針を切り取って槍先に用いたり、

割って毒素を取り出し、矢毒としても使われるという。

見た目は美しく、

優雅に泳いでいるのだが、毒尾が問題ですね。

ただこちらから攻撃しなければ刺してこないので、

「海底を歩かない」

もし歩かなくてならないときは、

「すり足でゆっくりと進む」

とすれば平気だそうです。

ならば、そこまで怖がらなくても良さそうですね。

沖で波待ちしていると、

海底にグレーの恐竜みたいなエイが悠々と泳いでいた!

横にいたシェーンに

「ウワ、すごい魚がいるよ!」

と報告すると、

「どんなのデスカ?」

「あのね、鰓がキザギザで、

イカみたいなシェイプで、サメみたく泳いでいた」

「サメ、じゃない?」

「うーん、エイみたいに上半身がヒラヒラしていたんだよな?。

そっちに泳いで行ったけど、見える?」

「イマセンネ、ソレナラ後で百科事典を調べてミマショ」

ということで早速調べてみると、

【シャベルノーズ・ギターフィッシュ】だった。

Shovelnose Guitarfish (Rhinobatus typos)

画像は下から見つけました。

http://www.darrp.noaa.gov/southwest/montrose/public.html

まさにこれでした。

ギターくんは、

なんと100億年前から姿を変えていない個体なのだそうで、

「恐竜みたい!」

というファーストインプレッション通りだったことにうれしくなった。

海とは不思議ですね。

シェーンたちとお別れして、

通称PB(ピィービー)、

パシフィックビーチの

『サーフインディアン』におじゃましてきました。

ミッションアベニュー沿いにあって、

ギャラリー(美術館)と、

ストアというすてきなコンセプトのカルチャーサーフショップです。

Surfindian

4652/4658 Mission Blvd.

Pacific Beach, CA 92109

Phone: 858-412-5334

E-mail: info@surfindian.com

入り口には、

カリフォルニアで大流行中のSeea(シーア)のディスプレイが飾られていた。

シーアは超人気のサーフウエアだけど、

商品数が限られているため、

取り扱える店は、シーア本社から選ばれた店だけなのです。

こうしてメインで商品を展開できるのは、

サーフインディアンが、

セレクト中のセレクトストアであることを意味している。

Seea(シーア)についてはこちらを↓

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/51444/51445/list.html

オーナーのクリス・ルール。

屋号にあるインディアンとは、

彼は清きインディアンの血統だということに他ならない。

ストアスタッフというか、

看板娘のマサちゃん。

なんと日本人のグレイトサーファーなんですよ。

以前サンオノフレでお会いしました。

ここにはNAKISURFと同じく、

Seea(シーア)とサーフインディアンのコラボラッシュガードがありました。

こちらはネイビー地にトライバル&ピンクという組み合わせ。

いいね!

宝石箱のような店内。

スティーブ・マックイーンのアパレルがあったり、

クリスのハーレーが置かれていたり、

やたらとステキです。

インディアンであることの誇りと感謝の数々。

俺もインディアンのカルチャーや考え方が大好きで、

だからクリスと話が合うのだろう。

現在は、

ギャラリー北面にスケートボード・デッキアートが展示され、

これらのオリジナルアートに釘付けとなった。

こんなすてきなTシャツがあったり、

ルーツなキャップ各種。

そんなすてきな時間を過ごしてきました。

北方面の渋滞する時間となりそうだったので、

あまりのんびりとできなかったが、

すばらしい時間を過ごせました。

クリスとサーフインディアンについては、

またここでお伝えしていきますね。

明日はサマースペシャルとしまして、

「テクニック編」ですので、どうぞお楽しみに!

それではすばらしい週末をお迎えください!!


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