ユナイテッド航空にオンラインチェックインすると、
「39ドル払えば、優先列での受付、ビジネス&ファースト席と同等の優先搭乗ができます」
さらには、「59ドルで、エコノミープラスという少し足位置が広い席へアップグレードできます」
そして「39ドルでレッドカーペットクラブ一日券を発行します(ラウンジが使えるという)」
とずんずん付属オプションが登場した。
全てに「NO」とクリックし、進んでいってようやくチェックイン。
最後に「バッグ1個15ドル、2個目は25ドル」と40ドル徴収され、
ようやくボーディングパスを手にして、柳瀬の運転でロスアンジェルス空港に向かう。
いつものように搭乗3時間前に空港に着いた。
「チェックインは済んでいます。バッグを預けるのはどこのカウンターでしょうか?」
と丁寧にアジア系係員に聞くと、彼は仏頂面を変えずに「そこに並べ」
と軽く100人は並んでいるところを指さした。
オンラインチェックイン済みなのでこれは変だと、
セカンドオピニオンを求めて妙齢の女性に同じように聞くと、
「あなたはとてもお利口さんね、あの5番の窓口に行きなさい」
と無人のカウンターまで案内してくれた、
まるで天使のようである。
ここでバッグを預け、次に搭乗ゲートに向かう。
「2階に上がれ」と愛想のないユナイテッド係員の指示通り向かうと、
そこには200mにも及ぶ行列があった。
行列が苦手な俺は、この7番ゲートには他にもセキュリティゲートが3つあることを知っているので、そちらに向かおうとすると、係員がそれを阻止する。
「ちょっと急用があって」と機転を利かしてそこを離れ、次点のセキュリティゲートに行くと、そこにはたった10人程度の列だった。
「良かった良かった」
と保安審査を済ませ、
空港バーまで来ました。
ここでエルサルバドルでなつかしのマルガリータを飲んでいますが、
あの時の味はここにはなく、さらにはテキーラが入っていないかも!?
というほどに全く酔わず、ただ柑橘系の香りと甘ったるいジュースです。
されど文句を言わず、これらの苦行は「陰と陽」説の陰陽転化となるなあ、
とこれからのフライトに向けてなんとか安心しようとしている。
フライト案内を見ると、前回遅れたのとは違い、今日はON TIME(定刻)とあった。
ロスアンジェルスはよく晴れています。
これからノースハワイ帰宅となるわけだが、
今回のエルサルバドルの旅で書ききれなかったことをいつか書いてみます。
今となっては果てしなく、遠き、蜃気楼のようなあの国の岬波にまたいつか乗りに戻りたい。
と、ほんのりしちゃいました。
□
この旅は最初から嫌な感覚を持っていて、「それは空を飛ぶことが怖い」ということ。
とにかくこのフライトを乗り切って、その悪い予感を消し去りたい。
酔わぬ頭でこれを書いているが、そろそろ搭乗時刻なので出発してきます。
さよならカリフォルニア、今回もみんなにお世話になりました。
ありがとうございました。
みなさんお元気で、
良い週末をお過ごしください!
2009年4月12日
船木三秀
無事にノースハワイには到着されましたか?
鳥好き(?)のフナキさんの事ですから無事に着陸されてるとは思いますが。。。
明日も、ぜひ!!
Fgさん、
おかげさまで無事に到着しました。
ご心配をおかけしました。
明日からもまたよろしくお願いします。