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冬のはじまり日_俺はいつ死んでも悔いが残る_(768文字)

こんにちは、

朝夕のウエットスーツが冷たい季節がやってきてしまいました。

でも、そのおかげで海は空き始めましたね。

今朝は夜明け前から快晴で、

放射冷却でかなり冷え込んだサンクレメンテ。

9時にはオンショアが吹いてきて、

いつもの気温に戻ったけど、

やはりもう夏の朝とは違う。

これはサンディエゴのPB岬手前のビーチ&リーフブレイク。

千葉の部原みたいなんだけど、

波質は柔らかく、そしてトリッキー。

こういう波でサーフしていると、

直感的にターンすることが多く、

それは予測で動いたりするので、

ちょっとした謎解きみたいでおもしろい。

上手く解けると岸まで行けて、

そうでないと途中で終わってしまう波。

フィン。

RATIOとPROSの違いについて質問されましたが、

たしか同じ会社がそれぞれの名前を分け合ったと聞いたので、

フィンの性能、そして内容は同一だと思います。

暑い日のふりをしているけど、

実際は風が冷たい。

「夏を求めて夏のふり」

こんなキャッチを得た。

サンクレメンテ・ピア。

最近この横でサーフしていないな。

夏も過ぎたからそろそろ季節ですね。

グラッシング工場。

色が混ざり合う不思議。

レジンの香りと魔力。

ハミングバードのすばやさに学ぶ午後。

もし自分が子どもだったら、

こうしてサーフしたらどんな気持ちとなるのだろうか?

陽が沈み、また昇ってくる。

この短い人生、

あと何回の夕陽を見られるのだろうか?

もうそんなことを考える歳になってきたのか。

それとも?

作家の夢枕獏さんが

「人はいつ死んでも悔いが残るものだ」

とどこかに書いていたが、その通りな気がする。

人は何か達成すると、

また次のプロジェクトに取りかかるものだから。

[(=project)は、何らかの目標を達成するための計画]

俺の今のプロジェクトは何なのだろうか?

悩み多きこの歳でもある。