こんにちは、
いかがお過ごしですか?
祭日をはさんだせいか、
突然週末がやってきたような気がします。
こちらはですね、
サーファーならお祭り騒ぎしてもいいほどの日でした。
その理由は、
南半球からやってきた南西、南南西うねりに加え、
北西うねりは日本の寒の戻り寒波から、
そして沖で西北西風が強く吹いたらしく、
四種波の盛り合わせがサンクレメンテに届いているからです。
この近辺ですと、
サイズがあるときはトレッスルズが良いとされているが、
じつはサンオノフレが同等に良いということを最近知った。
こんな日のトレッスルズは、
春休み+日曜日の原宿竹下通り並に混んでいるし、
サンオノフレ内でもオールドマンズやチャーチは混雑しているが、
岬からレフトに崩れるブレイクはあまり知られていない。
というか、
ロングだと掘れすぎてエキスパート以外は手を付けづらいようで、
やたらと空いていて、
そしてパーフェクトという理想の長距離波なんです。
上の写真だと、
沖から右に崩れていくレフト波。
どこまで乗っていけるのでしょうか。
それはすばらしい波でした。
朝1ラウンド、
そして午後からもう一回と、
週末らしくたっぷりとサーフしてきました。
長い斜面なので、
波の高低差の変化で速度を上げて、
さらに上げて、もっと上げて、
そのままトップから前足荷重でドロップすると、
宙に浮いているような感覚に恍惚となる。
さらにその重力エネルギーを利用して再び加速し、
高速ターンをする遠心力で、
ボードのデッキがたわむほどだった。
さらには空気抵抗を感じ、
高速でレイルが波面を伝うときに発する高音というのをひさしぶりに聞いた。
例えるとしたら、
急な下り坂で自転車をあえて全力で漕ぎ、
そのままカーブに突っ込む感覚でしょうか。
そのスリルは、
まるで夢の中で高いところから落下するかのようで、
「ひゃあー」と声が出るほどです。
でも相手は波なので、
転んでも吹き飛んでも笑って終わりというのが、
波乗りの奇跡であります。
ミスがミスとならないのことが不思議で、
それが楽しさを倍増させているのでしょうね。
速度がありすぎるので、
フィニッシュはこうしてレイルを持ち、
ホワイトウオーターにダックインしていた。
これも滝に向かって潜るようなスリル。
サーフィングをやっていると、
こうしてどこまでも愉快爽快な日が必ずあります。
明日はどんな波なのでしょうか?
みなさんにもすばらしい波がやってきますように!
いつかこの話題で語らいたいです。
週末の今日もお越しくださってありがとうございました。
また明日!
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