こんにちは、
9月に入ってもまだまだ夏景色ですね。
こちらはごらんのように南南西うねりがまだ続いている。
遠く、南半球からの波なので、
うねりとうねりの間隔が長く、
強く、そして長い時間届くのが特徴です。
学校も夏休みが終わったようで、
王子邸前はばっちりと空いて、
いつものほぼ無人状態に戻った。
沖に向かって左からやってくるうねりなので、
こうしてレフトばっかりで、
バックサイド専門職のように波壁を背中を感じて滑走していた。
COLEプレイングマンティス、
こういう硬い波でサーフしての感想は、
速く、軽く、伸びがあり、
そして生きものみたいに走っていく。
サーフボードデザインとは不思議なものですね。
さとるさんはAVISOミニノーズライダー5’12″でサーフしていた。
「このボードサイズですと、テイクオフがしやすいです。
もう1本の方(6’12″)は、
波が掘れすぎると、ノーズが引っかかる気がします」
と2本を上手に使い分けていた。
こちらはCJくんのルースキャノン。
いい波に乗っていましたね。
ドッキー師匠はインスタグラム中毒らしく、
やたらと更新している。
そして、
フライングタートルV12の質問を多くいただいております。
基本はミニシモンズTHANGと同じです。
ただ、センター部分をぽっかりと抜き、
そしてクアッドとしているので、
ターンは軽く、速く、
レトロなんだけど新しく、おもしろい。
そしてカンタン。
想像主のドッキー師匠をして、
「オモシロさは、速さデス」
と定義された現代の奇天烈ボードをここに紹介します。
NAKISURFでは、
このFLYING TURTLE V12の詳細ページを鋭意掲載しました。
https://www.nakisurf.com/brand/doc/detail-flying-turtle.html
複雑なボトム形状表もこの通り表現してあります。
さてさて、
AVISOボードのアップデート。
プレイングマンティス5’4″と5’8″の型作りに追われているAVISO社ですが、
まずは5’4″サイズのモールドテストが先週されました。
ゴールドレーベル型の新構造は、
内部が複雑なのだそうで、
さらにテイル部にカーボンファイバー層を加えられるように詳細作業が続いています。
予定よりも少し遅れていますが、ここに情報共有をしておきます。
材質のすばらしさと比例して、
加工、成形の難しさが挙げられるカーボンファイバー。
だからこそ他社の追従を許さないのだろう。
以前に大手車メーカーの技術一筋の人がAVISOボードを見て、
「これはすごい!普通は作れないよこれは!!」
と感嘆していたのもうなずける。
中空でサーフボードを製作するには、
高温で加圧しないといけないのだそうで、
その加圧機はもちろん、
全ての機材がAVISO社にはあります。
元々は航空部品製造業ですものね。
フェラーリ史上最速とされている
『F12ベルリネッタ』にも
カーボンファイバーがふんだんに使用されていた。
それにしてもこのステアリングの美しさが際立つ。
比類なき造形美でしょう。
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話は変わって、
ブラ師匠ことブライアン・ベントは、
自作スピードレーサー1931年式の調整に余念がない。
エンジンとトランスミッション、
そしてサスペンションをバラバラに見つけてきて、
シャーシに載せて溶接したという彼の初めての自作ホットロッドがこれ。
すごい世界です。
ロスアンジェルスに住む聖さんの新しいルースキャノン5’10″が完成しました。
幅を20インチ近くとし、小波にも対応させた。
サンオノフレでは、
女の子のスーパーセッションがありました。
先日の『ルール&マナー』ブログで、
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/22995
「ピーク優先というのもわかるが、
順番ということも気にしてあげてくださいね」
と書いたが、
「女の子、子ども優先」というのも加えたい。
NATIONのトーションボードのその後が気になっています。
ライアンに聞きに行ってきます。
コールは今日も真剣にシェイプ中。
自分のライフワークが仕事になっている典型だと思う。
これは前出にさとるさんと話した内容。
「よく、趣味と仕事は別にしなさい、
と言われましたが、自分の仕事は趣味の延長みたいなので、
仕事とは思えず没頭できるので楽しいです」さとる
「そうですよね。俺もずっとサーフ一筋で、
それが仕事になっているので、
休日出勤とか残業とか気にならないな」ふなき
「何よりも自分の好きなことなので、
この分野ではかなり詳しいです」さとる
「なるほど、俺も詳しいです」
趣味と仕事といったら
全てを引っくるめてライフスタイルとしている木村さんが、
モーターサイクル・キャノンボール参戦のためにニューヨークに向かっています。
現在オハイオ州、クリーブランドに到着されたようで、
もうすぐ会場のニューヨークですね。
追記:今見ましたら隣のペンシルバニア州まで進まれていました。
http://shinyakimura.blogspot.com/
東海岸のニューヨークから、
西海岸のサンフランシスコまでを
1930年以前のモーターサイクル、
そして選ばれた招待ライダーだけが出場できるアメリカ大陸横断イベントです。
走行距離3956マイル、6530kmに渡る総距離を
レトロなバイクたちが二週間かけて横断していく。
途中でどんなトラブルが待ち受けているかわかりません。
メカニック力が試されるイベントですね。
木村さんならやってのけるでしょう!
伝説のライダーたち。
伝説のエントリー番号80は、木村さんの永久欠番。
1915年のモーターサイクル。
97年前の奇跡です。
少し前の木村さんブログで、
NAKISURFアパレルを着用されている木村さんのお姿を見かけたので、
ここに共有しておきますね。
とても誇らしく、うれしいです。
ありがとうございました。
多くのお客さまから、
この黒地にサンセットカラーのSURF-Tのお問い合わせをいただいております。
来週に少量刷りますので、
そうしましたらここに報告いたしますね。
よろしくお願いします。
http://shinyakimura.blogspot.com/2012/08/the-last-stretch.html
この色から雪を想像してしまうが、
塩の湖という場所で土ならぬ塩だという。
すげえ。
「波に乗る感じでバイクに乗る今日このごろ」
という名言を木村さんからいただきました。
チャボチームのみなさん、
どうぞご武運をお祈りします!
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